世界中で絶大な人気を誇る『ポケットモンスター』シリーズは、2026年2月27日で30周年を迎える。この節目に向けて、公式SNSで1025種類にも及ぶ記念ロゴ画像の配布や、様々な記念グッズの発売などが続々と発表され、大きな盛り上がりを見せている。
さらにゲームシリーズに続き、『ポケモンカード』(ポケカ)も10月に30周年を迎えるため、コレクターを中心に注目を集めている。
そこで今回は、今までに発売されたゲーム『ポケットモンスター』シリーズを振り返り、人気キャラの解説とともに関連する『ポケカ』を紹介。
歴代ゲームシリーズの特徴と関連ポケカ
※リメイク作品は掲載していません。
初代「赤・緑」
知らない人はいないと言っても過言ではないだろう、ゲームボーイ用ソフトとして初めて発売された『ポケットモンスターシリーズ』だ。「赤」は「リザードン」、「緑」は「フシギバナ」がパッケージを飾った。
発売初週の出荷数は2バージョン合わせて23万本ほどだったものの、翌年以降TVアニメの影響もありブームが長期化。RPGゲームにおいて販売本数世界一も記録。
初代主人公としても有名な「レッド」とそのライバル「グリーン」は、『ポケカ』にもたびたび登場しており、一定の人気を保っている。初代シリーズに登場した151匹は根強い人気を誇っており、シングルカードはもちろん、2023年6月に発売された『ポケモンカード151』も、当時ゲームを遊んでいた世代の心を掴んでいる。
赤・緑の注目キャラ
初代「青・ピカチュウ」
「赤・緑」の人気を受けて、「コロコロコミック」通販限定で当初発売された「青」と、1998年に映画の公開を記念して発売した「ピカチュウ」の2種類。「青」の購入応募は数万以上にのぼり、小学館の処理作業がパンクしたほど。
「ピカチュウ」版では、通常最初にもらえる「フシギダネ」「ヒトカゲ」「ゼニガメ」ではなく、「ピカチュウ」が主人公の後ろを歩いてついてくる仕様。アニメでお馴染みだった「ムサシ」「コジロウ」も登場し、アニメファンの間で人気となった。
青・ピカチュウの注目キャラ
第2世代「金・銀」
カントー地方を飛び出し、新たな舞台ジョウト地方での物語となる『ポケットモンスター』シリーズ第2弾。ゲームボーイカラーに対応し、カラフルな世界に新たに追加された100種類のポケモンが登場。まったくの新しいポケモンから、既存の151匹の進化前、進化後のポケモンが追加された。
また、悪・鋼と2種類のタイプも追加されたほか、カラーだからできる"色違い"も登場した。ジョウト地方の旅を終えると、カントー地方も旅をすることができる大ボリュームで人気を博した。
パッケージを飾った「ホウオウ」「ルギア」は今でも人気が高く、『ポケカ』においても「ひかるホウオウ」や「ルギアV SA」など数万円で取引されるカードもしばしば。主人公の「ヒビキ」もカード化されており、当時の思い出が蘇ってくるようだ。
金・銀の注目キャラ
第2世代「クリスタル」
「金・銀」のマイナーチェンジ版。パッケージを飾った「スイクン」がストーリー上でたびたび登場する。今作から、主人公の性別を選べるようになった。
幻のポケモン「セレビィ」も限定イベントで登場した。当時モバイルアダプタGBを購入した上で限られた期間でしか受け取れなかった貴重なポケモンだったことで有名だ。
クリスタルの注目キャラ
第3世代「ルビー・サファイア」
ゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された「ルビー・サファイア」。九州がモチーフのホウエン地方を舞台に、135匹の新ポケモンがお披露目。ポケモンそれぞれに特性が追加され、ダブルバトル、ポケモンコンテストなど様々な要素が登場。
「ルビー」は「グラードン」、「サファイア」は「カイオーガ」がそれぞれパッケージを飾った。ストーリーでも2つの悪の組織がそれぞれバージョン違いで登場。異なるストーリーが楽しめた。
登場するポケモンの関連『ポケカ』は古いカードが多いため、状態が良いカードは高値で取引されるものが多い。
ルビー・サファイアの注目キャラ
第3世代「エメラルド」
「ルビー・サファイア」の物語をベースに新たなエピソードが追加されたバージョン。「グラードン」と「カイオーガ」だけでなく、「レックウザ」とも出会える魅力満載のタイトルだ。
「レックウザ」の人気は登場時から現在に至るまで衰えることはなく、『ポケカ』においても高騰を続けるカードが多数存在する。今後「レックウザ」関連の拡張パックが発売することも予想されており、注目度は高まる一方だ。
エメラルドの注目キャラ
第4世代「ダイヤモンド・パール」
ニンテンドーDS用ソフトとして発売された第4世代。舞台であるシンオウ地方に伝わる神話において、時間を司る「ディアルガ」と、空間を司る「パルキア」が記されており、それぞれがパッケージを飾った。
特別な進化方法のポケモンも多数追加され、なかでも「イーブイ」から進化する「リーフィア」「グレイシア」は当時注目を集めた。
チャンピオンの「シロナ」やその相棒「ガブリアス」など、第4世代は人気の高いキャラが多い。ゲームの中だけでなく『ポケカ』でも多くのファンに愛されたタイトルと言えるだろう。
ダイヤモンド・パールの注目キャラ
第4世代「プラチナ」
シンオウ神話には、「ディアルガ」と「パルキア」以外にももう1匹伝説のポケモンが記されていた。それが、世界の裏側に潜んでいると言われる「ギラティナ」だ。この「ギラティナ」が物語の鍵を握るストーリーが描かれている。
『ポケカ』でも「ギラティナ」はたびたび収録されており、もっとも有名なカードとして「ギラティナV SA」を思い浮かべる人も多いだろう。人気イラストレーター「カンダシンジ」氏が手がけ、現在完美品の相場は20万円近くまでのぼる勢いだ。
プラチナの注目キャラ
第5世代「ブラック・ホワイト」
イッシュ地方から始まる、まったく新しい物語。殿堂入りするまでに登場するポケモンは、完全新規公開の156匹のみ。ポケモンの言葉を理解できる謎の少年「N」と、野望のために活動を続ける「プラズマ団」が立ちはだかる。
対を成す伝説のポケモン「ゼクロム」と「レシラム」がそれぞれパッケージを飾り、バージョンごとに仲間になるポケモンが異なる。
『ポケカ』では、2025年6月には、イッシュ地方に登場するすべてのポケモンを収録した「ブラックボルト」「ホワイトフレア」も発売され、多種多様な"AR"や"SAR"だけでなく、特別なレアリティ"BWR"も大きな話題となった。
ブラック・ホワイトの注目キャラ
第5世代「ブラック2・ホワイト2」
舞台は「ブラック・ホワイト」から2年後のイッシュ地方。「ゼクロム」「レシラム」と、もう1匹の伝説ポケモン「キュレム」が物語に大きく関わってくる。
「チェレン」や「ベル」はもちろん、「N」など「ブラック・ホワイト」に登場した人気キャラも登場。2年間で一新された街並みやジムリーダー、新たに追加された施設など盛りだくさんのストーリーとなっている。
「ブラック2・ホワイト2」の女の子主人公である「メイ」は、『ポケカ』でも人気を博している。最近では、拡張パック「ムニキスゼロ」に「メイのはげまし SAR」が収録され、2万円前後で取引されるほどだ。
ブラック2・ホワイト2の注目キャラ
第6世代「X・Y」
3D機能を搭載したニンテンドー3DS用ソフトとして発売。「進化を超えた進化」と言われる"メガシンカ"が登場した。これ以上進化することのないポケモンが、"メガストーン"によって新たな力を手にいれることができる。
生と死、それぞれを司る対の伝説ポケモン「ゼルネアス」と「イベルタル」を中心に、フレア団のボス「フラダリ」の野望を止めるべくストーリーは進んでいく。
このシリーズの女の子主人公「セレナ」は人気が高く、ファンも多い。強化拡張パック「白熱のアルカナ」に収録された「セレナ SR」は、ポケカバブルの影響もあり一時は相場が7万円を超えるほどまで高騰したこともある。
X・Yの注目キャラ
第7世代「サン・ムーン」「ウルトラサン・ウルトラムーン」
ハワイがモチーフのアローラ地方で繰り広げられる冒険。今までのジムリーダー制とはまったく異なる、"しまめぐり"の試練が主人公を待ち受ける。
「サン・ムーン」シリーズといえば、「リーリエ」「アセロラ」をはじめとする絶大な人気を誇るキャラが多数登場。ゲームをプレイしたことがない『ポケカ』コレクターも、耳にする名前が多いだろう。
「リーリエ」は一時期PSA10品の相場が3,000万円まで高騰した「エクバリーリエ」など、数多くの高額カードが存在。カードで知ったあなたも、ぜひゲームをプレイしてさらなるキャラの魅力を体感してほしい。
サン・ムーンの注目キャラ
第7世代「Let's Go! ピカチュウ・イーブイ」
スマートフォンアプリ「Pokémon GO」の要素が組み込まれたNintendo Switch専用ソフト。アプリ同様、野生ポケモンを捕まえるには、狙いを定めてボールを投げる仕様であった。
ストーリーは初代「赤・緑」と同じくカントー地方をめぐる冒険となり、ここでも「ムサシ」「コジロウ」が登場する。さらに、漫画「ポケットモンスター SPECIAL」に登場した女の子「ブルー」がゲームで初めて登場した。
この「ブルー」は『ポケカ』にも「ブルーの探索」として収録された。カード性能も優秀だったため、ファンやコレクターだけでなくプレイヤーからも需要が高かった。対戦で活躍していた当時はまだ全体的に価格が低かったため、2千円ほどで手に入れられたこともあった。しかし現在はコレクションとしての価値が高まり、PSA10品にもなれば10万円を超える高値で取引されている。
Let's Go! ピカチュウ・イーブイの注目キャラ
第8世代「ソード・シールド」
"ダイマックス"と呼ばれるポケモンが巨大化する現象が起こるガラル地方。ポケモンバトルがスポーツ同様に楽しまれており、ジムへのチャレンジにはユニフォームを着て挑戦する。ジム自体もスタジアムのような造りになっており、大勢の観客が観戦している。チャンピオンを目指すライバルには、現チャンピオン「ダンデ」の弟「ホップ」や、奇抜なスタイルの少女「マリィ」など、様々なキャラが登場する。
ポケモンリーグの委員長である「ローズ」の思惑により、暴走した「ムゲンダイナ」を止めるべく、パッケージにも描かれた伝説のポケモン「ザシアン」「ザマゼンタ」とともに主人公と「ホップ」が立ち向かうシーンは、ストーリー中屈指の名シーンだ。
ポケカバブル全盛期直前から突入したこのシリーズにおいては、「シールドマリィ」が挙げられる。パンクで特徴的な見た目から飛び出す九州弁のような訛りは、そのギャップから多くのファンを虜にした。発売当時から注目が高かったこのカードだが、一時期は10万円を余裕で上回るほどに高騰したこともある。
ソード・シールドの注目キャラ
第8世代「Pokémon LEGENDS アルセウス」
主人公が目を覚ますと、そこに広がっていたのは遠い昔、まだ人間とポケモンが親密に暮らすことが珍しかった時代。のちのシンオウ地方となるヒスイ地方が舞台となる。
アクション要素満載のゲーム性に加えて、ヒスイ地方でのみ見られる今までとは違うフォルムのポケモンも多数登場。さらに、すでに登場していたキャラの先祖と思われる人物も登場し、当時ファンの間で考察が飛び交っていた。
また、シンオウ地方の伝説ポケモン「ディアルガ」「パルキア」のオリジンフォルムも登場し、『ポケカ』では"SA(スペシャルアート)"も収録された。
Pokémon LEGENDS アルセウスの注目キャラ
第9世代「スカーレット・バイオレット」
ついにポケモンがオープンワールドの世界で遊べるようになったシリーズ。ジムへの挑戦、スター団との対決、ヌシポケモンをめぐる冒険を、自分が好きなように進めることができる。
同じ学園に通う「ネモ」「ペパー」「ボタン」とともに、それぞれのストーリーを進行。バージョンごとに、「コライドン」「ミライドン」に乗ってパルデア地方を隅々まで冒険していく。
パルデア地方で見られる特別な現象"テラスタル"は、『ポケカ』にもその要素が反映されており、宝石のようにきらきらと輝く姿が繊細に描かれた。とくに、「イーブイ」とその進化系"ブイズ"にフォーカスしたハイクラスパック「テラスタルフェスex」は、発売直後から大人気で再販も即完売が続出するほどだ。
スカーレット・バイオレットの注目キャラ
第9世代「Pokémon LEGENDS Z→A」
「X・Y」のストーリーから5年後のミアレシティが舞台。人間と野生ポケモンが共存できる街を目指し、クエーサー社によって再開発が進む街に、主人公が降り立つ。
本来人とポケモンがキーストーンを通じて"メガシンカ"するが、野生のポケモンが突然"メガシンカ"してしまう〈暴走メガシンカ〉の現象が多発。これを止めるべく、主人公とMZ団のメンバーが協力して立ち向かうストーリーだ。
2025年11月に発売されたハイクラスパック「MEGAドリームex」から、「Pokémon LEGENDS Z→A」に登場するキャラも続々カード化。"メガシンカ"したポケモンだけでなく、人気キャラ「カナリィ」や「カラスバ」もすでにカード化され、数多く取引されている。
Pokémon LEGENDS Z→Aの注目キャラ
ゲーム原作を知ってさらにポケカを楽しもう!
ゲームやTVアニメと『ポケカ』は、切っても切り離せない深いつながりがある。『ポケカ』でしか知らなかったキャラも、原作ストーリーを知ることで、そのイラストの意味や表情の理由などの理解が深まる。そうすれば、コレクションしているカードへの愛着が増すだろう。
反対にゲームでしか知らなかったキャラも、『ポケカ』に触れることで新たな魅力に気づけること間違いなし。どちらかのファンも、すでにゲームとともに楽しんでいるファンも、ここがコレクションを始める第一歩になるかもしれない。
『ポケカ』をコレクションするうえで、避けて通れないのが偽造品への不安。「せっかく手に入れたカードが偽造品だった」ということがないように、スニダンではプロの鑑定士による徹底的な検品、鑑定を日々行なっている。
ポケモン30周年に向けて大きな盛り上がりを見せている今、取引が活発になっている『ポケカ』だからこそ、鑑定つきのスニダンで安心安全に購入してほしい。お気に入りの1枚を見つけて、ポケモン30周年をお祝いしよう。
関連記事
権利表記
©2026 Pokémon. ©1995- 2026 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
【ポケモン30周年】等身大ピカチュウ復刻やLEGO初コラボまで!記念グッズまとめ
【ポケカ】新弾発売スケジュールまとめ
【ポケカ】SAR最新取引ランキングTOP30!人気カードの相場とイラストの魅力を一挙紹介
【ポケカ】レア度がひと目でわかる!早見表とレアリティの見分け方