メッセンジャーバッグのおすすめ23ブランド!バックパックとは違った魅力が満載|コラムについて
持ち運びしやすく、さまざまなコーディネートに映える「メッセンジャーバッグ」。これはバックパックから乗り換えるユーザーもいるほど、使いやすさ・デザイン性の高さに定評があるアイテムだ。
しかし取り扱いブランドが多く、それぞれに個性や特徴が異なるため、どの商品を選べばいいのか悩む人もいるだろう。
そこで今回は、メッセンジャーバッグのおすすめ23ブランドを紹介!さらに、自分に合うモデルを選ぶポイントやコーデ例などもチェックしていく。
メッセンジャーバッグとは
via:MICHAEL LINNELL
メッセンジャーバッグとは、自転車で郵便を運ぶ「メッセンジャー」のために開発されたバッグのこと。
そのため、自転車に乗りながらでも収納物が出し入れしやすい"斜めがけの構造"や耐久性に優れた素材、背中に密着するようなフォルムを採用している。
「メッセンジャーバッグ」は、肩から斜めにかける「ショルダーバッグ」の一種だが、他のショルダーバッグとの違いとして、横長の形、被せ付きの開閉口、短めに調節が可能なストラップが挙げられる。
しかし、近年さまざまな要素を取り入れたものがリリースされており、他の種類との明確な差がなくなりつつあるのも事実。あくまで、そのような傾向があるとだけ認識してほしい。
メッセンジャーバッグの選び方
via:VEILED
では、そんなメッセンジャーバッグから自分にとってベストなものを選ぶ基準はどこにあるのだろうか?
今回は、各モデルの違いが表れやすい「素材」「容量」「機能」「デザイン」の4点をチェックしていく。
・容量
via:BRIEFING
いまや定番アイテムの仲間入りを果たしたメッセンジャーバッグは、さまざまなサイズ感で展開されている。
ちょっとしたお出かけなら携帯や財布が入る小さめのものを、通勤・通学などでたくさんの荷物を持つならオーソドックスな大容量モデルを選ぶのがいいだろう。
ちなみに50Lを超えるものも展開されており、それなら一泊分の荷物を余裕で入れることができる。
・素材
via:SEAL
一般的にメッセンジャーバッグには耐久性に優れた素材が使われていることが多い。しかし中にはそうでないこともあるので注意が必要。
頻繁に使用されるのは、優れた強度を持つCordura(コーデュラ)やナイロン。また、トラックに使われていた廃材を使うなどした、一風変わったものも存在している。
これらはアイテム全体の雰囲気にも影響を与えるため、見た目の好みで選んでみるのもおすすめだ。
・機能
via:CHROME
メッセンジャーバッグは、自転車に乗るといったアクティブなシーンでの使用を想定しているため、耐久性・防水性に優れたものが多い。これらをベースに"さらにどのようなギミックを搭載しているか?"に各モデルの特徴が表れる。
例えば、背中の密着部分に速乾性のあるクッションを採用したり、バッグが急に開かないようにバックルを搭載したりといったことが挙げられる。
どういう場面で使いたいのかで適切なものが変わるため、今一度、使うシチュエーションを考えてみよう。
・デザイン
via:master-piece
デザインは、これまで紹介した容量・素材・機能をベースに、各ブランド独自の趣向が表れるところ。
インパクトのあるバッグであるほどコーディネートに影響を与えるため、汎用性を重視するなら、黒ベースのシンプルなアイテムを選ぶのがおすすめだ。
個性を出したいなら、カラフルなものを選ぶのがいいだろう。また、オーダーメイドできる商品もあるため、細部までこだわりたい人はそちらも候補に加えてほしい。
メッセンジャーバッグのおすすめブランド23選
ではここからは、メッセンジャーバックを展開する23ブランドを紹介する。
1. PORTER|PORTER THINGS Messenger Bag
日本が誇る老舗カバンメーカー「吉田カバン」が展開する「PORTER(ポーター)」は、メイドインジャパンにこだわった優れた品質で知られている。
汚れに強いメイン素材から背中との接着面を快適にするディテールまで、各クオリティが高いのが特徴だ。
2. The North Face|MESSENGER BAG M
人気アウトドアブランド「The North Face(ザ・ノースフェイス)」のプロダクトは、街中での使用を想定したものが多い。
ロゴが映える商品ラインナップは、程よくカジュアルにまとまったものばかり。扱いやすくリーズナブルな価格帯のため、初めてメッセンジャーバッグに挑戦する人にもおすすめだ。
3. Manhattan Portage|Front Pocket PVC Vintage Messenger Bag JR
メッセンジャーバッグ界の最定番ブランドと言っても過言ではないのが、この「Manhattan Portage(マンハッタン ポーテージ)」だ。
シンプルな作りのアイテムは、さまざまなコーディネートに取り入れやすい。展開商品も多いため、同ブランドに絞ってそこから選ぶのもアリかも。
4. master-piece|potential Messenger Bag
via:master-piece
日本のブランド「master-piece(マスターピース)」は、ファッション・機能の両方にこだわっている。
重厚感のあるショルダーストラップや防水機能に優れるさまざまな素材を組み合わせたデザインなど、質実剛健なディテールが特色だ。
5. MOUT RECON TAILOR|Transform Messenger
via:CIENTO
ミリタリー素材をさまざまなアイテムに用いる「MOUT RECON TAILOR(マウトリーコンテーラー)」は、アメリカ軍の規格"ミルスペック"を日常生活にどう溶け込ませるかを追求している。
同ブランドの「Transform Messenger(トランスフォーム メッセンジャー)」は、ショルダーバッグからバッグパックに変形できる珍しい機能を搭載。また、50Lの大容量を実現しており、さまざまな面で柔軟なライフスタイルをサポートしてくれる。
6. CHROME|NEWSPAPER MESSENGER
via:CHROME
"便利で耐久性のあるプロダクトを作る"をモットーとした「CHROME(クローム)」は、世界各地で人気を博す名ブランドだ。
開閉口がアイテム上部にある「NEWSPAPER MESSENGER(ニュースペーパー メッセンジャー)」のようなミニマルなアイテムから、ガッチリとしたバックルがつけられたものまで、多岐に渡る商品を展開している。
7. FREITAG|F13 TOP CAT
via:FREITAG
トラックの荷台を覆う布からバッグを作り上げる「FREITAG(フライターグ)」は、独特な存在感から多くのメディアに取り上げられてきた。
これらの商品は、廃材のデザインをそのまま活かしていることもあり、どれも一点ものとなる。人と被らない個性的なバッグを手に入れたいなら間違いなしのブランドだ。
8. MAMMUT|Xeron Messenger 14
via:MAMMUT
「MAMMUT(マムート)」は、設立160周年を超えるスイスの老舗アウトドアブランドだ。
アウトドアに関わる多くの製品を生み出してきたこともあって、ミニカナビラなどハイキング由来のディテールが施されている。
9. SEAL|Desginers Messenger Bag
via:SEAL
「SEAL(シール)」は、廃棄されたタイヤを素材に用いる日本のバッグブランドだ。
廃材を使っているため、展開アイテム一つ一つの素材感が異なり、各商品が唯一無二のものに。また製作には国内の職人が関わっているため、質の高いジャパンクオリティを感じられる。
10. RAMIDUS|BLACK BEAUTY BY FRAGMENT DESIGN MESSENGER BAG (XL)
via:RAMIDUS TOKYO
「RAMIDUS(ラミダス)」は、藤原ヒロシ氏と吉田カバンが手がけた「HEAD PORTER(ヘッドポーター)」の後継ブランドとして誕生した。
そのため「FRAGMENT DESIGN(フラグメント デザイン)」とのコラボラインなど、ストリートシーンから注目を浴びるアイテムもリリースしている。
11. BRIEFING|MFC MESSENGER WR
via:BRIEFING
ミリタリーアイテムにインスピレーションを受けた「BRIEFING(ブリーフィング)」は、日本で商品企画をしたのちにアメリカで生産をおこなう珍しいブランドだ。
都市生活を意識したコレクションとして、アクティブなライフスタイルに寄り添える耐久性・軽量性に優れたバッグを展開している。
12. AS2OV|CORDURA DOBBY 305D MESSENGER BAG
「AS2OV(アッソブ)」は、先に紹介した「マスターピース」の元代表が立ち上げたバッグブランドだ。
素材感にこだわっており、防水性に優れたオリジナル素材やドビー織機による特徴的な生地目など、各商品に合わせて細かな変更を加えている。
13. bagjack|POGO
via:BAYCREW'S STORE
ハンドメイドにこだわりを持つドイツ発のバッグブランド「bagjack(バッグジャック)」。
そのクオリティの信頼度は高く、ドイツ政府から依頼を受けたこともあるほどだ。シンプルなルックスかつハイクオリティなアイテムをお探しの方におすすめ。
14. ©SAINT Mxxxxxxx|Bag Messenger L
2020年に東京で誕生した「©SAINT MXXXXXX(セイント マイケル)」は、ストリートヘッズから支持を集める「READYMADE(レディメイド)」のデザイナーらが手がけているブランドだ。
リアルなヴィンテージ感を追求したアパレルも人気を博しているが、リフレクター素材を活かしたメッセンジャーバッグも注目を集めている。
15. BLUE LUG|the messenger bag
via:BLUE LUG
バイシクルカルチャーを牽引する人気サイクルショップ「BLUE LUG(ブルーラグ)」は、自転車にまつわるアイテムとしてオリジナルのメッセンジャーバッグを展開している。
とことんシンプルなルックスは、普段使いにもってこい。迷彩色などストリートシーンに映えるようなカラーも展開している。
16. VEILED|"FACELESS" MESSENGER BAG
via:VEILED
2023年に誕生した岡山発のバッグブランド「VEILED(ベイルド)」。
展開アイテム「FACELESS(フェイスレス)」は、バッグの開閉口を覆うフラップが着脱可能で、別カラーのものを取り付けられる。これによって、気軽にデザインを変えられるのが強みだ。
17. MICHAEL LINNELL|MLUK-01 UK Messenger L
via:MICHAEL LINNELL
1972年に設立された「MICHAEL LINNELL(マイケル リンネル)」は、イギリス政府がもともと運営していたロイヤルメールの使用で知られる名ブランドだ。
アイコニックなデザインとして、夜間でも視認性の高いリフレクターや、容量が大きいボックス型のシルエットなどが挙げられる。
18. pokit|CLASSIC CAPSULE (M) BAG
via:pokit
丸みを帯びたメッセンジャーバッグで知られる「pokit(ポキット)」。
このシェイプは人体工学に基づいて作られたものであり、快適な持ち運びを可能にしてくれる。他ブランドではあまり見られないスタイルのため、このルックスにビビッと来るなら一度手に取ってみては。
19. Drifter|CLASSIC MESSENGER
via:Drifter
「Drifter(ドリフター)」は、1977年に生まれたアメリカ発のバッグブランドだ。
もともとパラシュートを作る会社だったこともあり、耐久性に優れたプロダクトを販売。展開商品「CLASSIC MESSENGER(クラシック メッセンジャー)」は、シンプルなデザインながらも特徴的なボックスシルエットを持ち、独特な雰囲気を醸し出す。
20. LORINZA|Messenger Bag M
セレクトショップでも取り扱いのある「LORINZA(ロリンザ)」は、日本で生まれたバッグブランド。"Keep It Simple(キープ イット シンプル)"をコンセプトに掲げている。
定番アイテム「Messenger Bag M(メッセンジャーバッグ M)」は、高い耐久性や収納力などによって多くのニーズに応えてきた商品だ。
21.NEW ERA|フィールド ショルダーバッグ 9L TPU Angler Collection
via:neweracap
1920年創業の老舗ヘッドウェアブランド「ニューエラ」。MLBの公式キャップでその名を知られる同社だが、バッグにも注目したい。
容量9Lとやや小さめではあるが"釣り人目線"で作られたこのバッグは、大小さまざまなポケットやDカン、鍵を引っ掛けておけるフックなどを備えた実力派。
22.GU|ナイロンツイルメッセンジャーバッグ+E
via:gu-global
言わずと知れた"ファストファッション界の王者"である「ジーユー」は、アパレルはもちろんバッグなどの小物類のラインナップも充実している。
あえてフラップを無くしているため開口部が広く、さらにダブルファスナーを採用することで荷物の出し入れを容易に。容量は20Lなので、タブレットなども収納可能。
23.無印良品|たためる 撥水ショルダーバッグ
via:muji.com
「ものの生産プロセスを徹底して合理化することで簡潔で気持ちのいい低価格商品を生み出すこと」を目指して、1980年に生まれた「無印良品」。
同社のバッグはリーズナブルな価格設定ながらも「パッカブルで」「撥水加工が施されている」という、すごい一品。メインバッグにするのもいいが、旅行などのサブバッグとしても活躍しそう。
メッセンジャーバッグのおすすめコーデ
ここまで、おすすめの20ブランドを紹介してきたが、実際にメッセンジャーバッグを背負った姿が気になった人もいるだろう。
そこでここからは、3つのコーデ例を紹介していく。
◼︎シンプルなコーデに合わせた「アーバンスタイルのコーデ」
このコーデでは、程よいサイズ感のメッセンジャーバッグを「New Balance(ニューバランス)」のスニーカーや「Stone Island(ストーンアイランド)」のトップスに合わせた。
各商品が機能性とデザイン性を両立しており、アグレッシブに動き回りたい時にも活躍してくれそうなスタイルだ。
◼︎バッグの存在感を引き出す「色外しコーデ」
こちらは、小さめのメッセンジャーバッグを外しアイテムに用いたコーデだ。
アウターとパンツ、キャップをブラックでまとめることで、ホワイトの差し色が際立っている。またツヤのある素材によって、よりバッグの存在感を強めているのもポイント。
◼︎ストラップを少し長めに「こなれ感ありコーデ」
メッセンジャーバッグは、ストラップを短めにして担ぐこともできるが、長めにすることで雰囲気を変えられる。
ロングコートと合わせた掲載コーデでは、アウターの丈感に合わせた長さにすることで、自然なこなれ感を演出。アイテムの柔軟性がわかるスタイリングだ。
まとめ
アーバンスタイルにもってこいな「メッセンジャーバッグ」。
耐久性や収納力といった機能性に加え、デザイン性に優れたアイテムは、持っておいて損はないだろう。
メッセンジャーバッグが気になっている方は、ぜひ紹介ブランドから自分にピッタリくるものを探してみてほしい。
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