Asicsとのコラボでも話題!Kiko Kostadinovの歴史や魅力を解説|コラムについて
Asics(アシックス)と定期的にコラボを実施しているKiko Kostadinov(キコ・コスタディノフ)。
彼らのコラボモデルは、気鋭のファッションブランドが集うDSMG(ドーバーストリートマーケット銀座)など、ファッションアイテムに特化した販路で発売されることが多い。
本記事では、「キコ・コスタディノフ」というブランドと、アシックスとの新作コラボモデル「Gel-Quantum Zientzia "Dark Grey/Blue"(ゲル クォンタム ジエントジア "ダークグレー/ブルー")」について紹介する。
ブランド?人物名?Kiko Kostadinovとは
「キコ・コスタディノフ」とは、ブルガリア生まれ、現在はロンドンを拠点に活動するデザイナー、キコ・コスタディノフ(以下デザイナーを指す場合は「キコ」と表記する)が手掛けるブランド。
キコはブランド創設以前からファッション界で知られた存在だった。美術学校"Central Saint Martins(セントラル・セント・マーチン)"在学中の2015年に、ストリートブランド"Stussy(ステューシー)"と協業。Dover Street Market(ドーバーストリートマーケット)で販売したというエピソードが有名だ。
卒業後、2017年にはイギリスを代表する老舗ブランド"MACKINTOSH(マッキントッシュ)"のファッションラインのクリエイティブディレクターに就任することに。それだけの実績を積んでいたにも関わらず、この時、彼はまだ20代だった。
ブランド"Kiko Kostadinov"2023SSコレクション(via:Kiko Kostadinov)
2017年には自身のブランドを設立。構築的なディテールとミニマルなデザインを特徴に、ファッション業界に新しい風を起こしている。
多くのコラボを実施するキコ・コスタディノフだが、コラボ毎に"ブランドとしてのコラボ"か"人物としてのコラボか"明記されている訳ではない。しかし、どちらにせよ、アシックスとは特に頻繁にコラボを実施してきた。
2018年に初コラボとなった両者。当時のスニーカーブームと一線を画す、スタイリッシュなファーストモデル「Gel-Burz 1(ゲルバーズ1)」は、感度の高いユーザーによって完売に至り、多くの後続モデルも完売を連発。
そのコラボを通じ、キコ・コスタディノフ・スタジオと、アシックススポーツスタイルデザインチームが共作する非コラボライン「キコ・キュレーション」なるシリーズも登場している。
今では、キコ・コスタディノフがアシックスの研究所に出入りするほど関係の深い両者。彼らのコラボプロジェクトは、これからも発展し続けるだろう。
新コラボモデルについて
via:asics
今回新たに「キコ・コスタディノフ × アシックス」から発売されるゲル クォンタム ジエントジア "ダークグレー/ブルー"は、機能美を活かしたファッションスニーカー。
アシックススポーツ工学研究所の理念、「スポーツで培った知的技術により、質の高いライフスタイルを創造する」に通じるデザインを採用しているのが特色となる。
ここから、新作の各ディテールをチェックしていこう。
via:asics
アッパーデザインは、キコ・コスタディノフ × アシックスコラボで生まれたGel-Quantum Levitrack(ゲル クォンタム レヴィトラック)のシルエットをベースに構築。
via:asics
via:asics
ソールには、衝撃吸収のためのユニークな2分割のスカット型Gelテクノロジーソールを採用。また、ヒールを強化することで、より優れた履き心地を実現した。
via:asics
このような優れた機能性を持つモデルに、ブラックベースのカラーを施し、スポーツ工学研究所の象徴であるアシックスブルーをアクセントカラーに採用している。
これらのように、機能へのこだわりを機能そのものだけでなくデザインに大きく反映させたモデルが、今回のゲル クォンタム ジエントジアだ。
そんな新作モデルの発売日は、3月4日。
本コラボモデルの詳細が気になる方は、下ボタンをクリックしてほしい。
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