New Balance 992 "Gray"の真贋鑑定ポイントとは?本体、内タグ、X線...本物と偽物の見分け方について
New Balance(ニューバランス)の創業100周年となる、2006年にリリースされた「992」。2020年に復刻して以降、再販される度に売り切れを繰り返している人気モデルだ。しかし、その人気の高さゆえに、二次流通には偽物が多く流通している。
そこで今回は、「New Balance 992 "Gray"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「New Balance 992 "Gray"」とは?

ブランド創業100周年である2006年に、New BlanceからMade in USAのフラッグシップモデルとしてリリースされた「992」。先代「991」のスペックをベースにしつつ、優れたクッション性を誇るABZORB SBSを採用したハイスペックモデルだ。小さめのNロゴなど、アイコニックなデザインで99Xシリーズの中でも特に人気が高い。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「本体(サイド)」

はじめに「本体」のサイドから比較してみよう。こちらは同サイズの比較だが、FAKEは"N"ロゴがREALよりも小さくなっている。
鑑定ポイント:「本体(ヒール)」

次に「本体」のヒール部分をチェックすると、REALとFAKEでは"USA"の切り抜き部分の形状が異なっていることが分かる。
鑑定ポイント:「内タグ」

「内タグ」は右上の"NB"ロゴのプリントに差異があり、REALの方がかすれたようなプリントになっている。
鑑定ポイント:「インソール」

「インソール」はフォントが異なっており、FAKEの方が全体的に太い。
鑑定ポイント:「UV反応」

続いて、本体の「UV反応」を見てみよう。FAKEには、FAKEの個体のみによく見られる特有の点線があることが確認できる。
鑑定ポイント:「IR(赤外線)」

「IR(赤外線)」を通して見ると、インソール下(インナー部分)の色に差異がある。
鑑定ポイント:「X線」

最後に「X線」を通して内部を見てみよう。REALは中央内部に型番が記されているが、FAKEには記されていない。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。FAKEの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「New Balance 992 "Gray"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
スニダンで「New Balance 992」をチェックする