Dior ギャランティカードの真贋鑑定ポイントとは?書体、インク・ラメ加工、色味...本物と偽物の見分け方について
1946年に創業したフランス発のラグジュアリーブランド「ディオール」。長い歴史の中でファッション界に数々の革命を起こし、今も変わらず世界中から愛されているブランドの一つだ。憧れのブランドを手に入れるため、少しでもリーズナブルな価格で求める人もいるだろう。しかし、二次流通には精巧なFAKEが多く出回っているのも事実だ。
そこで今回は、「Dior」のギャランティカードにフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「ギャランティカード」とは?
正規店で販売されるブランド品の品質を保証する証明書のこと。カードには購入店舗や購入日、購入した人の名前、シリアルナンバーなどが記載され、修理やメンテナンス時も活用できる保証書のようなものである。
鑑定ポイント:「書体(ブランド名)」

まずは、ブランド名の書体を確認していこう。カードの裏面を敷き詰めるように配された"CHRISTIAN DIOR"のロゴは、REALとFAKEで"R"の角度が異なり、印字の濃さもREALのほうが全体的に薄い。
鑑定ポイント:「書体(日本語)」

続いては、日本語で印字された書体に注目してみよう。REALは太くて薄い書体であるのに対し、FAKEは細くて濃く、少し角張った書体になっている。
鑑定ポイント:「インク・ラメ加工」

ギャランティカードでは「インク・ラメ加工」も重要な真贋鑑定ポイントになる。細かい差だが拡大して見ると、ラメ加工されたカードのラメとインクの入り方に違いが生じているのが確認できる。
鑑定ポイント:「本体の色味」

最後に「ギャランティカードの色味」を見てみよう。REALは少し黄みがかったグレーなのに対し、FAKEは白っぽいグレーのようなカラーになっている。
真贋鑑定ポイントを動画でもチェック
今回記事で紹介した「Dior」のギャランティカードの真贋鑑定ポイントは動画でも公開中だ。スニダンでは最新の鑑定情報をXやInstgaram、TikTokなどのSNSでも随時お知らせしているので、ぜひチェックしてみてほしい。
おわりに
本来は正規店で購入したことを証明するギャランティカードだが、近年はFAKEにも付属していることが多く、さらにクオリティも上がっているため、ギャランティカード付きだからといって一概には安心できないのが実情だ。
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「Dior」のギャランティカードにフォーカスしたが、今後は他のアイテムについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。