1980年、南カリフォルニアのサーフシーンから始まった「Stussy(ステューシー)」。創設者であるショーン・ステューシー氏が、自らのサーフボードに削り入れたグラフィティのような手書きのサイン。それをTシャツやキャップにプリントして売り始めたのが、この伝説的なブランドの始まりだ。今や「ステューシー」は単なるストリートブランドという枠を遥かに超え、一つのカルチャーとして世界中に根付いている。この記事では、そんな「ステューシー」の歴史と魅力に触れながら、今こそ手に入れたい人気アイテム30選を紹介する。
ストリートウェアの原点と、色褪せない魅力
via:stussy
「ステューシー」の功績は、ストリートウェアというジャンルそのものを定義したことにある。80年代当時、ショーン・ステューシー氏はサーフィン、スケートボード、音楽、クラブカルチャーといった、西海岸で生まれつつあった多様なサブカルチャーを自然な形でミックス。彼はTシャツをキャンバスに見立て、斬新なグラフィック、サンプリングアート、そしてあのアイコニックな「ショーンフォント」ロゴを落とし込んだ。それは、既存のルールにとらわれない若者たちの「自由な表現」のためのユニフォームだった。1996年に彼はブランドを離れたが、その精神は脈々と受け継がれており、常にストリートシーンの頂点に君臨し続けている。
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ではなぜ、「ステューシー」のアイテムはこれほどまでに人々を惹きつけるのだろうか。その魅力の源泉は、大きく分けて2つある。
一つ目は、圧倒的な「ロゴの力」。創設者のサインから生まれた「ショーンフォント」、シャネルをサンプリングした「SSリンクロゴ」、都市名を連ねた「ワールドツアーロゴ」など、ステューシーのロゴはどれもが強烈なアイデンティティを持っている。それらがTシャツ、フーディー、キャップといったベーシックなアイテムに大胆にプリントされるだけで、そのアイテムは「特別な一着」へと昇華される。
二つ目は、時代に流されない「タイムレスなデザイン」。ステューシーのアイテムは、西海岸のリラックスしたムードを反映した、ほどよくゆとりのあるシルエットが基本だ。しかし、それは単なるルーズフィットではなく、計算されたカッティングと上質な素材使いにより、だらしなく見えない絶妙なバランスを保っている。それゆえに、一昔前のアイテムであっても古臭さを感じさせず、ファッションアイテムとして高く評価され続けているのだ。トレンドが目まぐるしく変わる現代において、この普遍性は驚異的と言えるだろう。
また、「ステューシー」の魅力を語るうえで欠かせないのが、巧みで影響力のあるコラボレーションだ。数ある協業の中でも、特に「Nike(ナイキ)」とのコラボアイテムの人気は別格だ。以下で紹介する人気アイテム30選の中にも、コラボアイテムが数多くラインナップしているため注目してほしい。
スニダンで取り扱い中のステューシー 人気アイテム30選
おわりに
今回は、「ステューシー」の人気アイテム30選を紹介した。スケーターがタフに着こなすも良し、モードなスタイルの「ハズし」として取り入れるも良し。年齢、性別、ジャンルを問わず、あらゆる着こなしを受け入れる懐の深さこそが、最大の魅力と言えるだろう。この記事を参考に、あなただけの「ステューシー」を見つけ、日々のスタイルに取り入れてみてはいかがだろうか。
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