「New Balance 204」が即完売!新リリースのモデルにもかかわらず人気の理由とは?について
本日2025年7月30日発売の「New Balance 204 "Mushroom/Arid Stone"(ニューバランス 204 "マッシュルーム/アリドストーン")」が、即時ソールドアウトとなった。人気ブランドとのコラボというわけでも、伝説的なモデルの復刻というわけでもなく、通常のインラインアイテムにもかかわらずだ。今回はその人気の理由を探っていく。
New Balance 204 "Mushroom/Arid Stone"とは?

via:New Balance
まずは、本作の特徴について確認しよう。2000年代のランニングシューズと、人気のロープロファイル(薄底)シューズをハイブリッドしたモデルで、ベージュとトープのスウェードを重ねたアッパーが特徴の一足だ。繊細かつ立体的なオーバーレイが、落ち着いた表情の中に奥行きを生み出している。トレンドの薄底ソールと1970年代のレトロランニングスタイルを取り入れたダークオリーブカラーのアウトソールが、デザイン全体の色調に変化を付けるとともに、スポーツテイストを感じさせる。上品な色使いと、快適な履き心地が融合した一足だ。
インラインにもかかわらず即完売の理由は?

via:miu miu
先述の通り、本作はあくまでもインラインの一足だ。それにもかかわらず、即完売した理由は何なのだろうか?考えられる最も大きな理由には、「MIU MIU(ミュウ ミュウ)」と「ニューバランス」がコラボしたWomen's 530 SL(ウィメンズ 530 SL)に似た雰囲気のデザインということが挙げられる。
via:miu miuイタリア発のラグジュアリーブランド「ミュウ ミュウ」コラボの530 SLは、ロープロファイルなシルエットだけでなく、カラフルなシューレースとの組み合わせもかわいいと話題になった。もちろんディテールは違うものの、ベージュのスウェードアッパーに、薄底のソール、やや丸みを帯びたシェイプで、両者にはどことなく近しいものがある。しかし、新品の金額は204は15,950円のところ、530 SLはなんと176,000円と10倍以上(いずれも税込)。なかなかスニーカー一足に10万円以上も出せないというユーザーにとっては、圧倒的リーズナブルで似た雰囲気をまとった一足を入手できるというのは嬉しいニュースだ。
さらに、「ミュウ ミュウ」コラボとはひと味違うカラフルなトーンで仕上げた「KITH(キス)」コラボの204がリリースされたりと、ロープロファイルシューズの波に乗るように、ファッション層だけでなく、いわゆるスニーカー好きの間でも204自体の注目度が高まっている。推測の域はでないが、考えられるのはこの一連の流れではないだろうか。
スニダンでも204 "Mushroom/Arid Stoneが購入可能!
既に「ニューバランス」のオフィシャル通販ではソールドアウトとなってしまっているが、スニダンでは購入可能。記事執筆時点では、新品が18,890円から出品されている。惜しくも買い逃してしまった方は、ぜひ商品ページを覗いてみてほしい。
スニダンでNew Balance 204 "Mushroom/Arid Stone"を探すおわりに
新作スニーカーが毎日のようにリリースされる中、どんな一足が人気になるかはわからないもの。adidas Originals Samba(アディダスオリジナルス サンバ)や、Onitsuka Tiger Mexico 66(オニツカタイガー メキシコ66) 、そしてPuma Speedcat(プーマ スピードキャット)など、ロープロファイルシューズがトレンドの昨今。そのバトンを受け継ぐのは、204なのかもしれない。