2026年2月、「Supreme(シュプリーム)」の2026年春夏シーズンの幕開けを目前に控え、プレビュー公開を待つ高揚感が再びシーンを包み込んでいる。新作への期待が最高潮に達する今、改めて「The North Face(ザ・ノース・フェイス)」とのコラボを振り返っておきたい。かつての"誰もが着ている"という狂騒的なブームが落ち着いたタイミングこそ、自分のスタイルとして純粋に楽しめる絶好のタイミングではないだろうか。本稿では歴代の名作を整理するとともに、スニダンで入手可能なおすすめモデルを紹介していく。
ブランドの特徴・概要
Supreme(シュプリーム)
via:supremenewyork
1994年、ニューヨークで設立した「シュプリーム」は、スケートボードやヒップホップといったカルチャーを背景に、独自の存在感を築き上げてきた。ブランドの象徴である"ボックスロゴ"は代名詞として広く浸透しており、ファッションに関心を持つ層以外にもその名は知られている。誕生から30年を経た2026年現在においても、新作やコラボレーションが発表されるたびに高い関心を集める、ストリートシーンを代表する存在の一つだ。
The North Face(ザ ノース フェイス)
via:thenorthfacejp
1966年、カリフォルニア州バークレーで産声を上げた「ザ ノース フェイス」。創業当時から掲げられた"登山家から真に信頼されるブランド"という揺るぎない信念は、瞬く間に同社をアウトドア界のトップランナーへと押し上げた。1990年代にはヒップホップをはじめとするストリートカルチャーと密接に結びつき、アウトドアの枠を超えた爆発的な人気を獲得している。
歴代の注目アーカイブ
2007年:Summit Series Jacket
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記念すべき第1弾コラボレーション。左袖に縦方向で配された「SUPREME」のロゴと、本格的なアウトドアシェルでありながら裏地に採用された「レオパード柄」が最大の特徴だ。ストリートとアウトドアの融合という、その後の指針を決定づけた一着である。
2008年:Summit Series Jacket 2nd
via:supreme
第2弾として登場。ニューヨークの街並みを全面にプリントしたデザインは通称、"昼"・"夜"と呼ばれ、現在でも非常に高い希少性を誇る。都市を象徴するグラフィックをギアに落とし込んだ、シュプリームらしい編集力が光る逸品。
2011年 秋冬:Leopard Collection
via:supreme
ヌプシジャケットをベースに、全面にレオパード柄を配したコレクション。当時、 カナダ出身のラッパー・Drake(ドレイク)氏が着用したことで爆発的な人気を博し、コラボレーションにおけるヌプシの地位を不動のものにした。現在に至るまで、コラボ史上最もアイコニックなデザインの一つに数えられる。
2014年 秋冬:Bandana Collection
ペイズリー柄を全面に纏ったデザインは、リリース直後から争奪戦となった。マウンテンパーカから寝袋に至るまで展開され、ストリートの定番であるバンダナ柄をアウトドアウェアに昇華させた傑作。スニダン等の二次流通市場でも、常に高値で取引される人気モデルだ。 via:supreme マルコムX氏の名言「By Any Means Necessary(いかなる手段をとろうとも)」のタイポグラフィを全面に配したインパクト抜群のコレクション。強いメッセージ性とグラフィカルなデザインが融合しており、ブランドの思想が色濃く反映されたラインナップの一つだ。 via:supreme 1990年の南極横断隊が着用したモデルをベースに、星条旗や日本国旗のパッチを大きく配置。GORE-TEX素材を採用し、本格的なギアとしてのスペックと、ヴィンテージアウトドアの空気感を両立させた。 via:supreme そびえ立つ雪山のフォトグラフィックを全面に転写した屈指の人気モデル。特にバルトロライトジャケットやマウンテンパーカは、リリースから数年経った今も"雪山"の愛称で親しまれている。 via:supreme 全面にパイソン(ヘビ)柄を配した、極めて攻撃的なビジュアルのコレクション。コーチジャケットやテープドシームパンツに加え、テントまでもが同柄でリリースされた。アウトドアのフィールドに異質なアニマルパターンを持ち込む、Supremeの真骨頂とも言えるシリーズだ。 via:supreme 通常はナイロンで構成されるヌプシやマウンテンパーカを贅沢なラムスキン(羊革)で再構築し、アウトドアウェアの機能性にラグジュアリーな質感を加えた。使い込むほどに馴染むレザーの特性が、アーカイブとしての魅力をさらに高めている。 via:supreme ヌプシジャケットを毛足の長いフェイクファー素材で製作するという、極めて大胆なアプローチが光るコレクション。従来のダウンジャケットの概念を覆す異質感があり、実用性以上に存在感を追求する姿勢が凝縮されている。 アウトドアの機能性とストリートの感性が融合した「シュプリーム × ザ ノース フェイス」は、それぞれの世界観を維持しながら、長年にわたる共作を通じてその魅力を多角的に提示し続けてきた。時代を象徴する多彩なアーカイブプロダクトを、ぜひこの機会にチェックしてみてほしい。2015年 秋冬:By Any Means Necessary Collection
2017年 春夏:Trans Antarctica Expedition
2017年 秋冬:Mountain Print Collection
2018年 春夏:Snakeskin Collection
2018年 秋冬:Leather Collection
2020年 秋冬:Faux Fur Collection
おわりに