【Supreme 23SS Week2】SupremeとコラボをするNikeのAir Bakinとは?モデルの歴史などを徹底解説!|コラムについて
数々の名作を生み出してきたSupreme(シュプリーム)とNike(ナイキ)のコラボ。
そんなコラボから、2023SSのWeek2(ウィーク)に向けて、新コラボモデル「シュプリーム × ナイキ Air Bakin(エアベイキン)」が登場する模様!
本記事では、新作発売に合わせ、エアベイキンの歴史や新モデルのディテールを紹介していく。
自主回収に追い込まれた問題作「エアベイキン」
掲載モデル:Nike Air Bakin OG (2013)
1996年にリリースしたエアベイキンは、リリース以前から問題が発生していたモデル。
当初、黄金期を迎えていたChicago Bulls(シカゴ・ブルズ)の選手「Dennis Rodman(デニス・ロッドマン)」のシグネイチャーモデルとしてリリースされる予定だったが、ロッドマンがコンバースと契約したことで、その計画は頓挫。
その後、Miami Heat(マイアミ・ヒート)の有名選手であるTim Hardaway(ティム・ハーダウェイ)が着用することで、事なきを得たかのように思えた。
デニス・ロッドマン(via:NBA)
しかし、エアベイキンのピンチは続く。
シュータンやヒールロゴに使われていた「AIR」の文字がイスラム教の神「アッラー」のアラビア語表記に極似していると苦情が殺到。自主回収に追い込まれてしまう。
その後、該当デザインを通常のロゴに変更して、なんとか再リリースを果たした。
これらのエピソードによって、伝説のモデルとして知られるようになったエアベイキン。2013年にオリジナルカラー"レッド/ブラック"が復刻したが、この時も「NIKE AIR」ロゴを採用している。
2023年、Supreme(シュプリーム)とのコラボモデル発売
そんなエピソードがあるエアベイキンは、シュプリームとのコラボモデルとして復活することに。
しかも、シュプリームは「自主回収」のストーリーを呼び起こすデザインを採用したようだ。
今回のモデルの注目ポイント2点をチェックしよう。
チェックポイント1:目を引くスペシャルカラー
シュプリームは、これまで多くのコラボモデルで複数のカラーを展開してきた。
今回のエアベイキンも例に漏れず、2カラー展開となっている。
一つは、目を引くグラデーションカラー"ブラック/マルチ"。紫から黄色に変わっていく美しいアッパーデザインを採用している。散らばせたレッドパーツや、ブラックソールなど、OGカラーとリンクする点が多々あるのも嬉しい。
もう一つは、オールホワイトの"ホワイト/アマリロ"。こちらは、ほぼ全てをあえてホワイトに統一することで、90年代のバスケットボールシューズらしい主張のあるフォルムをあらわに。また、カラーアクセントとして、OGカラーで使われていたイエローシューレースが付属するようだ。
チェックポイント2:伝説のヒールロゴ
先にお伝えしたように、エアベイキンはヒールロゴのデザインが問題となって自主回収に追い込まれたモデル。
なんと、このシュプリームコラボでは、問題になった文字フォントを採用。「AIR」からシュプリームと縁深い「NYC」の文字に変えることで、当時と同じ結末を迎えないようにしたようだ。
また、ヒールタブには、コラボを象徴する「Supreme」の文字を配置。
これらによって、後ろから見てもこだわりを感じるスペシャルモデルとなっている。
このように、エアベイキンのストーリーを感じさせるシュプリームとの新コラボモデル。
名作にシュプリームらしい独自のテイストを加えたデザインは、多くのファンの心を打つに違いない。
発売日時は、2023年3月4日 11:00。シュプリーム公式サイトでの展開となる。
欲しい方はぜひチャレンジしよう。
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