Supreme Snow White Sweater "Black"の真贋鑑定ポイントとは?ネームタグ、白雪姫、IR...本物と偽物の見分け方について
「Supreme」の24FW コレクションで、最も注目を集めたデザインの一つが"白雪姫"だ。同キャラクターのアートワークをハンドペイントで施した「ショット」のレザージャケットは、発売とともに即完売。その後にリリースされた白雪姫をモチーフにしたニットやTシャツもスニダンでは常に取引されている人気アイテムだ。しかし、それゆえに発売から間もないながらも、すでに二次流通市場には多くのフェイク品が出回っている。
そこで今回は、「Supreme Snow White Sweater "Black"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「Supreme Snow White Sweater "Black"」とは?
毎シーズン恒例となっているTシャツコレクションが展開されたSupreme 24FW Week8。中でも目玉アイテムとなったのが、白雪姫のデザインを採用したセーターとTシャツだ。特にセーターはフロントに大きく白雪姫と七人のこびとなどのデザインを施したインパクト抜群の一枚とだけあって、発売当初から現在まで頻繁に取引されている。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「ネームタグ」
はじめに「ネームタグ」から見ていこう。今回の個体では、REALとFAKEで「Supreme」の文字すべての形状に加え、サイズタグのデザインや位置なども異なっていることが確認できる。
鑑定ポイント:「白雪姫」
次はアイテムの顔となる「白雪姫」の部分を見てみよう。FAKEはニットの1マスの幅がREALよりも短く、全体で見てみると白雪姫が横に短くなっている。
鑑定ポイント:「鳥」
白雪姫だけでなく、まわりにいるキャラクターたちも真贋鑑定ポイントだ。まず、白雪姫の右手に止まっている「鳥」をよく見ると、REALにはくちばしがあるが、FAKEにはない。
鑑定ポイント:「リス」
続いて「リス」を見てみると、REALに比べてFAKEの方が、右耳が長いことが確認できる。
鑑定ポイント:「背面」
背面に施された「Supreme」のブランドロゴもチェックポイントだ。こちらは"S"の書きはじめが異なっており、REALはガタついているが、FAKEは直線になっている。
鑑定ポイント:「織り込み」
裏地のニットの「織り込み」部分を拡大してみよう。REALは青・白・白・赤・黒・茶の配列で織られているが、FAKEは青・赤・赤・茶・白・白で織られており、黒色の糸が使用されておらず配列が異なっていることが分かる。
鑑定ポイント:「UV」
肉眼では分からないポイントもUVライトを使えば一目瞭然だ。今回の個体の場合は、FAKEのみフロントのロゴや白雪姫のカチューシャ、口元が赤く反応している。
鑑定ポイント:「IR(赤外線)」
最後に「赤外線」を当ててみよう。REALには柄やロゴが表示されず、FAKEには鮮明に表示されていることが確認できる。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「Supreme Snow White Sweater "Black"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
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