【遊戯王OCG】環境の最強デッキレシピランキング|最新Tier表について
『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』(遊戯王OCG)の、現環境における最強デッキランキングをTier表で掲載。各デッキの特徴を解説しているので、デッキ作成時や対策を練る際の参考にしてください。
TEXT:agepan
Tierの判断基準
公認・非公認を問わず、各大会におけるデッキの採用率や入賞数といったデータを元に、編集部で判断したものになります。
Tier 1 |
現在の対戦環境における最強クラス。 強さ・注目度・使用率が高く、勝ちを狙えるデッキ帯。 |
---|---|
Tier 2 |
Tier1のデッキには一歩劣るが、強力かつ使用率も高いデッキ帯。 新たな組み合わせが開発されれば、いつTire1に上がってもおかしくない。 |
Tier 3 |
上記2つと比べると使用率は劣るが、大会環境で見かけることがある強力なデッキ帯。 特徴を知らなければ足元をすくわれることもある、ダークホース的立ち位置。 |
現在の環境について(2023年5月10日時点)



2023年4月の改訂により、墓地のカードを利用するデッキや、光・闇属性を多く採用しているデッキが活躍しやすい環境となったことで、長らく息を潜めていた《斬機》が大会で流行している。
そのため《斬機》に有利となる《神碑》の使用率が上昇し、《神碑》に有利となる《ピュアリィ》も使用率上昇。3竦みの状況が形成されつつある。
加えて、強力な先行展開や先行ワンキルのルートが発見された《超重武者》や《アダマシア》、これら二つのデッキを統合したデッキも環境上位に入り込んでいる。
また、新商品の「DUELIST NEXUS」で強化されたテーマ《マナドゥム》、《R-ACE》、《破械》、《オルターガイスト》、《キマイラ》も大会環境で結果を残しており、Tire2以下の変動が激化している。
単体カードの流行りとしては、「スモール・ワールド」の採用が増加しており、展開の補助に加え、《ピュアリィ》のメタカードとなる《壊獣》モンスターと共に採用される構築が多く見られる。
環境上位のデッキに墓地を活用するデッキが多いことから「D.D.クロウ」や「屋敷わらし」といった墓地の利用を防ぐカードが有効で、メインデッキから採用が検討できる。
環境デッキランキング早見表
Tier1
-
斬機
-
ピュアリィ
-
神碑(ルーン)
-
超重武者
Tier2
-
アダマシア
-
ラビュリンス
-
勇者シンクロン
-
イシズティアラシャドール
-
クシャトリラ
-
VS
Tier3
-
烙印深淵の獣
-
ふわんだりぃず
-
マナドゥム
-
R-ACE
-
破械
-
オルターガイスト
-
キマイラ
Tier別デッキリスト
Tier1のデッキ
斬機

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◎ | ◯ | ◯ | ◎ |
- リンク召喚をメインとし、モンスターの展開をサポートする効果を駆使し、超大型のリンク・エクシーズモンスターで制圧するビートダウン型のデッキタイプ
- サイバース族の召喚条件は厳しいが強力な効果を持つ「ファイアウォールドラゴンダークフルードネオテンペスト」と「塊斬機ラプラシアン」で相手を制圧する
- カード1枚からの展開が可能で、デッキに空きスペースが多いことから、環境へのメタカードを複数採用が可能
ピュアリィ

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◎ | ◯ | ◯ | ◎ |
- エクシーズ召喚をメインとし、「ピュアリィ」や「ピュアリィ・リリィ」を主軸としたビートダウン型のデッキタイプ
- 《ピュアリィ》専用の「メモリー」速攻魔法カード1枚から展開が可能で安定感の高さが特徴
- モンスター一体への依存度が高く、手札消費も激しいため、崩されると立て直しが難しい
神碑(ルーン)

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◎ | △ | ◯ | ◎ |
- 相手の動きを阻害しつつ、デッキ破壊により勝利を得るデッキデスを狙うコントロール型のデッキタイプ
- 速攻魔法や、強力な妨害効果を持つモンスターを使用して阻害しつつ、相手のデッキのカードを除外しデッキのカードを減らすことができる
- 相手の墓地利用を許さず、こちらは「神碑の泉」の効果で大量ドローを繰り返すことで、アドバンテージ差を大きく広げることができる
超重武者

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◯ | △ |
- デッキのほとんどのカードをモンスターで構築し、モンスターの大量展開を得意とした展開型のデッキタイプ
- 大量のモンスターを展開し、「鎖龍蛇-スカルデット」を複数利用することで、手札の質を高めたり、OTKの必須パーツを確保して勝負を決める戦法をとることも可能
- 魔法・罠カードが墓地にあると効果を発揮できないものがあるため、汎用の魔法・罠の採用が難しい
Tier2のデッキ
アダマシア
安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | ◯ | △ |
- 地属性または岩石族モンスターを参照し、モンスターの大量展開を得意とした展開型のデッキタイプ
- 《アダマシア》モンスターの共通効果による大量展開を行い、シンクロ召喚やリンク召喚で大型モンスターを複数展開する
- 《アダマシア》モンスター共通効果の結果により、展開の質が左右されるため、その場の判断力が要求される
ラビュリンス

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◯ | ◯ | ◎ | △ |
- 罠カードにより相手の行動を妨害する、コントロール型のデッキタイプ
- 通常罠カードをサーチする手段が豊富で、対戦環境に合わせて有効な罠カードを採用・準備できる
- 対するデッキへの理解度により勝率が左右される
勇者シンクロン

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◯ | △ |
- シンクロ召喚をメインとした《シンクロン》に、「勇者」関連カードを組み合わせ展開力を向上させた、展開型のデッキタイプ
- レベル5~12までの幅広いレベル帯のシンクロモンスターを特殊召喚できる
- 手札消費が多く展開ルートも豊富で、扱うには練習とアドリブ力が必要
イシズティアラシャドール

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
△ | ◎ | ◯ | ◎ |
- 融合召喚をメインとし、カードを墓地へ送る効果を複数採用し、墓地へ送られたときの効果を発動させて戦う、展開型のデッキタイプ
- カードを墓地に送るカードはランダムなため、狙った効果の発動はできない
- 送られた効果を駆使する対応力が求められる
クシャトリラ
安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | △ | ◯ |
- エクシーズ召喚をメインとし、相手のフィールドを使用不能にしつつ、EXデッキも除外するコンボで、相手の動きを大きく阻害するコントロールも内蔵した展開型のデッキタイプ
- 「相手のカードを裏側表示で除外」により、再利用を許さない除去手段が非常に強力
- コンボに必須となるカードが少ないことから、デッキスペースが多く、汎用カードを採用しやすいが、必須カードの多くが制限のため、妨害されると辛い
VS

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◎ | ◯ | ◯ | ◯ |
- 「格闘ゲーム」をモチーフとし、すべてのモンスターがフリーチェーン効果を持つことが特徴的なコントロールも内蔵したビートダウン型のデッキタイプ
- 指定の属性のモンスターを手札から公開した枚数によって内容が変わるフリーチェーン効果が優秀
- 見せるモンスターは《VS》モンスターである必要はないため手札の「灰流うらら」や「増殖するG」など現在主要な汎用モンスターをさらに活用できる
Tier3のデッキ
烙印深淵の獣

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◯ | △ |
- 融合召喚をメインとし、《烙印》の融合展開補助効果と《深淵の獣》の妨害効果を組み合わせて展開とコントロールを兼ね備えたビートダウン型のデッキタイプ
- 光・闇属性モンスターを多用する墓地利用テーマに、非常に強く立ち回ることが可能だが、同時に相手のデッキに依存する面もある
- 展開ルートが複数あり、与えられた手札でどこまで展開できるかを把握する必要がある玄人向けのデッキ
ふわんだりぃず

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◎ | ◯ | ◯ | ◎ |
- メインデッキのモンスターが主体で、連続召喚・アドバンス召喚による展開を行うビートダウン型のデッキタイプ
- 手札を補充できる能力により、リソースが尽きにく、相手のターンでの展開も可能で、盤面を常に形成できる
- 「強欲で謙虚な壺」など制約がつらいが強力なカードや、「ディメンション・アトラクター」お互いに影響を与える効果を無理なく採用できる
マナドゥム

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◯ | ◎ | ◯ | △ |
- 自分のカードを破壊する効果と破壊された場合に発揮する効果を駆使する展開型のデッキタイプ
- 《マナドゥム》下級チューナーを複数展開し、連続シンクロ召喚やリンク召喚を狙う
- 展開ルートが複数あり、カード一枚からどこにつながるかの把握が重要となる
R-ACE

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
- メインデッキのモンスターが主体で、相手のモンスター効果発動をトリガーに発動する効果を持つことが特徴的なビートダウン型のデッキタイプ
- 「R-ACEハイドラント」により継続的に手札にモンスターを供給でき、相手のターンでの展開も可能で、盤面を常に形成できる
- 「R-ACEハイドラント」一体への依存度が高いため、このカードを除外されてしまうと立て直しが厳しい
破械

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
- リンク召喚をメインとし、破壊されたときに発動する効果を駆使し展開を行う、ビートダウン型のデッキタイプ
- 相手による戦闘・効果での破壊でも効果を発動し展開が可能なことから、継続戦闘力が非常に高い
- 相手のカードを破壊・除去することも得意なため、罠や厄介なモンスターを除去しつつ、安全に攻撃を行うことができる
オルターガイスト

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◯ | ◯ | ◎ | △ |
- リンク召喚をメインとし、罠カードによる相手の行動の妨害と展開を行う、ビートダウンも可能なコントロール型のデッキタイプ
- 複数のカードを効果を組み合わせ、相手の攻撃や妨害をかわしつつ除去や妨害を行い、相手とのアドバンテージ差をつけ勝利を狙う
- 墓地・場・手札・デッキすべての場所の《オルターガイスト》カードにアクセスすることが可能で自由度が高い分、扱いが難しいデッキ
キマイラ

安定感 | 爆発力 | 対応力 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
◎ | ◯ | ◯ | ◎ |
- 融合召喚をメインとし、テーマ内の下級モンスターすべてがサーチ効果を持つ、安定性に優れたビートダウン型のデッキ
- 手札にカードを加える効果と墓地からモンスターを蘇生する効果が豊富のため、手札が尽きにくく盤面も維持しやすい
- カード1枚からの展開が可能で、デッキに空きスペースが多いことから、環境へのメタカードを複数採用が可能
関連記事
- 《鉄獣スプライト》のデッキレシピと戦い方/対策方法
- 《リチュアスプライト》のデッキレシピと戦い方/対策方法
- 《神碑(ルーン)》のデッキレシピと戦い方/対策方法
- 《ラビュリンス》のデッキレシピと戦い方/対策方法
- 《LL鉄獣戦線》のデッキレシピと戦い方/対策方法
- 《竜剣士》のデッキレシピと戦い方/対策方法
- 《エクソシスター》のデッキレシピと戦い方/対策方法
- 《深淵の獣(ビーステッド)》のデッキレシピと戦い方/対策方法
- 《サンダー・ドラゴン深淵の獣(ビーステッド)》のデッキレシピと戦い方/対策方法
- 《ドラゴンメイド》のデッキレシピと戦い方/対策方法
- 《ティアラメンツ》のデッキレシピと戦い方/対策方法
最新情報が入り次第、スニーカーダンクで更新予定!
スニーカーダンク公式アプリ(無料)で最新情報をお届け!