エルメスのシェーヌ・ダンクルの特徴!魅力とおすすめ3選!【コラム】について
「Chaine D'ancre(シェーヌ・ダンクル)」は、上質なエレガンスを漂わせるHermes(エルメス)のアクセサリー。近年、高い人気を誇っており、入手困難なレアアイテムといわれています。シェーヌ・ダンクルの特徴や、おすすめのアイテムを見ていきましょう。Hermes(エルメス)のChaine D’ancre(シェーヌ・ダンクル)とは
おしゃれなモデル・芸能人が身に着けていることで知られる、シェーヌ・ダンクル。ブレスレットのラインアップをチェックする前に、シェーヌ・ダンクルの誕生や魅力について紹介します。いかりの鎖がもとになったデザイン
シェーヌ・ダンクルはフランス語で「アンカー・チェーン」、すなわち「いかりの鎖」を意味します。エルメスの頭文字「H」が一つのコマになっていて、鎖状につながっているモチーフが「シェーヌ・ダンクル」です。
鎖を模した上品なデザインは、エルメス家の一員「ロベール・デュマ」のインスピレーションによるもの。
彼は港で、ふと船のいかりのチェーンに目を留めました。鎖のイメージはそのままアクセサリーのデザインに落とし込まれ、シェーヌ・ダンクルが生まれたのです。
陸と海をつなぐチェーンから生まれたこのモチーフは、「強く結ばれた絆」を表現しているともいわれます。普遍的で上品なデザインは、誕生から80年以上たつ今も、人々の心を捉えて離しません。
エルメスではシェーヌ・ダンクルを使ったアイテムとして、ブレスレットのほかネックレスやリング・ピアスなども展開しています。
Chaine D’ancre(シェーヌ・ダンクル)のブレスレットの特徴
インフルエンサーやファッショニスタに愛用されている、シェーヌ・ダンクルのブレスレット。デザインやサイズには、どのような特徴があるのでしょうか?製造された年代によって変わるデザイン
シェーヌ・ダンクルの誕生は1938年。ブレスレットの基本コンセプトやベースのデザインは変わらないものの、その時々の流行やクリエイティブ・ディレクターの方向性によって、ブレスレットに微妙な変化が見られます。
例えば初期の素材は、現在の「SV(シルバー)925」製ではなく「SV950」製でした。チェーンの形状も若干異なり、「鎖そのもの」のようなデザインも見られます。
製造番号が入っている・入っていないという違いがあったり刻印の字体が違ったりと、時代による変化は顕著です。製造年の古いものは「アンティーク」「ヴィンテージ」と認識され、二次流通市場でも高い人気を誇ります。
サイズ展開は5種類
シェーヌ・ダンクルのブレスレットは、大きい方から順に以下のサイズで展開しています。
- TGM
- GM
- MM
- PM
- PPM
TGMとGMは特に男性人気の高いサイズです。チェーンのワイルドな面が強調され、上品ながらタフな存在感があります。
MM・PM・PPMは女性が身に着けやすいサイズです。手元を強調したいならMM、さらっと身に着けたいならPMがよいでしょう。
最もきゃしゃなPPMは一時廃盤となっていましたが、2021年より再販されているようです。ただし入手は非常に困難なため、二次流通品をチェックするのがおすすめです。
コマ数で長さをカスタマイズできるのも大きな特徴。手首の太さにぴったりのサイズを選べます。
素材選びで楽しめる雰囲気の変化
シェーヌ・ダンクルのブレスレットには、シルバー製のものとゴールド製のものがあります。「シェーヌ・ダンクル」と聞いて多くの人がイメージするのは、シルバー製のアイテム。
SNSでも多くのインフルエンサーたちが、シルバー素材のブレスレットをアップしています。人気が高く、クールなデザインが生きる素材です。
一方ゴールド製のブレスレットは、ラグジュアリーな印象が強め。スキントーンになじみやすく、華やかな存在感があります。イエローゴールド・ピンクゴールドの2色があるので、好みやコーデに合わせて選びましょう。
個性的な1本が欲しい人には、シルバーとゴールドをミックスしたアイテムもおすすめです。
Chaine D’ancre(シェーヌ・ダンクル)の定番から個性派まで
一目で「エルメス」と分かる存在感を放つシェーヌ・ダンクルのブレスレット。数あるラインアップの中から、お気に入りを見つけましょう。定番から個性派まで、人気の3アイテムを紹介します。
シェーヌ・ダンクル PM ブレスレット "シルバー"
定番中の定番ともいえる、T字の留め金をリングにはめ込むタイプのブレスレットです。
エルメスの「H」を表現するチェーンデザインは、シンプルながら上品でクール。シルバーのクリーンな輝きと相性がよく、カジュアルからきれいめコーデまで違和感なくマッチします。
シェーヌ・ダンクルをおしゃれに身に着けるコツは、腕にぴったりとはまるサイズを選ぶことです。着けるときはきつく感じるかもしれませんが、余裕を持たせすぎると見栄えがよくありません。
1.5~2cm程度の余裕を持たせたサイズがベスト。着け外ししやすく、スタイリッシュに決まります。
HERMES Chaine D'ancre PM Bracelet "Silver"
エルメス シェーヌダンクル PM ブレスレット "シルバー"
サイズ:PM
スニダンで「エルメス シェーヌダンクル PM ブレスレット "シルバー"」をもっと見る
ブレスレット シェーヌ・ダンクル・コントゥール "ピンクゴールド"
「H」モチーフに繊細なチェーンを付けた、フェミニンなルックスのブレスレット。エレガントな雰囲気たっぷりで、パーティーシーンやイブニングシーンにもマッチします。
ブレスレットの素材は、スキントーンにしっくりとなじむピンクゴールドです。Hモチーフにちりばめられたダイヤモンドがラグジュアリーな雰囲気を高めており、エルメスらしい品格を感じさせます。
ユニセックスなシェーヌ・ダンクルと比較すると、甘く優しい印象が強め。ハードなチェーンデザインが苦手な人も、抵抗なく身に着けられるでしょう。
Hermes Chaine D'Ancre Contour Bracelet "Pink Gold"
エルメス ブレスレット 《シェーヌ・ダンクル・コントゥール》 "ピンクゴールド"
サイズ:内周15.5cm
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ブレスレット シェーヌ・ダンクル・パンク "シルバー"
安全ピンが連なったような、遊び心のあるデザインのブレスレットです。一見するとシェーヌ・ダンクルには見えませんが、よく見るとHモチーフが横に引き伸ばされてチェーン状になっているのが分かります。
「パンク」という名前通りのインパクトがあり、コーデのおしゃれなアクセントにぴったりです。
素材には、クールなデザインにぴったりとマッチするシルバーが使われています。シェーヌ・ダンクルらしいトグルデザインは健在で、腕をほっそりときれいに見せてくれるでしょう。
ロック&パンクなデザインでも品格を失わないのは、さすがエルメスというところ。
Hermes Chaine D'Ancre Punk Bracelet "Silver"
エルメス ブレスレット 《シェーヌ・ダンクル・パンク》 "シルバー"
サイズ:内周17.5cm
スニダンで「エルメス ブレスレット 《シェーヌ・ダンクル・パンク》 "シルバー"」をもっと見る
Chaine D’ancre(シェーヌ・ダンクル)のブレスレットで手首に華を
クールなチェーンデザインで、絶大な人気を誇るシェーヌ・ダンクルのブレスレット。シンプルなデザインでも上質さやエレガンスをしっかりと感じさせてくれる、エルメスらしいアクセサリーです。自分だけのお気に入りを見つければ、長くそばに置いておきたいアイテムとなるでしょう。手首にそっと着ければ、一気に気分も上がります。
シェーヌ・ダンクルを選ぶポイントは、サイズや素材・年代など。人気のデザインは入手が難しいため、二次流通市場を小まめにチェックするのがおすすめです。