最高気温が20度を超える日も増え、そろそろ短パンの準備を始めたい時期。その丈感に注目すると、"膝上丈"と"膝下丈"のどちらを選ぶかによって、その印象は大きく変わる。ここ数年来、下半身にボリュームをもたせるAライン型のシルエットがトレンドであることを踏まえれば、膝下を覆うゆったりした丈感の一本が今年も気分だ。そこで今回は、話題のコラボから不朽の定番モデルまで、膝下丈のショーツを厳選してご紹介!
バギーシルエットをウェルトポケットで引き締める「ナイキ × リーバイス」
まず紹介するのは、今年8年ぶりに共演を果たした「ナイキ」のジョーダンブランドと「リーバイス」のコラボモデル。リーバイス伝統のリンスインディゴデニムを使用した本作は、フロントに深いプリーツをあしらい、背面にはスーツなどに用いられるウェルトポケットを採用している。バギーシルエット特有のボリューム感を維持しつつ、後ろ姿をスマートにまとめた、技ありの一本。
地厚な生地でシンプルに仕上げた「ダブルタップス」のデニムショーツ
夏の間、ヘビロテで穿き倒してもへたれない一本を手に入れるなら「ダブルタップス」もおすすめだ。ワークウェアの質実剛健な作りをベースに、14オンスの地厚なデニム地を採用。タフな生地ながら、ワタリ幅を太めに作っているため、風が抜けやすいのもかくれたポイントだろう。合わせるトップスのサイズ感を選ばず、夏のワードローブの土台として活躍してくれるはず。
本格ミリタリー仕様の「シュプリーム」の定番はリアルなパッカリングがポイント
「シュプリーム」が継続的に展開し、安定した人気を集める定番のカーゴショーツ。26年の春夏シーズンのモデルは、ポケットのフラップやステッチ部分に見られるパッカリングの表情が魅力的な一本だ。ウエストには、本格的なミリタリーパンツに見られるアジャスターを搭載しているため、ベルトなしでも微調整が可能。カーゴショーツならではの豊富な収納量は、夏場も手ぶらを貫きたい方にピッタリだ。
「ウィリーチャバリア × アディダス」はスポーティな素材にスラックスの要素をミックス
ショーツ特有のカジュアル感が気になるという方は、「アディダス」と「ウィリーチャバリア」の共作が有力な候補になる。生地には光沢感のあるコットンポリエステル素材を採用し、ドレッシーな印象のピンストライプ柄をミックス。裾に向かって広がるワイドなシルエットからは、"パチューコ"や"チカーノ"と呼ばれるウィリーチャバリアのルーツの文脈もうかがえる。現時点では、同生地でリリースされたトラックジャケットのほうに人気が集中しているが、夏を見据えてショーツのほうもチェックしておこう。
圧巻のヴィンテージ加工が目を引く「セントマイケル」の意欲作
「セントマイケル」の一本は、フルレングスのダブルニーパンツを大胆にカットオフしたかのような荒々しさが際立つ。裾は一直線ではなく、前後で長さを変えた不規則なラインに仕上げており、リアルなヴィンテージ加工を追求する同ブランドらしい妥協のない仕上がりだ。やや値は張るが、春夏の主役を張れる膝下丈のショーツを探している方は要チェック。
スタッズとカットオフのコントラストが光る「ウェールズ・ボナー × ステューシー」
最後に紹介するのは、ロンドン発の「ウェールズ・ボナー」と「ステューシー」によるコラボモデル。クリーンなアイボリーのキャンバス地にスタッズを等間隔で打ち込んだデザインは、どこか工芸的なムードも感じさせる。ラフなニュアンスを演出する、切りっぱなしの裾のディテールも見逃せない。シンプルなショーツはすでに十分持っているという方は、人気ブランドどうしが手がけるハイセンスな変化球の一本にも注目してほしい。
おわりに
肌の露出を抑えつつ、着こなしに程よいボリュームを与えてくれる膝下丈のショーツ。本格的な夏を迎える前に、ワードローブの核となる一着を探してみてはいかがだろうか。