僕らはみんな"つま黒LOVERS" Vol.5「ナイキ エアジョーダン1 ハイ "シャッタード バックボード3.0"」について
多くのスニーカー好きが愛してやまない「つま先が黒いNike Air Jordan 1=通称"つま黒"」。これは、1985年に発売されたファーストモデルAJ1のひとつである「Nike Air Jordan 1 "Black Toe"」の仕様を踏襲した「つま先部分に黒を用いたモデルの総称」として使われる言葉だ。
オリジナルの復刻版はもちろん、そこから派生した新たなカラーも極めて高い人気を誇るこれらは、スニーカー界の花形モデルといって差し支えないだろう。そこで本連載では、毎回、一足の"つま黒"に焦点を当ててその魅力を再確認。
Vol.5となる今回は「Nike Air Jordan 1 High "Shattered Backboard 3.0"」を紹介する。
「Nike Air Jordan 1 High "Shattered Backboard 3.0"」をチェック「Nike Air Jordan 1 High "Shattered Backboard 3.0"」の魅力
テラっとした艶やかな素材使いのおかげで、ノーマルモデルとは一味違ったスペシャルな色気を放つ今回のつま黒AJ1。およそカラー名を指しているとは思えない「Shattered Backboard 3.0」という名称だが、じつはこれ、マイケル・ジョーダン氏による圧巻のプレイが元ネタなんだとか。
とある試合で豪快なダンクシュートを決めた際、そのあまりの衝撃に耐えかねたゴール裏のボード(バックボード)が粉々に砕け散ってしまった。本作は、同氏のそんなパワフルな"大事件"の名を冠した「Shattered Backboard」シリーズの派生カラーだ。
ガツンと響くオレンジの派手さはあるものの、トゥやシューレース周りを覆うブラック&ミッドソールのくすんだベージュ系カラーのおかげで、街で着用しても変に浮かない絶妙のバランス感が魅力。もはやハイプスニーカーの域に達してしまった「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Shattered Backboard"」と比べるとまだ手にしやすい価格帯なので、早めのゲットが推奨な一足だ。
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「僕らはみんな"つま黒LOVERS"」バックナンバー
▶Vol.1「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Taxi"」▶Vol.2「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "University Blue/UNC Toe"」
▶Vol.3「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Palomino"」
▶Vol.4「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Black/Pine Green" (2020)」