POST ARCHIVE FACTION × On Cloudmonster 2 PAF "Black/Magnet"の真贋鑑定ポイントとは?X線、赤外線、BOXラベル...本物と偽物の見分け方について
昨年の第1弾リリースのときに、瞬く間に売り切れ話題となった「On(オン)」と韓国のファッションブランド「POST ARCHIVE FACTION(ポスト アーカイブ ファクション)」のコラボコレクション。現在は第3弾まで登場している人気シリーズだが、二次流通には偽物も流通しているため、購入する際には注意が必要だ。
そこで今回は、「POST ARCHIVE FACTION × On Cloudmonster 2 PAF "Black/Magnet"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「POST ARCHIVE FACTION × On Cloudmonster 2 PAF "Black/Magnet"」とは?

2024年10月にリリースされた「POST ARCHIVE FACTION × On」のコラボコレクション第2弾から登場したクラウドモンスター2 PAF。インラインモデルをベースに、ミニマルで洗練された印象にアップデートした一足は、On特有のスポーティーな雰囲気が抑えられており、ファッション的にも使いやすい。スニダンでも人気が高く、定期的に取引されている。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「BOXラベル」

はじめに「BOXラベル」から見ていこう。FAKEは全体的にフォントが細く、カラー名の"Magnet"を"Magnel"と誤植している。
鑑定ポイント:「中底」

「中底」は素材が異なっており、REALはスポンジのような素材なのに対し、FAKEはメッシュのような素材になっている。
鑑定ポイント:「内タグ」

「内タグ」にUVを照射すると、REALは文字のみが明るく、FAKEはタグ自体が明るく反応する。
鑑定ポイント:「右足ヒール文字」

「右足ヒール」にある"SWISS ENGINEERING"の文字にも注目だ。文字部分がREALはリフレクティブになっているが、FAKEは通常のシルバーのインクを使用している。また、フォントのサイズ感もREALとFAKEで異なっている。
鑑定ポイント:「アウトソール内部(X線)」

続いて、X線で「アウトソール」内部を映してみよう。REALは内部に記載されている英字がはっきり見えるが、FAKEは文字が不鮮明で読み取れない。
鑑定ポイント:「アッパー(IR)」

最後に「アッパー」をIR(赤外線)でチェックしてみよう。REALはアッパーが黒く、シュータン・ライニングが白く反応したが、FAKEは逆にアッパーが白く、シューレース・ライニングが黒く反応している。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。FAKEの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「POST ARCHIVE FACTION × On Cloudmonster 2 PAF "Black/Magnet"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
スニダンで「POST ARCHIVE FACTION × On」をチェックする