【遊戯王OCG】《イシズティアラシャドール》のデッキレシピと戦い方/対策方法について
『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』(遊戯王OCG)の《ティアラ》のデッキレシピと戦い方、対策方法について解説しています。
TEXT:agepan
目次
《イシズティアラシャドール》のデッキレシピ

モンスター | 枚数 | 魔法カード | 枚数 |
---|---|---|---|
ティアラメンツ・クシャトリラ | 3 | おろかな埋葬 | 1 |
ティアラメンツ・レイノハート | 1 | テラ・フォーミング | 1 |
ティアラメンツ・シェイレーン | 1 | 壱世壊=ペルレイノ | 1 |
ティアラメンツ・ハゥフニス | 1 | 六世壊=パライゾス | 1 |
ティアラメンツ・メイルゥ | 1 | 壱世壊を劈く弦声 | 2 |
クシャトリラ・ユニコーン | 1 | クシャトリラ・バース | 1 |
クシャトリラ・フェンリル | 1 | 融合 | 1 |
シャドール・ビースト | 1 | おろかな副葬 | 2 |
宿神像ケルドウ | 1 | 罠カード | 枚数 |
古衛兵アギド | 1 | 壱世壊に奏でる哀唱 | 2 |
グローアップ・バルブ | 1 | 壱世壊に軋む爪音 | 1 |
マスマティシャン | 1 | トリヴィカルマ | 1 |
ジェット・シンクロン | 1 | ||
妖精伝姫-シラユキ | 1 | ||
増殖するG | 3 | ||
エクストラデッキ | 枚数 | ||
ティアラメンツ・カレイドハート | 1 | ||
ティアラメンツ・ルルカロス | 1 | ||
捕食植物ドラゴスタペリア | 1 | ||
沼地のドロゴン | 1 | ||
エルシャドール・ミドラーシュ | 1 | ||
ガーディアン・キマイラ | 1 | ||
暗黒界の龍神王 グラファ | 1 | ||
No.41 泥睡魔獣バグースカ | 1 | ||
クロノダイバー・リダン | 1 | ||
天霆號アーゼウス | 1 | ||
スプライト・スプリンド | 1 | ||
警衛バリケイドベルグ | 1 | ||
閉ザサレシ世界ノ冥神 | 1 | ||
混沌魔龍 カオス・ルーラー | 1 | ||
琰魔竜 レッド・デーモン・アビス | 1 |
引用:遊戯王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ
《ティアラ》は墓地にカードを送る手段を複数採用し、墓地に送られることで発動する効果を持つ二つのテーマ《ティアラメンツ》と《シャドール》を組み合わせた混成デッキです。
一度に複数のカードをデッキから墓地に送ることも可能で、墓地効果の複数発動をねらい、爆発的なアドバンテージを稼ぐことが可能です。
また、「現世と冥界の逆転」に関するカード(通称《イシズ》カード)の墓地に送る効果はお互いに作用するので、相手デッキの重要なカードを墓地に送ることも狙える非常に強力なデッキとなっています。
墓地に送る効果はランダムの物がほとんどで、狙った動きや再現性はないため、ある程度の練習とアドリブ対応が必要です。
《イシズティアラシャドール》のコンセプト
- とにかく墓地にカードを送り、墓地効果を複数発動することで爆発的なアドバンテージを稼ぎつつ、強力な融合・エクシーズ・リンク・シンクロモンスター、罠カードを準備して戦う
- 相手のデッキも墓地に送ることから、相手の戦術を崩す戦法も可能
- 墓地に送る効果はランダムのため、その場のアドリブ力が問われる
安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使いやすさ |
---|---|---|---|
〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
《イシズティアラシャドール》の回し方
① | 墓地にカードを送る効果でとにかく墓地を肥す |
---|---|
② | 「ティアラメンツ・クシャトリラ」は出来るだけ相手のターンに温存しておく |
③ | 「沼地の魔神王」、「ティアラメンツ・レイノハート」、《シャドール》モンスターは墓地に準備しておく |
④ | 墓地のカードをデッキに戻す際は、よりアドバンテージを得られるタイミングでしようする |
⑤ | 相手のターンでの融合召喚を狙う |
墓地にカードを送る効果でとにかく墓地を肥す


このデッキでは、大量にカードを墓地に送ることで、「ランダム性の高く狙ったカードを落とせない」という弱点を補っています。
そのため、上記カードの効果発動を積極的に狙い、墓地を肥やします。
特に「混沌魔龍 カオス・ルーラー」はシンクロ召喚時の墓地肥やし効果から、その後レベル1チューナーとのシンクロで、「琰魔竜 レッド・デーモン・アビス」になれたり、リンク召喚の素材になったりと役割が多く優秀です。
「ティアラメンツ・クシャトリラ」は出来るだけ相手のターンに温存しておく

このカードは条件が整えば、相手のターンに手札から特殊召喚することができます。
墓地で発動する効果を持つカードは、それぞれターンに1回しか発動できないことから、このカードを相手のターンに特種召喚することで、お互いのターンでアドバンテージを稼ぐことができます。
また、盤面をひっくり返された際の返し札としても非常に有効なため、十分な準備ができていれば温存しておくと良いです。
「沼地の魔神王」、「ティアラメンツ・レイノハート」、《シャドール》モンスターは墓地に準備しておく



このデッキで《ティアラメンツ》モンスターと共に融合素材となれるのは「沼地の魔神王」、「ティアラメンツ・レイノハート」、《シャドール》モンスターとなります。
そのため、これらのカードは積極的に墓地に送る必要があります。
「沼地の魔神王」は自身の効果で墓地におくることができ、「シャドール・リザード」は自身の効果で、デッキから別の《シャドール》カードを墓地に送れるため、非常に相性が良いです。
墓地のカードをデッキに戻す際は、よりアドバンテージを得られるタイミングで使用する。


このデッキでは《ティアラメンツ》下級モンスター及び魔法・罠を墓地に送ることで、カードのサーチや融合召喚を行いアドバンテージを得ます。
そのため、継続的なアドバンテージ確保のため、上記のカードの効果を使用し、使用済みのカードをデッキに戻し、当たり率を上げることができます。
また、相手の墓地効果に対して、上記カードを戻すことで、効果を不発にすることも可能です。
ただしどちらも制限カードでそれぞれ一回限りのため、使うタイミングが非常に重要です。どちらがその場で大きなアドバンテージを得られるか吟味し、使用するようにしましょう。
相手のターンでの融合召喚を狙う
このデッキでは、自分のターンだけでなく相手のターンにも融合召喚を狙うことができ、そのためのキーカードとなるのが「ティアラメンツ・クシャトリラ」と「クロノダイバー・リダン」です。
- 「ティアラメンツ・クシャトリラ」
- 「クロノダイバー・リダン」
相手のターンに「ティアラメンツ・クシャトリラ」を特殊召喚をすることで、デッキからカードを3枚墓地に送ることで融合召喚が狙えます。
エクシーズ素材に「ティアラメンツ・シェイレーン」を使用することで、このカード効果を相手ターンに発動し融合召喚が行えます。
《イシズティアラシャドール》の入れ替え候補カード
宣告者の神巫

- 召喚成功時の効果で「古衛兵アギド」「古尖兵ケルベク」の効果発動を狙える
- 効果使用後はレベル6となるので、レベル4モンスターとのシンクロで、「フルール・ド・バロネス」の特殊召喚が狙える
No-P.U.N.K.セアミン

- シンクロ召喚のサポートが優秀で、展開ルートを増やすことができる
- 「No-P.U.N.K.セアミン」+手札一枚により「混沌魔龍 カオス・ルーラー」から、「真血公ヴァンパイア」特殊召喚で、計9枚の墓地肥やしが可能
- レベル7とのシンクロで、「フルール・ド・バロネス」の特殊召喚も狙える
赫焉竜グランギニョル
詳細を見る- 同じ融合テーマデッキの為、融合をサポートするカードを共有可能
- 「烙印融合」により、大型の融合モンスターカードを出しつつ、デッキから好きなカードを墓地に送る動きが強
- 「赫焉竜グランギニョル」でEXの《シャドール》モンスターを落とすことで、さらなる展開が可能
《イシズティアラシャドール》の対策方法
墓地のカードを除外
- 《ティアラメンツ》下級モンスターの効果は、送ったモンスターを含めたモンスター達で融合召喚を行う必要があるため、発動した《ティアラメンツ》モンスターを直接除外することで妨害が可能
- 「沼地の魔神王」、「ティアラメンツ・レイノハート」、《シャドール》モンスターも積極的に除外することで大型の融合召喚を妨害できる
墓地のカードの効果を無効・発動禁止



- 墓地で発動する効果により、アドバンテージを稼ぐため、墓地効果を発動出来なくしたり、無効にすることで何もできなくさせます
- 「スカル・マイスター」や「墓穴ホール」も同様の効果だが、こちらは直接チェーンをした効果にしか無効化できないため、墓地効果を複数使用するこのデッキには若干通りが悪い
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引用元
yugioh-card.com
権利表記
©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI