エアジョーダン1 Midは人気がない?Highとの比較でその魅力に迫る|コラム

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エアジョーダン1 Midは人気がない?Highとの比較でその魅力に迫る|コラムについて

Nike(ナイキ)が誇る大人気モデル、Air Jordan 1(エアジョーダン1)。

エアジョーダン1には、Highカット(ハイカット)、Midカット(ミッドカット)、Lowカット(ローカット)のタイプがリリースされているが、"エアジョーダン1"と聞いて真っ先にどのタイプを思い浮かべるだろうか?

おそらく大多数の方はハイカット、またはローカットをイメージして、ミッドカットを一番先に思い浮かべる方はそう多くはいないのではないでしょうか。

そこで浮かぶ一つの疑問。それは「エアジョーダン1のミッドカッドは人気がないのか?」

現にスニーカーファンの間では、ミッドカットは出た当初から敬遠されがちだったり、「ダサい」なんて囁かれることもあったりなかったり。

しかし、今でも本当にそうなのか?というのもまた一つの疑問。ミッドカットならではの魅力というのもたくさんあるし、熱狂的なファンも大勢いる。それを裏付けるのは、近年続々とリリースされる新カラーの数々だ。人気や需要があるからこそリリースされるのだろうし、発売を待ちわびる声もたくさんある。

そこで今回は、エアジョーダン1のミッドカットにフォーカスを当て、ハイカットとの比較をしながら違いや魅力を解説!さらには、スニダンで人気の高いエアジョーダン1ミッドカットを一挙紹介!

これまで知らなかったミッドカットの魅力を発見できるかもしれないし、手に入れたいものが見つかるかも。

目次

 


なぜ人気がないと言われてしまうのか

なぜエアジョーダン1のミッドカットは「人気がない」という印象を持たれ、敬遠されてしまうのだろう。

その原因の一つとして考えられるのが、ハイカットの存在だ。後に改めて紹介しますが、そもそもハイカットは1985年に最初に発売されたのに対し、ミッドカットが最初に発売されたのは2001年。

それゆえにエアジョーダン1のハイカットの方が長い歴史を築いており、言わば"王道"に相応しい存在。また、見た目がなかなか似ていることから、なにかと比較対象になってしまいがち…。その中でもミッドカットが「人気がない」と言われてしまう原因として、主に下記の4点がネックになっているものだと思われる。

① 「エアジョーダン1といえばハイカット」というイメージが元々強いから

② ミッドカットはボリューム感が中途半端という印象があるから

③ ハイカットにはないミッドカット独自のカラー展開が多いから

④ 王道のハイカットとはデザインが異なっている部分があるから

しかし、ミッドカットとハイカットでディティールは違えど、ミッドカットだけに出せる魅力はたくさんあるはず!

もちろん好みや趣向にも左右されるとは思いますが、ハイカットとの違いを知った上でミッドカットの魅力を知ってほしい!ということで、両タイプの違いを画像付きで解説していこう。


実際にハイカットとミッドカットを比較してみた

実際にハイカットとミッドカットの実物を用意して、それぞれの違いを比較をしてみた。

今回用意したのは、ナイキ エアジョーダン1 ミッド "ブレッド"と、ナイキ エアジョーダン1 ハイ OG "パテント ブレッド"(両方とも28.5cm)。

両スニーカーのアッパーの素材は違うが、同形カラーとなるこちらのスニーカーで違いを見ていこう。(個体差によって正確なサイズは異なる場合あり)


高さの違い

【ハイカット】
足首部分まで覆うほどの高さ

【ミッドカット】
くるぶし部分の少し上くらいを覆う高さ

ハイカットは足をガッチリとサポートしてくれる感触があり、ミッドカットは高さが抑えられている分、足首の可動域が少し広い印象を受ける。

シューホールの数

【ハイカット】
9つ

【ミッドカット】
8つ

ミッドカットの方がハイカットよりも1つ少なくなっている。

シュータンの違い

【ハイカット】
NIKE AIRの文字とスウッシュを配置

【ミッドカット】
ジャンプマンロゴを配置

シュータンのデザインに明確な差が!ここを見れば一発で見分けることが可能。

ヒール部分の違い

ヒール部分の違い①

【ハイカット】
ヒールパーツの長さが短い(今回の計測では約1.7cm)

【ミッドカット】
ヒールパーツの横の長さが長い(今回の計測では約2.5cm)

ミッドカットは、横に長いヒールパーツが配置されている。この部分を見てもすぐにミッドカットの区別がつきそうだ。

ヒール部分の違い②

【ハイカット】
履き口部分の長さが短い(今回の計測では約3.2cm)

【ミッドカット】
履き口部分の長さが長い(今回の計測では約3.7cm)

画像における黒い履き口部分の長さは、ミッドカットの方が長めに設計されている。

履き口部分の角度

【ハイカット】
ほぼ直角

【ミッドカット】
なだらかな角度

ミッドカットはなだらかな設計になっていますが、ハイカットは直角に近い角度にすることで高さを出す仕様になっている。

【ハイカット】
大きなNIKEの文字とスウッシュロゴを配置(OGや'85でカラーが異なります)

【ミッドカット】
中央に小さめのジャンプマンロゴを配置

箱にも違いが設けられ、両タイプのこだわりが見てとれる。ちなみに、ローカットもミッドカットと同じ箱が使用されている。

上記がハイカットとミッドカットのディティールにおける主な違いになる。一見、同じように見えてしまうこともあるミッドカットとハイカット。こうして見てみると、あらゆる箇所でハイカットとの違いが設けられているのがわかる。

これらを知った上で、ミッドカットの魅力をさらに見ていこう。


エアジョーダン1ミッドの魅力に迫る

写真でハイカットとミッドカットの違いを解説したが、別の視点からみる主な違いについても解説しよう。これらの要素から導き出される、ミッドカットの魅力とは一体…?


・発売年の違い

【ハイカット】
1985年

【ミッドカット】
2001年(Air Jordan 1 Retro+という名称で登場)


・リリースされるカラーの違い

【ハイカット】
OGカラーがリリースされる

【ミッドカット】
ミッドカット独自の様々なカラーバリエーションがリリースされる


・定価の違い(メンズサイズの場合)

【ハイカット】
20,000円前後

【ミッドカット】
15,000円前後


【比較をしてみて】ミッドカットはココが魅力!

上記から分かるように、ミッドカットの方がハイカットよりも発売年が若いため時代に合わせたものが多く、時には斬新で新しいデザインを施される場合も多い。

ハイカットよりも高さがないためボリューム感には劣るが、「ハイカットよりも履きやすい!」という声も多く、コーディネートしやすい適度なボリューム感を持ち合わせている。また、ハイカットにはない多彩なカラー展開でファンを魅了している。

価格帯においてはハイカットに比べると比較的安価で手に入りやすいため、タウンユースとして気軽に履くことができるのも嬉しい点だろう。


マイケル・ジョーダン本人がミッドカットを着用して話題に!

そんな魅力たっぷりのミッドカットの人気に、追い風と衝撃をもたらしたニュースが2021年9月に登場。

自身のシグネイチャーモデルであるエアジョーダン1のミッドカットを、マイケル・ジョーダン本人が着用している画像がインスタグラムにて投稿された。

「ミッドカットはダサい」そういう風潮が広がっていた中でのこの出来事は、まさに衝撃的と言わざるを得ない出来事と言えるだろう。

この出来事を皮切りに、これまで「ダサい」とまで言われていたミッドカットへの印象や概念が大きく変わりはじめ、今日に至るまでその人気が急上昇している。


エアジョーダン1ミッドのおすすめを紹介!

ここからは、エアジョーダン1ミッドのおすすめモデルを紹介してこう。

その前にひとつご紹介を。スニーカーダンクではスニーカーを「お気に入り登録」する機能が備わっている。今回編集部では、2022年上半期にリリースされたナイキの全スニーカーの「お気に入り登録数トップ10」を集計。そのトップ10にランクインしたスニーカーには、エアジョーダン1ミッドもランクインしており、人気や注目度の高さが数字として現れている。ここではそれに加えて、編集部が選んだおすすめのエアジョーダン1ミッドをピックアップして紹介しよう。

集計したランキングをまとめた記事も公開しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

2022年上半期 ナイキスニーカー お気に入りランキング BEST10 【コラム】はこちら!


【4位にランクイン】シュータンのダイヤモンドパターンロゴが特徴!
ナイキ エアジョーダン1 ミッド "オメガ/ブラック/ホワイト"

ブラックとホワイトのシックなカラーリングながらも、足元に高級感を演出してくれる。

シュータンにはミッドカットらしく、ジャンプマンロゴと"Ω"(オメガ)のマークをデザイン。シンプルながらも存在感を放ちつつ、どんなコーディネートにも合わせられる汎用性の高さがミッドカットならではの魅力を感じる。この一足は、2022年上半期にリリースされたエアジョーダン1ミッドで一番注目度が高かった一足だ。

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【10位にランクイン】NBAチームのユニフォームカラーを採用!
ナイキ エアジョーダン1 ミッド "シアトル・スーパーソニックス"

濃厚なグリーンとホワイトをベースに、イエローをアクセントに加えたアイコニックなシルエットに仕上がった一足です。

履き口付近のバランスの良いイエローが、ファンを虜にするデザインに仕上がっています。"シアトル・スーパーソニックス"は、現在の"オクラホマシティ・サンダー"というNBAチームの前身の名。「超音速」を意味するこの名の由来ですが、拠点となるシアトルは航空産業が盛んなことにちなんで名付けられたと言われています。

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落ち着きと上品さを兼ね備えたカラーリング!
ナイキ エアジョーダン1 ミッド "リネン"

ホワイトをベースにベージュで組み合わせた、シンプルなカラーリングながらも大人で上品な雰囲気を感じる一足。

アッパーのホワイトカラーが占める割合が絶妙で、柔らかみを感じる仕上がりが魅力。決して誇張しすぎず、それでいて足元からひしひしと伝わる高級感が様々なコーディネートで活躍するだろう。

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人気のエレファント柄で足元をエレガントかつワイルドに!
ナイキ エアジョーダン1 ミッド "エレファント トゥ"

トゥ部分からサイドにかけて存在感あるエレファント柄を採用した一足。

シュータンにはアクセントとなるレッドカラーのジャンプマンロゴを配置し、スウッシュには際立つホワイトカラーを採用してシャープな仕上がりに。ナイキが誇る人気のエレファント柄が足元にワイルドさを演出してくれる。

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ウイングロゴのレッドが圧倒的な存在感!
ナイキ エアジョーダン1 ミッド "シャドウ"

ブラックとグレーでダークにまとめられたカラーリングの一足。

ウイングロゴとシュータンのジャンプマンロゴが絶妙な差し色に。まさに"シャドウ"という名に相応しいダークなアッパーの中で、圧倒的な存在感を放つ。

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爽やかなパープルがアクセントに!
ナイキ エアジョーダン1 ミッド "ブラック/コート パープル"

スウッシュ、ウイングロゴ、履き口、そしてアウトソールに色鮮やかなパープルを配色して全体をまとめ上げた一足だ。

アッパーを艶感あるレザーで構築し、同時にクラシカルな印象も演出。アッパーのホワイトカラーによって全体のカラーリングにメリハリが生まれ、タウンユースにうってつけの仕上がりとなっている。

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清涼感あふれるミントブルーが魅力!
ナイキ エアジョーダン1 ミッド "ブルーミント"

ホワイトをベースにミントブルーと深みのあるネイビーブルーで配色し、涼しげな印象を与えるデザイン。

アッパーをオールレザーで構築することでクラシカルさを感じつつも、爽やかなカラーリングによって軽やかさを覚える。暑い夏の日にピッタリの一足だろう。

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履き口の切りっぱなし加工がスタイリッシュ!
ナイキ エアジョーダン1 ミッド "インサイド アウト"

アッパーの様々な部分が特徴的な作りになっている一足。

中でも最も特徴的なのは、履き口部分の角ばったような切りっぱなし加工。従来のエアジョーダン1ミッドの仕様とはどこか一線を画した、斬新なデザインとなっている。スウッシュに施されたオレンジのポイントも魅力的だ。

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レッドのスウッシュが一段と輝くカラーリング!
ナイキ エアジョーダン1 ミッド "ベージュ/カーディナルレッド"

ホワイトと優しい色合いのベージュをアッパーに採用することで、シューレース、ウイングロゴ、履き口部分、そしてスウッシュのレッドカラーが輝く一足。

アウトソールはカラー全体を整えるブラックカラーを採用し、バランスの取れた仕上がりに。メジャーリーグチームの「セントルイス・カージナルス」を彷彿とさせるファン垂涎のデザインとなっている。

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伝説のOGカラーをブロックごと反転!
ナイキ エアジョーダン1 ミッド "リバース ブレッド"

ジョーダンシリーズにおいて圧倒的な人気を誇る、"ブレッド"カラーを反転させた一足。

レザーを使用し、ブラックとレッドで構成された貫禄あるアッパー。そのブレッドカラーが足元に圧倒的な存在感をもたらしつつも、ミッドソールのホワイトが全体を引き締めてくれる。

スニダンでナイキ ナイキ エアジョーダン1 ミッド "リバース ブレッド"をcheckする


まとめ

エアジョーダン1ミッドにしかない魅力、履き心地、カラーなど、ファンを魅了する様々な要素があるだろうし、なにより「履きたいものを履く」「欲しいものを買う」。これが一番スニーカーを楽しむ方法だろう。

人それぞれに好みがあり、良し悪しの感じ方もまた、人それぞれ。ただ一つ言えることは、エアジョーダンシリーズにこの先もさらなる可能性を見出していってくれるのが、エアジョーダン1ミッドの役目とも言えるのではないだろうか。

これを機に、ぜひお気に入りのエアジョーダン1ミッドを手に入れてみてはいかがだろうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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