【ポケカ】再シュリンク詐欺が急増中!見分け方と騙されない方法について
昨今、再び注目が集まっている『ポケモンカードゲーム』(ポケカ)。それに伴って、ポケカ全体の相場も高騰してきている。
レアなシングルカードの高額化に相まってボックスの取り引きも増加しているが、その裏には「再シュリンク」の被害がある。
そこで、再シュリンク被害の事例や再シュリンク品の見分け方について紹介。詐欺に遭わないために、ぜひこの記事を参考にしてほしい。
目次
ポケカはなぜ高い?人気急増の背景
2022~2023年に到来したポケカバブル。「がんばリーリエ」が1,000万円以上で取引されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで市場相場が高まっていったポケカだが、2024年に入るとカード自体の増刷や再販の機会が増え、相場が落ち着きつつあった。
しかし、2024年10月18日に発売された「超電ブレイカー」収録の「ピカチュウex SAR」が高騰したことを皮切りに、12月6日発売の「テラスタルフェスex」に収録されたブイズのレアカードは軒並み高騰し、ポケカバブルが再来した。
現在は、1月24日(金)発売の「バトルパートナーズ」に注目が集まっており、「リーリエ」や「ナンジャモ」など人気キャラのポケモンがメインとなっていることから、非常に高い人気となることが予想される。
トレカのボックスに付いている「シュリンク」とは?
「シュリンク」とは、トレーディングカードにおけるボックスのパッケージにかかっている透明なフィルムのことを指す。
シュリンクは通常、熱を加えて密封されており、ボックスを傷や汚れから守るだけでなく、製品が未開封であることを証明する役割を果たしている。
そのため、シュリンクが付いているボックスは価値が高まる傾向にあり、シュリンク無しのものに比べて高値で取引されることから、"シュリンク付き"を謳った再シュリンク被害が拡大している。
「再シュリンク」とは
「シュリンク」に対して、「再シュリンク」とは、すでに開封されたトレカボックスに後から再度シュリンク(フィルム)をかけることを指す。
本当は開封済みのボックスであるにも関わらず、巧妙な手口を用いて未開封ボックスとして見せるために行われる詐欺行為だ。
再シュリンクの危険性と対策
再シュリンクを掴んでしまった場合、いくつかの危険性がある。代表的なものは以下の通り。
- 違う商品にすり替えられている
- サーチ済みのため、当たりカードが抜かれている
- 出品者に問い合わせたが、自分で入れ替えた可能性を0にする証拠の提出が難しく泣き寝入り
数年前から、シュリンク付きボックスと騙った再シュリンクボックスの取引をしてしまう被害が相次いでおり、再シュリンクを掴まされない対策が大切だ。
再シュリンクボックスは一度開封してサーチされるため、当たりカードがなかったり、そもそも中身が違う商品にすり替えられていたりする。
フリマアプリなどの二次流通で購入する場合、購入者は中身が確認できないため再シュリンクの被害に遭いやすい。
しかし再シュリンクは、被害の証明が難しい詐欺行為だ。解決にも時間がかかってしまうため泣き寝入りとなることが多い。
公認店舗やスニダンのような鑑定付きのフリマアプリなど、安心できる窓口以外での購入はリスクが伴い、誰もが被害に遭う可能性がある。
被害に遭わない対策方法としては、スニダンのような鑑定を行っているサービスで、第三者を通した取引が大切だ。
▶︎【注意喚起】トレカトラブル最前線レポート:偽造品を掴ませる誤認手口とは?
再シュリンクの事例
どのような手口で被害に遭ったのか。SNS上で実際に投稿された、再シュリンクの被害事例の一部をご紹介しよう。再シュリンク被害に遭わないための対策として、役立ててほしい。
ボックスの中身が違う
ボックスを開封した段階で、明らかに違うものが入っていた一例。大抵の場合、正規品と同じぐらいの重さにされているため、ボックスを開けるまで気づきにくい。
全てのボックスにジュースとキャンディが詰められていた事例。フリマサイトで出品者の評価が星5だったとしても再シュリンクの危険性がある。
メルカリで購入した
— おかんたにすた (@K54479245) December 24, 2024
テラスタルフェスのカートンで
約14万円の詐欺にあいました。
カートン購入して、
海外の知人に送りました
彼が開封したところ、
全てのボックスの中に
リンゴジュースとキャンディが
詰められてました。
4枚目の写真が、
販売者の商品画像。
マジで、メルカリやばいです pic.twitter.com/ucTqdDHyR2
返信遅くなり申し訳ないです
— おかんたにすた (@K54479245) January 12, 2025
悔しいですけど、星5で評価45件
販売での評価がほとんどだったので
油断してました
画像は正規品ボックスなのに、実際の商品は当たりカードを抜いたボックスの事例。
【詐欺注意】
— ポケゲトちゃんねる@ポケモンカードまとめ (@PokeGetInfoMain) January 14, 2023
最近プレシャスコレクターボックスの詐欺出品が増えています
画像は新品未開封と見せかけ、説明文に「プロモ無し」と記載する出品が増えています
実際に同一人物が何件も出品していますが、購入者は気づかずに評価してしまっているのが現状です#ポケカ #ポケモンカード pic.twitter.com/NYTgbeFyOq
フリマアプリで購入したボックスの中身が「塩」にすり替えられていた事例。
正規品「ゴールデンボックス」の重量を計算して、同等の重さになるように仕組まれている。
このボックスを販売したユーザーも二次流通で入手しており、未開封だったため再シュリンクと気づかずに出品したようだ。ふざけんなよwwwwwwwwwwwwww pic.twitter.com/3LdE1BWrtM
— しんらもも@dev (@shiramomo224) June 5, 2023
ポケカ「VMAXクライマックス」の中身が「遊戯王OCG」のカードにすり替えられていた再シュリンク事例。
当たりカードがない
ポケカ公式YouTubeの「トリプレットビート」開封動画では、SRが1枚、ARが3枚、RRが4枚排出されている。
過去の傾向から1BOXにSARかSR、URのどれか1枚の封入が予想される。
しかし、このボックスにはノーマルカードしか入っておらず、全て開封してから再シュリンクとわかる悲惨な事例だ。
ヤフオクで一箱購入(バラ買いしたものをBOXに詰めたっぽい24p)
— めぇめぇ🌟 (@meme_cranegame) May 14, 2024
まさかのRすら入ってなかった😫💦
これは完全サーチ済み…。#ポケカ #ポケモンカード #トレカ pic.twitter.com/f94w1W61vL
再シュリンクの違いと見分け方
シュリンク付きボックスに比べて再シュリンクボックスは、主に下記のポイントで違いが見られる。
- シュリンクの素材や質感
- シュリンクのつなぎ目
- ボックスの隙間から開けた形跡があるか
これらのポイントを元に、実際に手に取って正規品と比較できるなら判別できるかもしれない。だが、フリマアプリで出品された商品の画像だけでは、再シュリンクか否かを判断するのは非常に難しい。
"シュリンク付き"の言葉に騙されないで!! 再シュリンクの防止対策
シュリンク付きと出品されていても、再シュリンクの可能性がある。そこで、被害を未然に防ぐためにはどこで購入するか?が大切だ。
「スニダン」では経験豊富な鑑定士が最新技術を駆使し、全商品の真贋を徹底的に判定。
また、運営を介した取引で商品のすり替えや説明と異なる商品の配送を防止する仕組みも整備されている。
一方、出品する側も「スニダン」を使用するメリットがある。
出品時も、「シュリンク付き」という文章だけでは信用されずなかなか購入につながらない。たとえ取引されたとしても、目的のカードが出なかった場合、購入者から再シュリンクを疑われて返金を求められる可能性があるだろう。
そのため、出品・購入どちらも「スニダン」での取引がおすすめだ。
実際にSNSでは、フリマアプリによる返品詐欺の被害投稿が多く見受けられる。
これは、送ったカードに対してケチをつけられて返品対応した結果、高額カードのみ抜かれて中身がすり替えられていた事例。
今年の7月20日にメルカリで返品詐欺にあいました。
— ぐんそう🔥🦎 (@gunso05) November 14, 2024
総額20万相当のポケカを145000円で出品して、オマケでカード入れてたんですがそのオマケのカードに対してケチをつけてきて対応したら返ってきたのは安めのカードと入れたはずのないノーマルカードの束。#メルカリ #メルカリ詐欺 #メルカリ返品詐欺 pic.twitter.com/jsto2B6W8C
「スニダン」であれば、返品詐欺への対策も安心だ。決済完了前に鑑定士によるチェックが行われ、偽物だった場合に中止される。また、運営事務局を通して取引することで、商品説明と異なる商品が届くことや、商品のすり替えなどのトラブルを回避しているため、このような返品詐欺もない。
返品詐欺を発生させないプロセスは、下記で詳細に解説しているので、参考にしてほしい。
スニダンの再シュリンクを見破る鑑定!
ここからは、取引の過程で商品を確認する際、実際にスニダンで実施している再シュリンク鑑定の一部を紹介する。
手で触って質感を確認
素材の質感を実際に素手で触って確かめている。ただし、一般の方では手で触れても全くわからないレベルのもある。数万件以上の鑑定実績を誇る一流の鑑定士だからこその技だ。
マイクロスコープを使って細部まで確認
シュリンクの空気穴の形状や個数を、細部まで見ることができるマイクロスコープを使って確認している。
精密分析でシュリンクの素材を確認
精密分析ができる機械で、シュリンクの材質を確認。画像のように波形を比べることで素材に違いがあるかを確認している。
"X線"鑑定機器で透過して中身を確認
"X線"鑑定機器を使うことで、ボックスを開封せずに中身を透過して確認。
このようにスニダンは、再シュリンクによる「中身のすり替え」を徹底的に見抜いている。
再シュリンクの取引を防止!安心安全な取引はスニダンで!
スニダンでは再シュリンクのボックスの流通を防ぐべく、一流の鑑定士の技術と最先端のテクノロジーを用いて徹底的に鑑定している。
また、常に鑑定したデータを集約した鑑定資料をアップデートすることで、さまざまな手口に対応できる体制を築いてきた。
取引が活発になっている今だからこそ、詐欺に遭う可能性も高い。安心安全な取引のためにも、出品・購入ともに、ぜひスニダンを利用してほしい。
最新の再シュリンク事情とスニダン鑑定方法
1/24のポケモンカード新弾発売を目前に盛り上がりを見せるトレカ界隈🔥だけど、フリマアプリで買う時に気になるのがボックスの「再シュリンク」問題🤔 そこで!スニダン鑑定士に再シュリンクの最新事情とスニダンの鑑定方法を聞いてみました!🎤👂 pic.twitter.com/m5TgJaaly3
— スニーカー&トレカ買うならスニダン【スニーカーダンク】 (@snkrdunk_jp) January 22, 2025
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権利表記
©Pokémon. ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。