Nike Dunk Low Retro "White/Black"の真贋鑑定ポイントとは?BOXラベル、インソール、シューレース赤外線...本物と偽物の見分け方について
「ナイキ」からバスケットボールシューズとして誕生した後にスケーターから注目を集め、ストリートシーンを中心に幅広い支持を得てきた「ダンク」。特に"White/Black"はダンクの中でも人気が高いカラーで、"パンダダンク"の愛称で親しまれている一足だ。昨年まではリストックされる度に完売していた人気モデルゆえに、市場には極めて精巧なフェイク品が出回っている。
そこで今回は、「Nike Dunk Low Retro "White/Black"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「Nike Dunk Low Retro "White/Black"」とは?
1985年のカレッジバスケットボールシーズンに、ウェアとシューズをカレッジチームカラーでデザインする"カレッジカラープログラム"から誕生した「ダンク」。多種多様なバリエーションやコラボモデルも魅力で、アートやファッション、音楽にまで活躍の幅を広げた、スニーカーカルチャーに欠かせないモデルだ。中でも、ホワイトのアッパーにブラックのオーバーレイを重ねたカラーでおなじみの"パンダダンク"は、汎用性の高さから世界中で人気を博したダンクを象徴する一足。シンプルでありながら完璧なベーシックシューズは、街で目を引く往年の人気モデルだ。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「BOXラベル」
まずは「BOXラベル」の真贋鑑定ポイントを見ていこう。 REALのBOXは赤味が濃く、ラベルに印刷された文字の太さが統一されているのに対し、FAKEの赤味は薄く、文字も細いことが分かる。
鑑定ポイント:「BOXラベル赤外線」
BOXラベルに、赤外線を当てるとさらに違いが確認できる。REALは、赤外線越しでもラベルの文字が映るが、FAKEはラベルの文字が全て消え、バーコードとQRコードのみが映っている。
鑑定ポイント:「インソール裏面」
続いてはインソールの裏面に注目だ。 REALは均一な糊付けが施されているが、FAKEは細部で糊付けの厚みが異なり、縁(ふち)の部分は仕上がりの粗さが目立つ。
鑑定ポイント:「シューレース赤外線」
最後に、シューレースを見てみよう。シューレースに赤外線を当てるとREALは全てホワイトに変化するが、FAKEはチップのカラーに変化が見られない。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「Nike Dunk Low Retro "White/Black"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
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