現代のスニーカーカルチャーにおいて多くのコラボレーションが存在する中、シーンを牽引し続けてきた最強のタッグがある。それが、LA発の伝説的ブティック「UNDEFEATED(アンディフィーテッド)」と「Nike(ナイキ)」のパートナーシップだ。2002年のブランド設立以来、「アンディフィーテッド」と「ナイキ」が送り出してきたスニーカーの数々は、多くのヘッズたちが憧れるマスターピースとして語り継がれてきた。エアズーム スピリドン、エアジョーダン4、エアマックス95、ダンクなど、さまざまなモデルを舞台に、ファンたちを熱狂の渦へと巻き込んでいる。
そして2025年12月、エアマックス95をベースにした新たなコラボモデルがスニーカーシーンを席巻している。本記事では、最新コラボモデルを筆頭に、「アンディフィーテッド × ナイキ」の過去のおすすめ人気モデルを紹介する。
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最新作：UNDEFEATED × Nike Air Max 95 SP "Fire Red" (Tokyo Exclusive)
2025年12月、東京限定でのリリースとなる本モデルは、両者のコラボ最新作だ。OGモデルへのオマージュとして捧げられたこのモデルは、"ファイヤーレッド"の魂を上質なスウェードボディへと落とし込んでいる。鮮烈な赤のジュエルスウッシュやレースロックが視線を惹きつけるが、特筆すべきはシュータンに配されたパッチで、そこには日本国旗への深いリスペクトが込められたスペシャル仕様となっている。もちろん、サイドやアウトソールにはコラボレーションの証である「UNDEFEATED」の文字をオン。たった600足しか存在しないという極限の限定数は、コレクターたちの所有欲を強烈に刺激する。前作と同等か、それ以上の盛り上がりが確実視される中、手に入れることができるのはほんの一握りのファンだけかもしれない。
同じく2025年12月、ブラックとセイルの2色展開でリリースされた本作。アッパーにメッシュ、シボ感のあるレザー、そして艶やかなパテントレザーという異なる質感をミックス。素材のコントラストによって立体的かつ高級感のあるビジュアルを構築している。また、最も注目すべきは、ミッドソール上部の外周を走るレッドとグリーンのストライプだ。レッドのライン上にはブランドロゴが反復して配置され、コラボレーションモデルとしてのアイデンティティを強調。さらに、アンクル部分のメタリックシルバーのミニスウッシュや、アッパーと同化したようなビジブルエア、フィット感を高める専用レースロックなど、細部に至るまで徹底的にこだわり抜かれた仕様となっている。ちなみに"セイル"はSNKRSでも発売されたが、"ブラック"はUNDEFEATEDでのみリリース。両カラーともに激しい争奪戦が繰り広げられたことは言うまでもない。
その他アンディフィーテッド × ナイキのおすすめコラボモデル
おわりに
今回は、「アンディフィーテッド」と「ナイキ」によるコラボレーションの軌跡と、その代表的なモデルを振り返ったが、この両者によるタッグは、一時的な流行に流されることなく、常に確固たる軸を持ってシーンを牽引し続けている。それは彼らが、過去のアーカイブに対する深い敬意と、常に新しいスタイルを提示しようとする挑戦的な姿勢を併せ持っているからだろう。そんな両者は、次に一体どんなストーリーを届けてくれるのか。最強のパートナーシップによる次なる一手から、今後も片時も目が離せない。
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