「Supreme(シュプリーム)」26SSのアイテムラインナップが発表された。今シーズンも魅力なアイテムが目白押しだが、その中でも一際強烈な個性を放っていたのが、我らが親愛なる隣人『スパイダーマン』とのコラボアイテムだ。Week1で登場するグラフィックTシャツ、そして「Vanson Leathers(バンソンレザー)」を交えたインパクト大のレザージャケット。お馴染みのコスチュームから着想を得たこれらのアイテムは単なるキャラクターグッズの枠を超え、NYストリートの文脈で再構築された"現代のアーマー"とも呼べる仕上がりだ。そこで今回は、26SSのスパイダーマン熱をさらに加速させるべく、過去にリリースされ今なお名作として語り継がれる「シュプリーム歴代のアメコミコラボ」を厳選して紹介する。
26SSの主役:待望の「Spider-Man」コラボがついに解禁
via:supremenewyork
26SSコレクションの目玉として、満を持して登場したマーベルコミック随一の人気キャラクター『スパイダーマン』とのコラボ。ニューヨークの街をスイングするウォールクローラーの姿は、同じくニューヨークのストリートで産声を上げたシュプリームにとって、最も親和性の高いアイコンと言っても過言ではない。Week1のフォトTならぬ「コミックT」や、バンソンレザーとのトリプルコラボ、「ヘインズ」のパックT&ボクサーブリーフ、いずれも後年まで語り継がれるマスターピースとなるだろう。炎をまとう復讐の精霊:Ghost Rider(ゴーストライダー)
スパイダーマンコラボでバンソンレザーのジャケットが発表された際、19SSの『ゴーストライダー』コラボが脳裏をよぎったシュプリーム&アメコミファンは少なくないのでは。地獄の業火に包まれた髑髏の騎士が、バンソンレザーの硬派なライダースやパンツに落とし込まれたあのコレクションは、アメコミとバイカーカルチャーをクロスオーバーさせた伝説的な一幕だ。スニダンでも、コミックのイラストを落とし込んだTシャツやインパクト抜群のロングスリーブトップが購入可能。
艶やかで危険なアイコン:Catwoman(キャットウーマン)
DCコミックスの妖艶なダークヒーロー、キャットウーマンも数シーズンにわたりコラボレーションを果たしている。13SSと23FWで登場したウィアード・デイブ氏によるフェイスグラフィックや、ショーン・クライバー氏が描く"SUPREME"ロゴに寝そべった妖艶なアートワークなど、今なお語り継がれる不朽の名作揃いだ。アンチヒーローの危うい魅力と、90年代のアートワークを彷彿させるグラフィックを見事にストリートウェアへと落とし込んでいる。
フランク・ミラーの傑作をまとう:Ronin(ローニン)
アメコミ界の巨匠フランク・ミラー氏が、日本の侍文化とディストピアな近未来を融合させた異色作『ローニン(浪人)』。エッジの効いたアートワークが目を惹くTシャツやフットボールジャージなど、多数のラインナップが23SSに発表された。ニューヨークの退廃的な風景と武士道が交差する独創的な世界観が、シュプリームの反逆的な精神と共鳴。アートピースのようなアイテムは、玄人好みの逸品として今なお語り継がれている。
銀河を駆ける孤独なヘラルド:Silver Surfer(シルバーサーファー)
マーベルコミックの中でも、その哲学的なキャラクター性で異彩を放つ『シルバーサーファー』。22SSに実現したこのコラボでは、全身シルバーの洗練されたフォルムを大胆な総柄や高精度なプリントで表現している。キッチュなアメコミらしさは残しつつも、宇宙の広さと孤独を感じさせるスタイリッシュなアートワークは、ファッション感度の高い層からも大きな支持を集めた。背面にシルバーサーファーを大々的に配したレザージャケットにも注目だ。60'sホラーコミックの女王:Vampirella(ヴァンピレラ)
最後に、シュプリームのアメコミコラボ史を語る上で欠かせないのが、17SSに登場した『ヴァンピレラ』だ。1969年に誕生したカルト的な人気を誇るホラーコミックのヒロインであり、その官能的で強烈なビジュアルは、まさに"シュプリームらしさ"の象徴。過激さと芸術性が同居する彼女のグラフィックを配したフーディやTシャツ、フットボールトップは今なお多くのファンに愛されている。コーディネートのアクセントになること間違い無しの名作揃いだ。おわりに:ストリートに新たな伝説が刻まれる瞬間
シュプリームが長年築き上げてきたアメコミコラボの系譜。それは単なるキャラクターのサンプリングではなく、各作品が持つ背景やアート性をストリートの文脈で再解釈した、独自のクリエイティビティの歴史でもある。そして2026年春夏、満を持して登場する『スパイダーマン』とのコラボレーションは、その集大成とも言える輝きを放っている。26SSシーズンの幕開けは目前だ。