「ジョーダンファンにとっては最高の一足です」スニダン・タフケンが語る、AJ1 High OG "Black Toe Reimagined"(つま黒)の魅力とは?について
2025年2月15日、遂に一般発売を迎える「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Black Toe Reimagined"」。通称"つま黒"として、ジョーダンファンから親しまれている名カラーが、今回はリイマジンド仕様としてAJ1のプロモーション写真で使用されたデザインを再現して復刻する。11月に一部スニーカーショップで先行され、話題になったのも記憶に新しいだろう。
そこで今回は本作のリリースを記念し、今年1月に公開したスニダン原宿店長(※現在はスニダンフラッグシップストア店長)であるタフケンのインタビュー記事の中から、「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Black Toe Reimagined"」の部分を再編集して掲載する。スニダンのストアスタッフの中でも、並々ならぬエアジョーダンシリーズへの知識と愛情を持つタフケンが語る、"つま黒"の魅力をぜひ発売前にチェックしてみてほしい。
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ウイングロゴ誕生前夜のディテールが胸熱。過去作を持っていても欲しくなるAJ1
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2016年にリリースされたツマ黒(左)と、2024年にリリースされたツマ黒(右)では微妙に仕様が異なるという
ー今回は2024年にリリースされた中から、タフさんがベストだと思う5足を伺っていきます。早速ですが、一足目はどんなモデルになりますか?
まず挙げたいのは、11月に先行リリースされた"つま黒"のAJ1のリイマジンドですね。ご存知のとおり、僕は「ナイキ」の中でもジョーダンシリーズが特に大好きなんですが、外せないのはやはり当時のオリジナルカラー。AJ1で言えば、ブレッドやシカゴが有名かと思いますが、この"つま黒"と呼ばれるカラーも見逃せません。僕自身、2016年モデルはすでに持っていたのですが、手に入れないわけにはいきませんでした。
ー同カラーの"つま黒"を持っていても欲しくなる一足だったんですね。
そうなんです。これが8年ぶりに復刻をしますと。その情報が出た時点で、僕はもうテンションが上がっていました(笑)。リイマジンド仕様なので毎回ディテールが変わる中、今回はどういう仕様になるのかとワクワクしていたらプロトタイプ仕様でしたね。いわゆるプロモーションサンプル。当時のナイキのプロモーションで使用されていたデザインというのが、最も胸熱なポイントです。
ープロトタイプならではのディテールはどういう点になるのでしょうか?
一番分かりやすい違いとしては、通常のAJ1だとウイングロゴを型押ししている部分が今回はテキストなんです。これは市販化される前のサンプル品のディテールですね。ジョーダンのウイングロゴが開発されて商品化される前は実はこのデザインだったと。また、当時市販されたものはシュータンが白なんですけど、今回はシュータンがブラックに変更されているのもポイントです。
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(上)2016年にリリースされたツマ黒はウイングロゴの型押しを採用
(下) 2024(2025)年にリリースされたツマ黒はウイングロゴではなく"AIR JORDAN"という文字になっている
ーウイングロゴに比べると見慣れないディテールですが、このテキストの仕様にもAJ1ならではの背景があるんですね。
過去にもこのテキスト仕様で復刻されたモデルは存在するのですが、ウイングロゴじゃないという時点でそこまでの人気はなかったようです。でも僕にとっては、ナイキ関係者、あるいはジョーダン本人しか持っていないプロモーションサンプルが再び世に出たという事実にグッとくるんです。そんなモデルが手に取れるのはジョーダンファンにとっては最高じゃないですか。野球で言えば、大谷翔平選手が使っているプロ仕様のグローブやバットが手にできるみたいなイメージですかね(笑)。
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画像では判別しにくいが、内側の履き口付近に同色でプリントされているのは"My Very Best, Michael Jordan"のフレーズ。ジョーダン本人が友人などに贈る際に書いていたサインを再現したディテールだ
ーウイングロゴでリリースしてほしかったという声もありましたが、その捉え方をすれば今回のモデルも魅力的に見えてきます。
あとは本体だけでなく、ボックスにも注目してほしいです。ジョーダンの当時のプロモーション写真は有名だと思うのですが、それがボックス全面にプリントされている。こんなデザイン、今までありませんでした。
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ージョーダンファンにはとにかくたまらないポイントが満載ということですね。
発売日、僕は仕事があったので昼の休憩時間を利用して並びに行きましたが、1時間をオーバーしそうだったので泣く泣く諦めたんです。そうしたら、午後に来店したお客さんから「タフさん、まだ在庫あるみたいだよ」と教えてもらって、夕方過ぎぐらいに無事買えました。プロモーションサンプルという背景にも惹かれるし、店のお客さんに教えてもらえたおかげで買えたという部分も手伝って、 個人的には2024年のナンバーワンの一足ですね。
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まとめ
ジョーダンファンにとっては格別の一足となる"Black Toe Reimagined"。先週末の"Bred"と同じく、今週も大いにスニーカーシーンは盛り上がりそうだ。まだ抽選受付中のショップもあるので、記事を読んで気になった方はぜひ参加してみては。
スニダンで「Air Jordan 1 つま黒」を探す![](https://cdn.snkrdunk.com/uploads/media/20250208040826-0.jpeg)
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