チャンネル登録者112万人超のクリエイター。「北の打ち師達」のハルキが語る、洋服への熱すぎる想い|ハルキ私物販売キャンペーンが8/15から開催について
2025年8月現在、チャンネル登録者数112万人超を誇る「北の打ち師達」のメンバーとして、そして個人チャンネル「ハルキの古着」の運営者として多くのファンに影響を与え続けるハルキさん。2023年夏に長年の夢を叶え、三軒茶屋に自身の古着屋「HARU CLOTHING STORE」をオープンした。動画クリエイターとして「好き」を発信する立場から、オーナーとして「好き」を届ける立場へ。
今回、スニダンで自身の私物を出品するにあたり、古着屋経営を経て生まれたファッションへの新たな視点やクリエイターとしての心境の変化を深く語ってもらった。今回出品される私物の古着を含む、彼の動画や日常を彩ってきたアイテムたち。それら一つ一つに込められた想いとは?
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「服ではなく、最高の休日を売る」ハルキ氏が最も重要視するのは古着屋での"体験"

ーハルキさんの古着屋である「HARU CLOTHING STORE」が7月29日に2周年を迎えましたが、お店を始める前と後では古着に対する考えやご自身の活動に変化はありましたか?
自分でしっかり古着を買い付けて売る側になると、それまでいろんなスタッフの方から聞いていた「いま、これはあまり出なくなってるよ」みたいな古着のあるあるトークは本当なんだなって思うようになりました(笑)。本当に古着って年々数がなくなっていく、希少なものなんだなって。
ー「あ、これも珍しくなったんだ」みたいなアイテムが増えていますよね。お店にはファンの方も多くいらっしゃいますか?
僕がお店にいるときはもちろん、いないときに来てくださる方も多いです。ちなみに僕らのお店は、お客様がただ"店に来て、古着を買って、終わり"という風にはしたくなくて。何気ない休みの日を楽しいものにするように、わざわざ足を運んでくださっていると思うので、"入店して、退店して、その後に着る"というすべてを一つの体験として提供したいという気持ちでやっています。
ー古着屋には"服を買う"だけではなく、店員さんと会話したいから行くという方も多い印象があります。
そういうお客様は多いですね。特に僕らの古着屋は動画を見たうえで来店される方が珍しくないせいか、「買わないとダメな雰囲気が無い」と言っていただくこともよくあり、嬉しく思います。本当に5時間くらい話して帰るお客様とかめちゃくちゃいますし、ほぼ全商品を試着してから買い物するっていうお客さんもいます (笑)。あとは初めて古着に興味を持って買いにきたという方が他のお店より多いと思うので、そこの部分は目線を合わせてお話できるようにしていますね。
最新トレンドよりも古着の方が奥が深い?"一点モノの古着"に辿り着いた理由

ーハルキさんがファッションに興味を持ったのはいつ頃ですか?
中高生くらいです。学生の時とかは古着とドメブラを半々くらいで買ってました。UNUSEDとかSUNSEA、NEON SIGN…ドメブラではないですけどOUR LEGACYとかも買ってましたね。セレショに行って、スタッフの人と仲良くなりたい!みたいな感じでした。古着屋にもそういう感じで通ってましたね。
ーそこから、どうやって古着の方にグッとのめり込むんですか?
古着って本当に知れば知るほど奥が深くて。年を重ねるにつれて、どんどん新しいものが出てくる新品とは違って「クラシックなものが良いな」って思うようになっていったんです。
ーそして、「自分で古着を買うのが好き」から「届ける立場」になっていくわけですが、お店を立ち上げようと思ったきっかけはあったんですか?
フルギフェスや、友人が営む「SHINO」って古着屋でポップアップをやったことがきっかけですね。今まで「自分で欲しいものを買う」という日々だったのが「欲しいと思ってくれている方に自分の服を販売する」ということに変わったときに、自分で買っているだけでは得られない、ものすごい幸福感を味わったんです。
自分の身体は一つなんで、古着を買っても買っても着る機会はそんなにまわってこないんですよ(笑)。だったら欲しい人に着てもらった方がなんか嬉しいなって。そして、「実店舗を持って、しっかり面と向かってお話していく」っていう体験がより素敵だなと思ったので、店舗を持つことにしました。
ー店舗を持つという決断には、"ショップに行ってスタッフの人と仲良くしたい"という原体験があったことも影響していそうですね。
ああ、たしかに。本当にそうだと思います。スタッフさんと仲良くして、そのお店で買いたいっていう。どこでもいいから安く買いたいというよりも、そのお店のそのスタッフさんから買いたいっていう体験が楽しかったので、そういうお店をつくりたいなって思ったのかもしれないです。

ーお店を始めると、自分で着るのではなく、売るための古着を買うことが必要になっていきますが、その辺りの折り合いをつけるのは難しくなかったですか?
そこは明確に分けていて、買い付けで出会ったものは私物にはしないようにしています。たまに「デッドストックが何十本も出ました」ってなったら「1本は自分用に穿こうかな」みたいなときもありますけどね。だから今回のお店の2周年イベントでは、自分のクローゼットよりも良いものをいっぱい出しましたよ(笑)
リーバイス先染めブラック、ダリのアートT、シュプリーム×ジュンヤ...すべてがハルキ氏厳選の"リアルな私物"
ここからは、今回の私物出品企画のためにハルキ氏が厳選した"リアルな私物"の数々の一部を紹介していく。これらのアイテムは店舗の在庫ではなく、長年愛用してきた個人的なコレクションや、自身のYouTubeチャンネルで購入してきた思い入れの深いアイテムばかりだ。本人の解説と共に、各アイテムを見ていこう。
【Polo Ralph Lauren】希少ディテールを持つ、王道にして至高のシャツ

【一般販売】90's POLO Ralph Lauren シルクリネンオープンカラーシャツ ¥23,000
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ラルフの開襟シャツの定番として知られる「コールドウェル」というモデルです。今回出品する一枚は、そんなコールドウェルの中でも特に希少なシルクリネン生地のもの。ラルフのシャツの9割は胸にポニー刺繍がありますが、このシャツは胸に刺繍がつかないタイプで、珍しいデザインというのもポイントです。
【Salvador Dalí】90sのアートTシャツ

【抽選販売】FRUITS OF THE LOOM 90's Salvador Dalí Tee ¥26,000
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これは昔ロンドンで、出会った一枚。ダリのTシャツで有名なのは時計が描かれた『記憶の固執』ですが、このグラフィックはあまり市場でも見かけませんよね。ボディがしっかりと90年代のアメリカ製というのも嬉しいポイント。個人的にはもう少し大きいサイズで着たかったという思いもあり、今回サイズの合う方に着てほしくて出品を決めました。
【Levi's】「一家に一本は欲しい」先染めブラック501

【抽選販売】Levi's 90's Yarn-Dyed Black Denim Made in USA ¥23,000
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ブラックデニムには、生地を縫製した後に製品ごと染める「後染め」と、生地を染めてから縫製する「先染め」があります。後者は独特のフェード感ある色落ちをするのが特徴で、近年その価値が急上昇しています。これは90年代のアメリカ製で、探している人が最も多い一本。特に膝裏に出た"ハチノス"(蜂の巣状の色落ち)は、先染めでしか味わえない美しさ。定番にして名作、ブラックデニムを探す上での一つの終着点だと思います。
【Supreme × Junya Watanabe】名作コラボフーディー

【一般販売】Supreme / JUNYA WATANABE COMME des GARCONS MAN Hooded Sweatshirt "Black Flowers" ¥20,000
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2021年にリリースされたシュプリームとジュンヤワタナベのコラボフーディーは、「古着だけじゃなく、こういうのも着ていたよ」という証明として選びました(笑)。「懐かしい!」と思う方も多いんじゃないですかね?毒々しさのある花柄がとにかく格好良くて、当時は冬になるとこればかり着ていましたね。XXLというビッグサイズなので、サイズが合うがいればぜひ買ってほしいです。
【Cuban Shirt】カルチャーを羽織る、コットン混紡のキューバシャツ

【一般販売】90's キューバシャツ ¥12,000
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キューバシャツは、元々はキューバの正装で冠婚葬祭でも着られる一方、地理的に近いメキシコのギャングたちがディッキーズのショーツにコルテッツを合わせて悪そうに着こなすカルチャーも存在する、二面性が面白いシャツです。古着ではテカテカしたポリエステル製のものが大半ですが、こちらはコットン混紡のもの。マットな質感で、ファッション的にも着やすいのがポイントです。たくさんのキューバシャツを見た中で、これは特に良いという一枚を選びました。
買ってくれた人と「俺が着てたやつじゃん!」みたいな会話ができたら面白い

ー今回ハルキさんの私物を買っていただいた方にメッセージはありますか?
自分が大事にしていた服に共感していただけることが素直に嬉しいです。自分の家のクローゼットの中に居続けるよりも輝ける瞬間があると思うので、古着たちも喜んでいると思います。たくさん着てください!
ー今回ハルキさんの私物を買った方と道で会うこともあるかもしれませんね。
お店来てくださった方やイベントが会った方が着ていて、「俺が前に着てたやつじゃん!」みたいなことがあったりするとめっちゃ面白いですね。古着は特に似たようなものがあまりないから、遠目でも絶対「俺のやつじゃん」って分かると思います(笑)
ハルキ氏の一点モノの愛用品を手に入れよう!私物抽選販売は8/21まで開催中

人気動画クリエイター「ハルキ」氏の私物が購入できるキャンペーンが2025年8月15日からスタート!今回は抽選販売に加え、今すぐ買える一般販売の商品も多数ラインナップ。ハルキ氏のファンはもちろん、気になるアイテムがある人はぜひ詳細をチェックしてほしい。
ハルキ私物抽選販売/アイテムラインナップ
ハルキ私物抽選販売/キャンペーン詳細
抽選期間 | 2025年8月15日(金)〜21日(木)23:59 |
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当選発表日 | 2025年8月25日(月) |
当選者数 | 各アイテム1名様 |
参加条件 |
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注意事項 |
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