周りと差を付けたいあなたへ！白エアフォース1ディテール比較5選について
1982年に誕生してから長きに渡り、世代を超えて愛されるAir Force 1(エアフォース1)。
特に、ローカットのホワイトカラーは、街を歩けば見かけない日はないほど、多くの人々が着用している。
そんな白AF1には、特別な素材を使ったものや、特殊なギミックを搭載したモデルなど、さまざまなモデルが存在するのをご存知だろうか。
通常とは異なる素材感やデザインのAF1は、通常の白AF1に飽きを感じている方や、「白AF1を履きたいけど、他の人とは差をつけたい...」といった方にうってつけのスニーカーと言えるだろう。
今回は、そんな通常とは少し変わった白AF1を、ディテールの違いにフォーカスして見ていこう。
なぜ白AF1はこんなにも愛されるのか
1982年にナイキの名デザイナー、ブルース・キルゴア氏によって生み出されたエアフォース1。
発売当初のエアフォース1は、シルバースウッシュがあしらわれたハイカットのみの展開だったが、エアクッショニングシステムやフィット感を高めるアンクルストラップなど、当時のバッシュとしては最新鋭のテクノロジーが搭載されていた。
1986年、エアフォース2の発売に伴い生産が終了するも、ユーザーから復活を望む声が多く寄せられた。
その声に応える形で、アメリカ・メリーランド州のボルチモア地区にある3つのシューズショップで再発売されることになるのだが、その情報を聞きつけた購入希望者が殺到。
あまりの人気ぶりに、1990年代からは、さまざまな地域で正式に再発売されることとなる。
エアフォース1のホワイトカラーが支持される最大の理由は、なんといってもその唯一無二のデザインだろう。
ローカットモデルのシンプルかつスタイリッシュなフォルムは、どんなコーディネートにも対応できる優れた汎用性を持ち、真っ白なカラーリングは足元からフレッシュな印象を与えてくれる。
元々バスケットシューズとして制作されたAF1は、機能性も抜群。
ナイキエアによる快適な履き心地と、確かな耐久性を兼ね備えたスニーカーとして、現代ではファッションアイテムとして大活躍している。
さまざまなデザインの「白AF1」5選
ここからは「白AF1のローカットモデル」に絞って、通常のAF1とは一味違ったモデルを紹介。
ファッションブランドとのコラボモデルや、通常とは異なる素材を用いたモデルなど、これまでにリリースされた5足のディテールを、それぞれ見ていこう。
入手困難！大人気コラボモデル
シュプリーム × ナイキ エアフォース1 ロー "ホワイト"
世界的ストリートファッションブランド、シュプリームとのコラボAF1。
コンスタントにリストック販売を行っているにも関わらず、再販の度に即完売を記録するほど人気の高い本モデルは、スニダンの人気ランキングにも常に上位にランクインしている。
本モデルの最大の特徴は、ヒール部分に刻まれた「Supreme」のロゴだろう。
オールホワイトのアッパーに、シュプリームお馴染みの赤いボックスロゴがあしらわれている。
エアフォース1には欠かせないデュブレには、通常の「AF-1」の文字の下に、「Supreme」の文字が刻まれている。
また、本モデルには「Supreme」のロゴがプリントされた、赤いシューレースが付属しており、付け替えることでよりシュプリームらしさを加速させることができる。
雨の日でも安心！ゴアテックス素材が足元を快適に保つ
ナイキ エアフォース1 ロー ゴアテックス サマー シャワー "ホワイト"
こちらは、ゴアテックス素材を使用したエアフォース1。
防水性、透湿性に優れたゴアテックス素材を使用することで、雨風の強い日でもエアフォース1の着用を可能にした。
通常のAF1とは異なり、シュータンラベルにはナイキロゴだけではなく、ゴアテックスのロゴもあしらわれている。
シューレースは雨風の日でも着用がわずらわしくならないよう、ドローコード式を採用している。
アッパーは、メッシュベースにプレミアムレザーのオーバーレイで構成されており、ソールには清涼感のある半透明のソールが採用されている。
ヒール部分にも「GORE-TEX」の文字があしらわれているほか、水に濡れるとスウッシュとシューレースが青色に変色するギミックも施されており、憂鬱になりがちな雨の日でも白AF1の着用を楽しめるような、遊び心あふれる仕様満載のモデルといえるだろう。
パーツの付け替えで唯一無二の一足を創り出す
ナイキ エアフォース 1/1 "コズミッククレイ"
こちらはなんと、パーツごとに自分好みのデザインにカスタマイズできるAF1。
アッパー部分のほぼ全てのパーツがマジックテープで着脱可能となっており、付属のパーツに付け替えることで、自分だけのオリジナルAF1にカスタムすることができる。
付属のパーツはそれぞれスウッシュ、ヒールタブ、シューレースの他に、自分の好きな部分に貼り付けられるスウッシュロゴとAF1テキストがあしらわれたパーツが揃っている。
ヒールタブを取り外すと、本モデルを象徴する「AIR FORCE 1/1」のテキストが現れる粋なギミックが搭載されている。
付属のパーツを自分好みに付け替えても、剥がしたままの状態でも楽しめる本作は、白AF1に違いをつけたい方におすすめしたい一足だ。
エアフォース1に刻まれたドレイクが愛したストーリー
ドレイク ノクタ × ナイキ エアフォース1 ロー サーティファイド ラバー ボーイ "ホワイト"
世界的人気ラッパー、ドレイクが手がけるノクタとAF1のコラボモデル。
ドレイクが子供時代に好きだった絵本「ラブ・ユー・フォーエバー」をイメージしてデザインされた本モデルは、AF1本来のシルエットはそのままに、さり気ないデザインでストーリーを表現している。
まず、ミッドソールには通常の「AIR」に代わり、「Love you forever」の文字が。
アッパーのレザー素材も、通常のAF1よりもシボ感のある上質なレザーが使われており、シューズ全体にゴージャスな雰囲気が漂っている。
通常のAF1は、アウトソールに星型のパターンが採用されていたが、本モデルはハートマークが採用されている。
ミッドソールのメッセージと相まって、ドレイクの表現するハートフルなストーリーが感じられる。
さらに左足のヒールタブのみ、通常のAF1とは異なり「NIKE AIR」ロゴの代わりにNOCTAロゴが刻印されている。
ドレイクが組み上げたストーリーが、さり気ない細やかなデザインで再現された魅力的な一足だ。
トラヴィスが手がけた唯一無二のデザイン性を誇る名作
トラヴィス・スコット × ナイキ エアフォース1 ロー "セイル"
コラボの度に話題となるトラヴィス・スコットと、AF1のコラボモデル。
今回用意できた本モデルはセイルカラーだが、トラヴィスが手がけた人気モデルの一つなので番外編として紹介する。
本作にはホワイトカラーの展開もあるため、ぜひ参考にしていただきたい。
本モデルを象徴するシルバースウッシュは、実は付け替えることが可能。
2種類の異なるスウッシュが付属パーツとして同梱されており、デフォルトのデザインとはまた違った表情を魅せる。
シューレース部分には、トラヴィスコラボお馴染みの「カクタスジャック」ロゴパーツが付けられる仕様となっている。
デュブレも通常のAF1よりゴージャスなデザインとなっており、トラヴィスコラボならではの仕様と言えるだろう。
同色で刺繍されているため少しわかりづらいが、ヒールタブのナイキロゴは上下逆さまにあしらわれている。
トラヴィスコラボならではの反転スウッシュは、AF1にも健在だ。
おわりに
ナイキの永遠のクラシックモデルでありながら、さまざまな素材やデザインで進化し続けているAF1。
今回は、ホワイトカラーのローカットモデルを中心に各ディテールを比較したが、どのモデルも通常の白AF1のフォルムを踏襲しつつ、コラボブランドらしいデザインやギミックを搭載した秀逸なモデルばかりだ。
もちろん、本記事で紹介したモデル以外にも、さまざまな素材感やデザインの白AF1は数多く存在する。気になった方は、ぜひ本記事を参考に、通常の白AF1との違いを比較して購入を検討してみてはいかがだろうか。
また、本記事に登場した全モデルは、スニダンTVでもデザインやギミックについて紹介しているので、そちらもぜひチェックしてほしい。
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