マイコレ追加は諦めました

ナイキ エアマックスへのkokady@sacai集中さんの投稿

2022/06/02

この一足はなかなか面白くて、まず品番に注目すると、CJ0609となっております。これの何が面白いかというと、スニーカーは基本末番に三桁の数字が配置されるはずなのに、それがないんです。
例えば99年製ダンクですと、630358-061 や 630358-471、630358-141などで、そして末番3桁はしばしば色に対応しています。
灰色は0、白色は1、緑色は3、青系は4、赤、ピンク系は6、黄色は7、オレンジ色、茶色系は8に対応していることが多いです。
灰色と白色は未対応なこともありますし、必ずしもそうとは限らないのですが、この対応を覚えておくと、品番の暗記に役に立ちます。
上記の例ですと、061は灰色、赤色、白色に対応していることになり、実際にこれはネバダの品番になります。
話は戻りまして、このpowerwallのsampleですが、こちらはその末尾3桁が存在しません。
3種類の復刻がありましたが、上記のルールに従うならば、pinkが6、ライムが3、レモンが7に対応するはずです。
実際に復刻した3足にはこの3種類の数字が配置されています。
では、末尾3桁がないのはなぜでしょうか。
それはこのモデルが復刻に際した初期原案モデルだからです。
便宜上プロトタイプと呼ばれるものたちですが、私もこのような品番の配置は初見でございます。
故に、3種類のオリジナルが混ざったようなパターンで構成されています。
復刻のピンクに、もちろん、一番近い形状ではございますが、レモン、ライムの要素もふんだんに取り入れられており、何より復刻したピンクよりも著しく淡いカラーリングです。
こういった、GRとの違いがあるのが、やはりsampleの面白いところかと思います。