足元から差をつけるなら、断然「ローファー」。お洒落な人たちの最新スタイルを紹介について
王道のスニーカーで固めたスタイルもクールだが、どこか見慣れた印象になってはいないだろうか。周りと一歩差をつけたい、そんなファッション好きの間で今、新たな相棒として「ローファー」が人気を集めている。今回は、 最前線のストリートスナップからワードローブをアップデートするヒントを見つけよう。
「ローファー」はどう履きこなす?

Instagram:@fatfatpig
まず紹介するのは、ボディラインに吸い付くようなトップスと、ゆるめのワイドなパンツに、アッパーに打ち込まれたシルバースタッズがパンクな雰囲気を醸し出す「Supreme × Dr.Martens Studded Penton Loafer」を合わせたオールブラックスタイル。また、小物で華やかさと遊び心が加えられている点もポイントだ。この極端なまでのシルエットの対比こそが、このコーディネートのエッセンスと言えるだろう。単なるストリートスタイルとは一線を画す、モードの領域に踏み込んだパワフルなスタイリングが完成している。
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Instagram:@lyu_1022
スポーティーなトラックジャケットのセットアップに、ドレッシーな「Supreme × Dr.Martens Penton Tassel Loafer "Animal"」を合わせたスタイル。通常であればコーディネートの主役は一つに絞るのがセオリーだが、このスタイルでは足元のアニマル柄ローファーと、サイケデリックなグラフィックのトートバッグという、二つの"アートピース"を見事に調和させている。また、リラックスしたウェアに、あえてドレッシーでラグジュアリーな小物を合わせることで、ラグジュアリーストリート(ラグスト)の真骨頂と言えるスタイルに昇華している。
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Instagram:@k_v_n.mclaren__
トップスで魅せる「素材感」と、デザイナーのマーティン・ローズ氏が手がける「Martine Rose SQUARE TOE LOAFER "BLACK"」で主張する、オールブラックのモードスタイル。このコーディネートの土台となっているのは、マーティンローズのシグネイチャーであるスクエアトゥローファーだ。絶妙な丈感のパンツから覗く、つま先の構築的なフォルムがスタイル全体に知的でモードな印象を与えている。
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Instagram:@liyilin_10
最後に紹介するのは、東京を拠点とするラグジュアリーストリートブランドと、オーストラリアのサーフカルチャーをルーツに持ちカリフォルニアで世界的な人気を博したブランドがタッグを組んだ「AMBUSH × UGG Loafer "Burgundy"」を着用したスタイル。毛足の長いファーのコートと帽子、温かみのあるハイソックス、そして足元で温かみを添えるアグの代名詞でもある羊毛(シアリング)。異素材のテクスチャーとボリュームが重なり合い、圧倒的な存在感を生み出している。Y2Kスタイルを現代的に再解釈したコーディネートを、参考にしてみてはいかがだろうか。
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おわりに
今回は今人気上昇中の「ローファー」を取り入れた、パンクなムードから、モード、ラグジュアリーストリート、そしてY2Kスタイルまで、幅広い着こなしを紹介した。 ローファーは、もはや特定のスタイルに限定されない、汎用性の高いアイテムへと進化している。ご自身のワードローブを思い浮かべながら、次なる相棒を選んでみては。