「ナイキ エアフォース1」の本物と偽物の見分け方を、スニダンのプロ鑑定士が解説!

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「ナイキ エアフォース1」の本物と偽物の見分け方を、スニダンのプロ鑑定士が解説!について

モノによっては、激しい争奪戦が繰り広げられる「Nike Air Force 1(ナイキ エアフォース1)」。本来なら一次流通で手に入れたいものだが、人気のアイテムはそうもいかないのが現状だ。しかし、世の中に存在する二次流通アイテムには、必ずといっていいほど「偽物を掴まされてしまうリスク」が存在している。そこで今回、経験豊富なスニダンのプロ鑑定士に「ナイキ エアフォース1の本物と偽物の見分け方」について教えてもらった。

目次

偽物の完成度がここ数年で格段に飛躍している「ナイキ エアフォース1」

画像 スニダンで「Nike Air Force 1」をチェック

1982年に誕生した、スニーカー界のマスターピース的存在「ナイキ エアフォース1」。担当デザイナーであったブルース・キルゴア氏が同社のとあるハイキングブーツを着想源に生み出したといわれる本作は、元はバスケットボール用のシューズだったという。

当時の一般的なバッシュは極めてシンプルな構造をしていたため、着地時の衝撃吸収にすぐれる機能的なこの一足は選手たちを魅了。コートでの人気を高めていったそうだ。その後はヒップホップの流行もあり、1985年ごろからはファッションアイテムとしての地位も確立した。

…といった流れでスポーツシューズの域をはみ出し、いわば"カルチャーの一部"にまで成長した「ナイキ エアフォース1」は、今日まで大きく形を変えることなく40年以上の月日を経た現在でもシーンを牽引し続けている。

シンプルなモノから主張の強い個性的なモノまでさまざまなカラーのバリエーションがあるが、中でもやはり人気が高いのは王道のホワイトとブラックでサイズによっては「ナイキ」の公式オンラインストアでもサイズ欠けが起こることも。ゆえに、今も昔もこの定番2カラーは二次流通市場においても需要があり、常に取引が発生している。

画像 スニダンで「Tiffany & Co. × Nike Air Force 1 Low "1837"」をチェック

また、インライン以外にかなりの数のコラボモデルが存在することも特徴で、「Louis Vuitton」「Tiffany & Co.」といったハイブランド系だけでなく、G-DRAGON氏(「PEACEMINUSONE」)らのアーティストが携わったアイテムには入手困難なモノも多い。

市場動向についても言及すると、世界規模でのスニーカーブームが絶頂期を迎えていた10年ほど前にはコラボモデルの大半がプレ値化。争奪戦が繰り広げられていた。いまでは10〜20代の若年層にY2Kファッションが流行していること、ヒップホップの人気が日本国内でも高まっていることなどを受け、前述のホワイトやブラック、さらにウィートといった合わせやすいカラーの人気が再燃している。

そういった流れもあって二次流通市場には相当な数の偽物が紛れ込んでおり、注意が必要だ。コラボモデルはもちろんだが、中でも先ほどから何度も挙げている定番2カラーのホワイトとブラックに関しては、偽物の完成度がここ数年で格段に上がりつつある。

鑑定士が解説する「ナイキ エアフォース1」の鑑定ポイント:共通事項

ここからはプロの目線で「ナイキ エアフォース1」の真贋の見分け方について説明していく。まずは個別のモデルではなく、どのアイテムにも通じる「共通事項」について。

①X線による内部エアユニットの確認

スニダンが保有するX線機器を通すと、エアユニット自体が搭載されていなかったり本物とは明らかに異なるペラペラ(もしくはサイズが小さい)のエアユニットが入っていたりと、偽物によく見られるいくつかの特徴が浮かび上がってくる。

②UV反応の確認

そしてブラックライトを当てるとトゥボックスやスウッシュ、アイステイ、ヒールタブといった部分に本物にはない点線が見えてくるもモノも多い。

鑑定士が解説する「ナイキ エアフォース1」の鑑定ポイント:Nike Air Force 1 Low '07 "White/White"

画像 スニダンで詳細をチェック

①外観

冒頭でも述べた通り、完成度が高い偽物は外からの見た目で判断することが難しい。

②デュブレ表面/裏面の比較

まず表面を見ていくと、本物はデュブレ自体も「AF1」の刻印もキレイに研磨されているのに対し、偽物はくすんでいる。そして偽物は裏側から見た際の穴のフチ部分の加工処理が粗く、汚い。

③インソールのプリント

スニーカーに納められたインソールの比較。それぞれプリントの色味も、文字の太さも異なっている。
※本物でも製造年、製造工場、製造ロットによって異なります

鑑定士が解説する「ナイキ エアフォース1」の鑑定ポイント:Kobe Bryant × Nike Air Force 1 Low Retro QS "Varsity Maize and Varsity Purple"

画像 スニダンで詳細をチェック

①本体(サイド側)

スニーカーを横から見た時、スウッシュの先端の向きやヒールの角度に差があることが分かる。

②ライニング

本物は薄くシャープな形状が特徴的なライニングだが、偽物は分厚く、そして幅広い。

③UV反応(シュータン)

シュータンにブラックライトを当てると、本物は無反応。しかし偽物はロゴ部分が赤く、そしてコービー氏のサインは金色に反応する。

④UV反応(スウッシュ)

さらにスウッシュも同様に反応を見てみる。本物は「レザーが発光&ステッチは無反応」に対し、偽物は「レザーは無反応&ステッチが発光」といった具合に逆転している。

⑤BOXラベル

最後に外箱のラベル部分をチェック。フォントの太さが違ううえ、偽物はロゴの色味が明るくその隙間も広い。

鑑定士が解説する「ナイキ エアフォース1」の鑑定ポイント:PEACEMINUSONE × Nike Air Force 1 Low '07 Para-Noise 3.0 "Black and Multi-Color" / G-DRAGON

画像 スニダンで詳細をチェック

①シュータン

本作の特徴でもあるシュータンのデイジー。その中央の黄色い部分を見ると、濃淡に差が見受けられる。

②UV反応の確認

スウッシュにブラックライトを当ててみると、本物はステッチが光るが偽物は反応しない。

③シューレースチップ

シューレースチップにも差は存在する。本物はパーツ自身がマットな質感で、そこに描かれたデイジーの黄色が濃い。しかし偽物は光沢があり、なおかつデザインそのものが本物とはまるで違う。

④シューレースの袋

スウッシュの上に書かれたハングルのフォントも、本物・偽物で異なっている。

⑤IR(赤外線)

スニダンが保有する赤外線カメラを通してベンチレーションホールを見ると、穴の内部が白く映る本物に対し、偽物は黒いままだ。

鑑定士が解説する「ナイキ エアフォース1」の鑑定ポイント:Nike Air Force 1 Low Supreme × Comme Des Garcons "Black/White" (2018)

画像 スニダンで詳細をチェック

①本体(サイド側)

横から比べて見てみると、その微妙なフォルムの差が浮き彫りに。本物はトゥが上がり気味だが、偽物は下がっているうえヒールもやや内側に傾いているようだ。

②ヒール

かかと部分のロゴ刺繍だが、偽物は文字と文字の間に糸飛びが見られるだけでなく、文字が繋がってしまっている。

③シュータン

これはかなり微妙な差だが、「FORCE」の「O」がキレイな楕円形をしている本物に比べ、偽物は楕円形ではあるものの頭の部分が潰れている。

④インソール

ここにはスウッシュと文字フォントに違いが見られる。まずスウッシュは、その先端の尖り具合に違いが。そして「COMME」の「O」が縦長なのが本物で、偽物は横長だ。

⑤黒タグ

最後はタグをチェック。本物は項目ごとに使われる文字に濃淡があるのに対し、偽物は文字の間隔が狭いうえ、太さや字の濃さが均一になっていることが分かる。

偽物を見抜く、スニダンの鑑定サービス

スニダン鑑定士が言うように、「ナイキ エアフォース1」は人気スニーカーの中でも特に多くの偽物が二次市場に流通している。それらの偽物をスニダンは実際にどういったプロセス・技術でそれらの鑑定を行っているかを紹介したい。

全商品をプロ鑑定士が徹底鑑定・検品

出品された全ての商品を、経験豊富なプロの鑑定士チームが一点一点、丁寧に真贋鑑定・検品。ブランドごとの特徴、製造年代による仕様変更、個体差に至るまで、蓄積された膨大なデータベースと長年の経験に基づき、あらゆる角度からチェックを行っている。

国内唯一のテクノロジーを用いた真贋鑑定

人の目による鑑定に加え、スニダンでは国内で唯一のX線透過装置や、専門機関でも使用されるデジタルマイクロスコープ、さらには赤外線カメラといった最新鋭の専用機器を導入。内タグの僅かなフォントの違いや、正規品にはない接着剤の反応、目視では不可能な内部構造の差異まで、科学的な根拠に基づいて徹底的に見抜いている。

驚異の鑑定精度99.96%

これらの厳格なプロセスを経ることで、スニダンは99.96%(*)という極めて高い鑑定精度を実現。万が一、鑑定基準に満たない商品や偽物と判断された商品は、購入者の手に渡る前にスニダン運営で取引をキャンセルしている。

*2023年11月1日〜2024年10月31日の取引数から真贋鑑定、品質検査にて過ちが発生した件数から算出

スニダンの取引の流れと安全性

スニダンでは、通常のフリマアプリと違い、出品者 → SNKRDUNK運営(真贋鑑定・検品) → 購入者という流れを採用している。

この流れにより、出品者と購入者が直接やり取りをする必要は一切ないため、個人情報が相手に渡る心配や、近年フリマアプリなどで問題視されている「すり替え返品」といった悪質な返品詐欺のリスクも完全に排除されている。商品は一度スニダンを経由し、専門家による確かな鑑定と検品を経てから購入者様のお手元へ届けられるため、取引の最初から最後まで安心でいられるのだ。

さらに、万が一、スニダンの鑑定・検品を経た商品に問題があった場合(ガイドラインに基づく)や、配送中のトラブルが発生した場合でも、全額補償制度や専任のカスタマーサポートチームが迅速かつ真摯に対応。お客様が不利益を被ることのないよう、万全のサポート体制を整えている。

おわりに

今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。FAKEの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「ナイキ エアフォース1」の人気モデルにフォーカスしたが、今後は他のブランド・モデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。

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