ストリートウェアの元祖にして頂点、西海岸のパイオニア「Stussy(ステューシー)」。生誕45周年を迎えた2025年は「Nike(ナイキ)」との大型コラボや、アーカイブを再解釈したコレクションでシーンを牽引し続けた。
そして1年の締めくくりとして12月12日にリリースされたのは、ファン待望の「GORE-TEX®(ゴアテックス)」コレクション。厳しい冬の天候をものともしない最強のシェルは、都会のアスファルトからアウトドアフィールドまで、あらゆる環境でその真価を発揮する。本記事では、最新コレクションとともに、2025年を彩った数々の名作たちを振り返る。
全天候型ストリートウェアの到達点。Stussy × GORE-TEX コレクション
via：stussy
「本気」のウィンタースポーツにも対応可能なプロ仕様のディテールが詰め込まれたコレクションが登場した。
まず注目すべきは、冬の街で圧倒的な存在感を放つシェルジャケット。素材には環境に配慮したリサイクルポリエステル使用の3レイヤーGORE-TEX®ファブリックを採用し、最高レベルの撥水性と通気性を確保した。特筆すべきは、フロントやポケットに採用されたYKK VISLON® AQUASEAL®ジッパーだ。高い防水性を誇りながらも操作性は極めてスムーズ。脇下のベンチレーションや収納可能なフードアジャスターなど、機能美を極めたリラックスフィットの一着に仕上がっている。
そして、対となるボトムスにはストリートのトレンドアイテムとしても注目されるビブパンツがラインナップ。こちらはメインボディに加え、摩耗しやすい膝や座面を150デニールの強靭な素材で補強したダブルレイヤー仕様。スノーゲイターやレースフックも完備しており、スノーボードなどのハードなアクティビティにも対応する。サイドの2ウェイジッパーによる着脱の容易さや多数のポケット配置は、まさに「着るギア」と呼ぶにふさわしい完成度だ。
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おわりに
2025年も変わらぬ「クール」を定義し続けたステューシー。ナイキとのコラボレーションで話題をさらい、レギュラーコレクションでは素材感やシルエットで大人のストリートウェアを提示してくれた。12月も中旬に差し掛かったが、ステューシーの2025年はまだ終わらないかもしれない。さらなるサプライズが待っているのか、それともこのマスターピースと共に年を越すのか。その動向を最後まで見逃さないようにしたい。
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