【ワンピースカード】「手配書ティーチ」の真贋鑑定ポイントとは？

【ワンピースカード】「手配書ティーチ」の真贋鑑定ポイントとは？について

「マーシャル・D・ティーチ【OP09-093】」(手配書ティーチ)は、「ワンピースカードゲーム」(ワンピカード)2周年記念のブースターパック「新たなる皇帝」に収録されたレアカード。

特別なデザインと低い封入率が相まって1万円付近で取引がされており、その人気から精巧なFAKE品が市場に出回り始めた。

そこで今回は、スニダンが確認している真贋鑑定ポイントの一部を紹介。

今回の鑑定ポイントは一部のFAKEで判明しているもので、すべてのFAKEに該当するわけではないためひとつのケースとして紹介していく。

▼「手配書ティーチ」とは？
▼ 鑑定ポイント：「表面左上コスト部分」
▼ 鑑定ポイント：「表面右上属性部分」
▼ 鑑定ポイント：「表面上部イラスト部分」
▼ 鑑定ポイント：「表面下部効果部分」
▼ 鑑定ポイント：「表面下部テキスト部分」
▼ 鑑定ポイント：「表面右下レアリティ表記部分」
▼ 真贋鑑定ポイントを動画でチェック
▼ おわりに

「手配書ティーチ」とは？

出品/購入する

「マーシャル・D・ティーチ」は『ワンピース』に登場する海賊で、大海賊「黒ひげ海賊団」の提督かつ、"四皇"の一人である。

「ワンピカード」の2周年記念パック「新たなる皇帝」に、『ワンピース』の作中に登場する"海軍発行公式手配書"を模した特別な仕様(手配書SPカード)で収録され、人気となっている。

鑑定ポイント：「表面左上コスト部分」

まずは、カードのコスト部分のインクの色や印刷パターンなどの違いを紹介する。

REALは、"10"の文字の輪郭部分に「赤」「青」「黄」のインクが確認でき、印刷の質は高く文字の輪郭が鮮明。

円の中の印刷パターンは「格子状」になっており、黒い円の部分に"擬似エンボス加工"がされているためイラストとの境目がハッキリしている。

FAKEは、"10"の文字の輪郭部分に銀色に光る「ホロシート」が貼られているだけで、印刷の質は悪く文字の輪郭が不鮮明。

また、"擬似エンボス加工"がなくカード全体の印刷パターンが「斜線状」になっているため、イラスト部分の印刷パターンと被り境目がハッキリしていない。

鑑定ポイント：「表面右上属性部分」

カードの属性部分にも、コスト部分のようなインクの色や印刷パターンの違いが見られた。

REALは、"特"の文字の輪郭部分に「赤」のインクが確認でき、印刷の質は高く文字の輪郭が鮮明である。

また、黒い円の部分に"擬似エンボス加工"がされておりイラストとの境目がハッキリしている。

FAKEは、"特"の文字の輪郭部分に銀色に光る「ホロシート」が貼られているだけで、印刷の質は悪く文字の輪郭がわかりにくい。

また、"擬似エンボス加工"がなく印刷パターンも「斜線状」になっているため、イラスト部分の印刷パターンと被り境目がやや不鮮明。

鑑定ポイント：「表面上部イラスト部分」

カードのイラスト部分では、印刷の質や加工の有無などに違いがみられた。

REALは、イラストの背景に赤色のインクによる「格子状」の模様が印刷されており、印刷の質も高くイラストが鮮明。

また、「黒目」と「目とイラストの境目」に"擬似エンボス加工"が入っており立体感を感じられる。

FAKEは、「黒」で「斜線状」の模様しか入っておらず、印刷の精度が低いため全体的に目の輪郭がボヤけている。

加工なども一切入っていないため、REALのような立体感は感じられない。

鑑定ポイント：「表面下部効果部分」

REALとFAKEではカードの効果部分にも見分けるポイントが存在する。

REALは、囲いの内側が「濃い橙色」「薄い橙色」「黒」のインクで構成されており、主に「濃い橙色」で「格子状」に印刷されている。

背景は、「赤」「青」「黄」のインクで「格子状」の印刷パターンが入っており、印刷の質が良く文字や輪郭が鮮明で、オレンジ色の囲いに"擬似エンボス加工"がされている。

FAKEは、囲いの内側はREALと同じ色で構成されているが、印刷パターンが「格子状」ではなく右斜め下に向かって「斜線状」に印刷されている。

また、全体的に加工がないうえに印刷の質も悪く、文字や輪郭が不鮮明でボヤけている印象を受ける。

鑑定ポイント：「表面下部テキスト部分」

印刷パターンや印刷の質、加工の有無に違いが見られた。

REALは、効果テキストの文字部分に"擬似エンボス加工"がされており、印刷の質も良いため文字がくっきりと見える。

また、背景色は「赤」「青」「黄」のインクで印刷され「格子状」の印刷パターンが入っている。

FAKEは、効果テキストの文字部分に加工が無く、印刷の質も低いため文字の輪郭が崩れておりボヤけて見える。

また、背景色は「黒」のインクのみで印刷されており、印刷のパターンも「斜線状」である。

鑑定ポイント：「表面右下レアリティ表記部分」

レアリティ表記にもテキスト部分同様の印刷パターンや印刷の質、加工の有無に違いが存在した。

REALは、背景色が「赤」「青」「黄」「緑」で構成されており、印刷パターンの密度が濃い。

また、文字全てに"擬似エンボス加工"がされ、印刷の質も高く輪郭が鮮明。

FAKEは、背景色が「黒」と「赤」のみで構成されており、印刷パターンが均一で密度は変化していない。

また、印刷の質も悪く、文字の輪郭が崩れておりボヤけて見える。

真贋鑑定ポイントを動画でチェック

【スニダンFAKE情報報告】

10/15(火)
マーシャル・D・ティーチ：手配書 SR-SPC [OP09-093]のFAKE情報を報告します。

正規品の表面に偽造品を貼り付けたFAKEがフリマアプリで多く流通しており注意が必要です。
詳細は動画をご覧ください。

スニダンでは最新の鑑定情報を随時お知らせしていきます‍。 pic.twitter.com/zDwFCjTQWX
— スニーカー&トレカ買うならスニダン【スニーカーダンク】 (@snkrdunk_jp) October 15, 2024