Asics Gel-Kayano 14 “Cream/Black”の真贋鑑定ポイントとは?ストライプ、アッパー側面、アウトソール内部...本物と偽物の見分け方

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Asics Gel-Kayano 14 “Cream/Black”の真贋鑑定ポイントとは?ストライプ、アッパー側面、アウトソール内部...本物と偽物の見分け方について

「asics(アシックス)」のGEL-KAYANOシリーズから、2008年に誕生した「Gel-Kayano 14(ゲルカヤノ14)」。2020年にライフスタイルシューズとして復刻して以降、徐々に人気を集め、JJJJoundとのコラボを皮切りに一気にトレンドシューズとしての地位を獲得したモデルだ。コラボはもちろん、インラインでも人気カラーは手に入れるのが難しく、二次流通市場でも多くの取引が行われている。しかし、それ故にFAKEも多く確認されており、購入する際には注意が必要だ。

そこで今回は、「Asics Gel-Kayano 14 “Cream/Black”」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。

目次

「Asics Gel-Kayano 14 “Cream/Black”」とは?

画像

2008年に登場した「GEL-KAYANO 14」は、GEL-KAYANOシリーズを初代から手掛けてきた榧野俊一氏に代わり、山下秀則氏がはじめて設計したモデルだ。発売と同年にはアメリカのランニング専門誌『Runner’s World』にて賞を受賞し、ランニングシューズとして高い評価を獲得した。2020年から発売されている復刻モデルは、当時のデザインテイストを踏襲しつつ、アッパーなどの素材やフィットをタウンユースにアップデート。2022年のJJJJoundとのコラボモデルからストリートでも火がつき、現在はインラインでもカラーによっては売り切れるほど人気が高い。特に”クリーム/ブラック”は合わせやすい配色ということもあり、スニダンでも多くの取引が行われている。

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鑑定ポイント:「ストライプ」

ストライプ ストライプ

はじめに、アシックスのアイコンである「アシックス ストライプ」を見ていこう。REALのストライプには光沢感があるのに対し、FAKEには光沢感がない。マイクロスコープで見てみるとその差は明らかで、ストライプの質感にも違いが見られる。

鑑定ポイント:「ヒールロゴ」

続いて、ヒールに配された「ロゴ」をチェックしてみると、REALとFAKEで"GEL"のフォントや文字の大きさに差異が生じている。

鑑定ポイント:「アッパー側面」

ゲルカヤノ14の特徴であるアッパーの側面は、REALとFAKEでパーツの素材や、"GEL-KAYANO 14"部分の文字の色味、フォントが異なっている。

さらにマイクロスコープで細かく見てみると、下地の素材や、文字の立体感、縁取りの角度などの差異も確認できる。

鑑定ポイント:「中底」

次に「中底」を見てみると、REALには刻印があるが、FAKEには刻印がない。

鑑定ポイント:「ミッドソール」

UV UV

「ミッドソール」に搭載された"GEL"にUVライトを当ててみよう。REALは白く反応するのに対し、FAKEは反応が見られない。

鑑定ポイント:「Ortholite®タグ」

タグ

Ortholite®のインソールを証明するタグにも、さまざまな違いが見られた。まず表面をチェックすると、REALは縁の紫の色味が強いのに対し、FAKEは青みが強い。また、エコマーク部分の色味も異なっている。

裏面を見ると、REALはプリントの線がはっきりしているが、FAKEは線が滲んでおり、ボケていることが確認できる。

タグ

ecoのロゴに関しても同様で、REALはシャドウのドット表現が薄く鮮明だが、FAKEはドット表現が濃く潰れているように見える。

鑑定ポイント:「Ortholite®タグ(IR)」

タグX線

赤外線を通して、「Ortholite®タグ」を見ると、REALに比べてFAKEのほうが濃く写っていることが分かる。

鑑定ポイント:「内タグ」

うちタグ

スニーカーの真贋鑑定で重要になるのが「内タグ」だ。こちらはREALとFAKEで表記のレイアウトや、記載している内容が大きく異なっていることが確認できる。

鑑定ポイント:「アウトソール内部」

アウトソール

最後にアウトソールの内部をX線で見ていこう。どちらもベトナム製造だと表記されているが、REALは英数字表記でサイズ刻印が複数箇所にあるのに対し、FAKEはアウトソール内部に漢字が使用されている。

おわりに

今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「Asics Gel-Kayano 14 “Cream/Black”」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。

スニダンで「Asics Gel-Kayano 14をチェックする

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