ゲルカヤノ14派? 1906派? いま注目を集めるシルバー系スニーカー68選について
スニーカー好きはもちろん、ファッション好きにとっての足元の選択肢としても今増えているのが、シルバー系のカラーを落とし込んだスニーカー。その流れのきっかけを作った「アシックス」のゲルカヤノ14が根強い人気を誇る一方、「ニューバランス」の1906Rなども新たに支持を集めている。
さらに「ナイキ」のショックスや「アディダス」のサンバなど、その他の人気モデルでもシルバーカラーのリリースは豊富だ。そこで今回は昨今のトレンドとして注目を集めているシルバー系のスニーカーを各モデルごとにピックアップ。現時点の最安値(※11月17日時点)とともにまとめたので、気になっていた方はぜひこの機会にチェックしてほしい。
Y2Kスタイルを体現する足元の筆頭候補。レトロなテック感が魅力の"ゲルカヤノ14"
¥20,385~
¥18,990~
¥19,400~
¥38,490~
¥32,000~
¥17,000~
¥22,000~
¥¥55,326~
¥21,200~
¥17,800~
¥33,000~
¥23,499~
¥29,800~
¥36,500~
¥20,000~
¥89,000~
2008年に初めて発売されたゲルカヤノ14が、ライフスタイルカテゴリーのモデルとして仕様をアレンジして再びリリースされたのが2020年。
当時リバイバル中だった90sスタイルから時計の針を進め、Y2Kスタイルの足元を演出する一足として注目を集めたモデルだ。
ホワイトのメッシュ地のアッパーに、メタリックなシルバーのオーバーレイを組み合わせ、どこかレトロなテック感を強調したようなデザインが同モデルの主な特徴として挙げられる。
数あるコラボ作の中でも特に象徴的なのは、カナダ・モントリオール発の「ジョウンド」による一足だ。奇をてらわず、まさにゲルカヤノ14らしい素材と配色で仕上げた一足は今も衰えない人気がある。また、ゲルライトシリーズのコラボを長年続けて「アシックス」との絆を深めてきた「キス」が満を持してアレンジしたゲルカヤノ14も、飽きずに長く愛用できる一足と言えるだろう。もっと手頃な値段で手に入れるなら、たびたび再販されるインラインモデルの"クリーム/ブラック"もおすすめだ。
独特のテック感にハマるスニーカー好きが急増中! "1906"はローファー型も話題
¥17,500~
¥14,009~
¥25,799~
¥47,000~
¥26,997~
¥22,000~
¥47,980~
¥48,000~
¥23,990~
¥12,500~
¥12,799~
¥12,000~
¥19,999~
「ニューバランス」の創業年をモデル名に冠し、2009年に発表された1906も、新たに1906Rに名前を変えて2022年に再登場した。
流れるようなデザインが際立つゲルカヤノ14が比較的シンプルな印象なのに対し、複雑な形状のパーツを多用する1906は、よりテクニカルな印象を感じさせる。こちらもシルバーのオーバーレイパーツがよく似合うモデルだ。両モデルのどちらともデザインの目新しさだけでなく、確かな履き心地の良さを備えている点が人気の根底にあるのは言うまでもないだろう。
配色のバリエーションが数多く存在する1906Rの中でも、最も直近の取引数が目立つのはホワイト×シルバーの配色の要所にゴールドを差し込んだカラーリングの一足。この配色の1906Rでしか演出できない"ダサかっこよさ"にハマるスニーカー好きが急増しているようだ。
メッシュ部分を鮮やかなカラーで仕上げた"ボルト"や、UK発の「ザ ベースメント」とのコラボも需要がある。極め付きの飛び道具としては、ローファー型にアレンジした"1906L"のリリースも今年のスニーカーシーンを代表するトピックのひとつとして大いに話題になった。
選ぶべきはTL? R4? 2000年代初頭の名作"ショックス"の人気が再燃中
ナイキを代表するエアテクノロジーとはまた違う発想から生まれたショックス。
AF1などのデザインを手掛けたブルース・キルゴア氏により、衝撃を吸収するだけでなく、反発力に変えることを重視してデザインされたモデルだ。
"コラム"と呼ばれる円柱状のスプリングコイルをヒール部に配したR4のオリジナルは2001年に、フルレングスでコラムを配したTLは2003年に発売されている。
カラーリングとしては、オールブラックの人気は揺るがないが、ショックス特有の近未来感を強調するシルバーをあしらったモデルの人気も高い。
特にオーバーレイのパーツとコラムをシルバーで統一した"ピュアプラチナム アンド メタリックシルバー"はスニダンでも連日にわたり取引されている。TLモデルのデザインはトゥーマッチと感じる方であれば、ヒール部のみにコラムを配したR4モデルにも注目してみてほしい。
アトモスとのコラボ作も大ヒット。今買い足すならシルバーの"サンバ"がおすすめ
性別や年齢、ファッションの嗜好を問わず、足元の選択肢として完全に定着した「アディダス」のサンバ。
ブラックやホワイトを基調とした定番カラーの着用者が多いからこそ、今買い足すならシルバーカラーを落とし込んだ配色のサンバをおすすめしたい。
そんな今の気分を形にした一足としては、10月末に発売されたばかりのアトモスコラボのサンバをまず挙げるべきだろう。
"タキシード"というテーマのとおり、メタリックなシルバーのTトゥと、光沢のあるブラックのパテントレザーの組み合わせがドレッシーな雰囲気。
いつものデニムはもちろん、スーツやジャケパンに合わせてもかっこいい一足だ。また、現在のサンバ人気の火付け役である「ウェールズ・ボナー」とのコラボも改めてチェックしておきたい。
シルバーカラーはお家芸のアシックス。ゲルカヤノ14以外も展開モデルが豊富
¥79,800~
¥13,886~
¥12,000~
¥12,999~
¥16,599~
¥30,064~
¥21,200~
¥24,000~
¥21,000~
¥19,800~
¥21,000~
¥17,999~
¥27,173~
ゲルカヤノ14以外にも、シルバーカラーをあしらったモデルの展開数が特に豊富なのは、やはり「アシックス」だ。
2010年に発売されたGT-2000シリーズをアップデートしたGT-2160をはじめとして、1999年から展開するロングセラーシリーズのゲルニンバスなどにもシルバーの配色が魅力的なモデルがいくつも存在する。
特に人気があるのは、トゥ先からアウトソール側面を経由し、ヒール部まで続く波型のラインが特徴的なGT-2160。「キス」や「ペーパーガール」などのコラボモデルはもちろん、インラインのモデルも安定的に取引されている。また、10月末に発表されたばかりの新モデルであるゲルニンバス 10.1も要注目。トゥ先のアシンメトリーなデザインがクールなゲルニンバス10のアッパーに、ゲルカヤノ14のソールをドッキングしているため、「ゲルカヤノ14の履き心地を試してみたい」という方にもおすすめだ。
コルテッツ、V2Kラン、メキシコ66、etc… "シルバースニーカー戦線"を彩るその他モデルも要注目
¥14,200~
¥11,500~
¥11,500~
¥17,582~
¥19,990~
¥18,808~
¥9,800~
¥15,698~
¥7,600~
¥19,600~
¥18,499~
¥18,600~
¥22,083~
¥16,797~
¥15,490~
¥12,000~
最後に各ブランドからリリースされているその他のシルバー系のスニーカーもまとめてチェックしておこう。
群雄割拠のシルバースニーカー戦線を猛追する「ナイキ」からは、V2Kランやズームボメロ5、P-6000など、Y2Kの文脈に沿ったモデルのシルバー系カラーのリリースが目立っている。この機会に説明不要の名作エアマックス97のシルバーバレットに再注目してみるのもおもしろい。
直近のヒット作として特に頻繁に取引されているのは、折り返す仕様のシュータンをあしらったナイキのコルテッツだ。シルバーで統一したカラーリングだけでなく、シュータンの形状からは旬のブロークコアの要素も感じられるため、今のトレンド要素をダブルで詰め込んだ一足と言えるだろう。サンバに続くネクストブレイク候補としては、「アディダス」のカントリーや、「オニツカタイガー」のメキシコ66のシルバーカラーもチェックしておきたいところだ。
おわりに
「アシックス」のゲルカヤノ14と「ニューバランス」の1906Rをメインに、今注目を集めるシルバー系カラーの人気モデルをまとめて紹介した。いつものコーディネートの足元に差し込むだけで、今っぽいムードを手軽に演出してくれるのがシルバースニーカーの魅力だ。上記のラインナップの中から、ぜひお気に入りの一足を見つけてみてほしい。
ゲルカヤノ14派? 1906派? いま注目を集めるシルバー系スニーカー68選の定価/発売日/品番
ブランド | アディダス(adidas), アシックス(ASICS), ニューバランス(NEW BALANCE), ナイキ(NIKE) |
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モデル | ゲルカヤノ(Gel-Kayano) |
発売日 | 2022年9月15日 |
定価 | ¥22,000(税込) |
スタイルコード | 1201A457-101、1203A567-100、AR3566-003、HQ3490-099、IH3364、M1906RA |