WIND AND SEAとは?話題の人気ストリートブランドを紐解く【コラム】

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WIND AND SEAとは?話題の人気ストリートブランドを紐解く【コラム】について

近年、ファッション業界にて新進気鋭のブランド「WIND AND SEA(ウィンダンシー)」が名をあげている。

彼らの展開するアイテムは即完売を連発。

新商品の発売が来るたび、話題を生み出すトレンディーなブランドだ。

ブランドスタートから瞬く間にストリートシーンで人気になった「WIND AND SEA」。この記事ではブランドの解説だけでなく、クリエイティブディレクター「熊谷隆志」や、過去のコラボアイテムも交えて、各方面からブランドを紐解いていく。


目次

WIND AND SEAとは

ウィン ダン シー 画像 引用:WIND AND SEA

2018年にスタートした「WIND AND SEA」は、設立当初、アメリカのヴィンテージ古着や小物を展開するセレクトショップだった。

ブランドの創設者"熊谷隆志"氏主導でオリジナルTシャツを作ったところ評判が良く、“純粋に作りたいものを作る"というコンセプトのもと、オリジナルアイテムを展開するブランドへシフトチェンジすることに。

そのシンプルかつ印象に残るデザインのプロダクトには、ストリートシーンはもちろん、芸能人にもファンが多い。

また、オンラインでの販売をメインにしており、客層や人気商品の分析など"データベースで運営する"という新しい試みを続けている。


【多彩なコラボを展開】

引用:WIND AND SEA

WIND AND SEAは、多くのコラボをおこなってきた。

ここで特筆すべきは、そのコラボパートナーのバリエーション。ジャンルはおろか、国をも超えた異様なラインナップだ。

例えば、アメリカのバスケットボールリーグ"NBA"やイギリスのサッカー・ラグビーブランド"umbro(アンブロ)"、ドイツのスニーカーブランド"adidas(アディダス)"、日本のアニメ"幽遊白書"など。

各パートナーの世界観と共存できるWIND AND SEAの柔軟性があってこそ実現したプロジェクトが名を連ねており、それらの多くが即完売を果たしている。

このコラボレーション数の多さもWIND AND SEAのキャラクターを構成する重要なファクトの一つとなっている。


ブランドの生みの親「熊谷隆志」

熊谷隆志 画像 引用:PR TIMES

WIND AND SEAの創設者「熊谷隆志」の名前を聞いたことはあるだろうか?

熊谷隆志氏とは、業種を飛び越え、多種多様なプロジェクトを手がけてきた日本が誇るファッションレジェンドの一人

スタイリスト、フォトグラファー、クリエイティブディレクター、植栽のディレクションなど様々な肩書きを持ち、彼にしかなし得ない多彩な経歴を通じて、ファッション業界に多大なる影響を与えてきた人物だ。


【主な経歴】

  • 1970年 仙台で生まれる
  • 1994年 フランス留学後、スタイリストとして活動を本格的にスタート
  • 1998年 レイク・タホ名義で、フォトグラファーとしての活動を開始。
  • 1998年 シンプルかつ実用性の高いコレクションで知られるブランド「GDC」を立ち上げる
  • 2003年 2003FWアイテムを最後にブランド"CDG"が終了
  • 2011年 実質剛健で上質な素材、着心地の良さに拘ったアイテムを展開する新ブランド「NAISSANCE(ネサーンス)」をスタート
  • 2015年 総合ディレクションとして日本初のクラフト&カルチャーショップ「CPCM」を神宮前にオープン
  • 2018年 ブランド「WIND AND SEA」をスタート
  • 2021年 サーフィンとゴルフのスポーツにそれぞれ特化した2ブランド「HONEY FITZ(ハニー フィッツ)」と「TANGRAM(タングラム)」をスタート

この経歴を見るだけでも彼の凄さが伝わるだろう。

いくつものブランドを手がけ、成功をおさめた人物は少ない。各業界への造詣が深く「日本一センスの良いおじさん」と揶揄される熊谷氏だからこそ積み上げることができた実績だ。


【趣味が高じたブランド展開】

WIND AND SEAをはじめとした熊谷隆志氏が関わったアイテムは、多くのファンの心を掴んで離さない。その秘密は一体どこにあるのだろうか。

この答えの一つに、熊谷氏の趣味の豊富さが挙げられる。

ゴルフやサーフィン、スキー、アート、グリーンなど多くの趣味を持つ熊谷氏。これらを各アイテムやコラボ企画、しかもブランド立ち上げにまで活かしているというから驚きだ。

これらの経験と熊谷氏の持つ卓越した美的センスを合わせた結果、他にはないマルチな世界観のブランドが構築されている。


人気アイテムを押さえておこう!

2018年設立ブランドであるWIND AND SEAはストリートファッション業界では新進気鋭の存在。

しかし、他の有名ブランドに引けを取らないほど多くのファンがいるブランドだ。

彼らの人気を支える商品の一部を覗いてみよう。


定番のロゴT
「WIND AND SEA SEA S/S T-SHIRT」

ウィンダンシー シー S/S Tシャツ ブラック D.グレー 画像

数多の芸能人が愛用していることでも知られるWIND AND SEAのTシャツは、ブランドを象徴する人気アイテムの一つだ。

Tシャツだけでなく、他の同ブランドの展開商品にもこのロゴグラフィックが頻繁に用いられる。

WIND AND SEAだと一目でわかるそのデザインは、シンプルさとポップなデザイン性が共存しており、着用者の個性を演出してくれる。

スニダンで「ウィンダンシー シー S/S Tシャツ "ブラック D.グレー"」をもっと見る


ロゴデザインの幅を感じさせる
「WIND AND SEA Sea (S_E_A) Crew Neck」

ウィンダンシー シー (S_E_A) クルーネック ヘザー 画像

Tシャツでも使われたフォントを用いたクルーネックのスウェット。

程よいサイズ感におさめられたロゴからは、デザインの幅を感じることができるだろう。

王道ストリートファッションに映える大きめなサイズ感にもこだわった一着だ。

スニダンで「ウィンダンシー シー (S_E_A) クルーネック "ヘザー"」をもっと見る


デザインの強弱を活かした
「WIND AND SEA WDS (Circle-Palm) Hoodie」

ウィンダンシー WDS (サークル-パーム) フーディー ブラック 画像

"円を描いた"ロゴデザインもよく知られている。

前面のデザインには小さな花を、背面には巨大なロゴデザインを。このコントラストによってアイテムのデザイン性が高められた

他にも多くのロゴデザインがあり、適切なものを各アイテムに施すのはWIND AND SEAの得意技だ。

スニダンで「ウィンダンシー WDS (サークル-パーム) フーディー "ブラック"」をもっと見る


個性が表れたコラボアイテム5選

彼らのコラボ展開の凄さはすでにお伝えしてきた。その上で実際のコラボプロダクトを見るとより凄みを感じることができる

WIND AND SEAだからこそ実現できたスペシャルプロダクトを5つ見ていこう。


世界的デザイナーとのコラボ
「WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO × WIND AND SEA」

ワイルドサイド ヨウジ ヤマモト × ウィン ダン シー モノグラム プリント Tシャツ ブラック ホワイト 画像

YOHJI YAMAMOTO(ヨウジ ヤマモト)という名前を聞くだけで感度の高い人はビビッとくるのではないだろうか。

世界的な企業からも声がかかるスーパーデザイナーのプロジェクト「WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO(ワイルドサイド ヨウジ ヤマモト)」とのコラボでは、"偶発性の美"として表現したプロジェクトロゴをアイテムに散りばめている。

ロゴを組み合わせることで浮き彫りになる"SEA"の文字など秀逸なデザインが光る一着だ。

スニダンで「ワイルドサイド ヨウジ ヤマモト × ウィンダンシー モノグラム プリント Tシャツ "ブラック ホワイト"」をもっと見る


各ブランドロゴのいいとこ取り
「GOD SELECTION XXX × WIND AND SEA」

ゴッドセレクション トリプルエックス × ウィンダンシー (S_E_A XXX) クルーネック ブラック 画像

伝説のスニーカー「トラヴィス・スコット × フラグメント × ナイキ エアジョーダン1 ハイ」を、SNKRS以外で唯一国内展開したショップとしても知られるファッションブランド「GOD SELECTION XXX(ゴッドセレクション トリプルエックス)」。

彼らのロゴと言えば、波打つ旗に刻まれた3文字のXだが、WIND AND SEAとのコラボモデルではそのロゴをベースに3つのXを"SEA"の文字に変更している。

アイコニックなデザインで人気を博すアイテムにWIND AND SEAのエッセンスが加えられたコラボならではのプロダクトだ。

スニダンで「ゴッドセレクション トリプルエックス × ウィンダンシー (S_E_A XXX) クルーネック "ブラック"」をもっと見る


ストリートに映える
「HUF × WIND AND SEA」

ハフ × ウィンダンシー クルー スウェット アイボリー 画像

コンテンポラリー・スケート&ライフスタイルブランド「HUF(ハフ)」とのコラボでは、ストリート色を存分に活かしたアイテムを展開している。

特に掲載したスウェットは、波打つHUFの文字やスターデザイン、ボリューミーなシルエットなど各ポイントからゆったりとした雰囲気を醸し出す秀逸なプロダクトだ。

仕事を忘れてリラックスする"チル"な外出で着用したい一着となっている。

スニダンで「ハフ × ウィンダンシー クルー スウェット "アイボリー"」をもっと見る


ソールにもカラーリングを施した
「Vans × WIND AND SEA」

バンズ × ウィンダンシー オールドスクール ベージュ 画像

WIND AND SEAはアパレルだけではなく、スニーカーをベースとしたコラボもおこなってきた。

アメリカのシューズブランド「Vans(バンズ)」と共作したスニーカーでは、人気のオールドスクールをベースにアッパーとソールの色を揃えたカラーパレットを採用。

バンズらしいジャズストライプとあえて外側に寄っているWIND AND SEAのロゴ、そしてシューレースのホワイトカラーが、程よいアクセントとなっている。ソールに隠された"VANS AND SEA"の逆文字から遊び心を感じられる一足だ。

スニダンで「バンズ × ウィンダンシー オールドスクール "ベージュ"」をもっと見る


スニーカーコーデとの相性抜群
「SNKRDUNK × WIND AND SEA」

スニーカーダンク × ウィンダンシー Tシャツ SEA ネイビー/イエロー 画像

最後に紹介するのは、我らがスニーカーダンクとのコラボプロダクトだ。

このコラボプロジェクトでは、コラボアパレルを通じてハイプなスニーカーイベントを開催した。

カラーにこだわったアイテムを展開しており、スニーカーと色をリンクさせられるTシャツは、スニーカーコーデをより楽しめる一着となっている。

スニダンで「スニーカーダンク × ウィンダンシー Tシャツ SEA "ネイビー/イエロー"」をもっと見る


おわりに

熊谷隆志氏がディレクションする「WIND AND SEA」から、ファッションに敏感な若者が注目するトレンディーなアイテムが次々とリリースされている。

これは、データベースで商品管理をおこない、多彩なコラボをおこなってきたブランドの柔軟性があるからこそなせる業だろう。

年々知名度を高めるWIND AND SEAは、まさに今こそ知っておくべきファッションブランドだ。

スニダンでは、WIND AND SEAの発売情報記事を随時公開しているため、気になる人はそちらもチェックしよう。

スニダンで「WIND AND SEA」をもっと見る


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