大人の黒キャップは何が正解?定番から機能性抜群のモデルまで「ニューエラ」以外の実力派ブランド5選について
あらゆるコーディネートにハマる黒キャップ。とはいえ、キャップブランドのものだと野球のイメージが強すぎたり、子どもっぽく、あるいはおじさんっぽく見えたりしてしまうのではと二の足を踏んでいる方も少なくないはず。そこで今回は、ファッションブランドを中心に「ニューエラ」などキャップブランド以外の選択肢を探ってみよう。きっとあなたの食指が動く黒キャップが見付かるはず!
Polo Ralph Lauren

via:BEAMS
1967年にラルフ・ローレン氏が、自身のネクタイブランドとして創業した「ポロ ラルフ ローレン」。単に服を売るのではなく、アメリカン・トラッドに根差した、憧れのライフスタイルそのものを提案する同ブランドは、オーセンティックな黒キャップも手掛けている。フロントに刺繍されたアイコニックなポロプレイヤーのロゴ(ポニーロゴ)がワンポイントに。フォーマルウェアも手掛けるポロだからこその洗練されたシルエットは、キャップブランド以外の黒キャップ入門として間違いない選択だろう。
ENNOY
スニダンで詳細をチェック特定の店舗を持たず、主にオンラインでの抽選販売形式で展開される「エンノイ」。その入手困難性と"究極の普通"を追求したミニマルなデザインから、発売されるたびに即完売となり熱狂的な人気を誇っている。そんな「エンノイ」の黒キャップは、Ēロゴをフロント中央に刺繍。程よくインパクトもありつつ、「Eってなんだろう?」と思わせるちゃめっ気も感じさせるデザインだ。ベーシックな黒キャップが欲しいけど人とかぶりたくない、そんなあなたにもおすすめだ。
N.HOOLYWOOD
スニダンで詳細をチェック「エヌハリウッド」は、デザイナーの尾花大輔氏によって2001年に設立されたファッションブランド。古着バイヤーという尾花氏のルーツに基づく、ディテールやストーリー性を重んじるアイテム展開が特徴だ。キャップにもそのこだわりが現れており、縦糸に梳毛ウールを使用することでシワを軽減しながら光沢を生み出し、高級感を演出。スポーツ感の強くなってしまう天ボタンを除き、アジャスターストラップにはスムースカウレザーを使用している。"大人の黒キャップ"というテーマに相応しい上質な逸品だ。
nanamica
スニダンで詳細をチェック2003年に本間永一郎氏が代官山にて設立した「ナナミカ」。"ユーティリティ"と"スポーツ"をキーワードにする同ブランドらしく、防水透湿性に優れる2層のGORE-TEXファブリックを使用したキャップがラインナップされている。縫い目にシームテープ加工を施すことで、防水性を追求。表地にはリサイクルポリエステルを使用し、環境にも配慮している。背面のアジャスター上にGORE-TEXロゴの刺繍のみというシンプルなデザインも使いやすい。梅雨時期やアウトドアレジャーでも活躍してくれる黒キャップだ。
ARC'TERYX
スニダンで詳細をチェック最後に、アウトドアウェアブランドにも目を向けてみよう。1989年にバンクーバーで設立された「アークテリクス」は、自社の開発センターと製造工場を擁し、製品パフォーマンスと機能美を追求したプロダクトを手掛けている。同ブランドのトラッカーキャップは、速乾素材とモノフィラメントメッシュで構成されており、軽量で通気性に優れているのが特徴。スペースメッシュバンドで湿気をコントロールし、クラウンもボリュームを抑えることで、快適な被り心地を実現している。この夏の心強い相棒になってくれること間違いなしだ。
まとめ
一言で「黒キャップ」といっても、その選択肢は実に幅広い。ワンポイントが光る定番、ミニマルながらも上質な一品、あるいは機能性で選ぶ実用的なものまで、その魅力は多岐にわたる。自身のライフスタイルに合わせて、夏のコーディネートを格上げする黒キャップを選んでみてほしい。