Puma Speedcat OG "Puma Black"の真贋鑑定ポイントとは？BOX、PUMAロゴ、UV反応...本物と偽物の見分け方について
ランニングシューズやフットボールシューズなど、さまざまなスポーツをルーツに持つ人気モデルが多い中、｢PUMA(プーマ)｣から復刻したモータースポーツの耐火レーシングシューズ、Speedcat OG(スピードキャットOG)が今新たに注目を集めている。購入者が続出するこのタイミングで気をつけたいのが二次流通市場でのフェイク品だ。
そこで今回は、｢Puma Speedcat OG｣の"Puma Black"にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように｢リアル/フェイク｣を見極めているのか？についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで｢鑑定方法の一部｣に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
｢Puma Speedcat OG｣とは？
｢Speedcat OG｣は、1999年に誕生したF1レーサー用の耐火レーシングシューズの復刻モデルだ。細身のラストと空気力学に基づいたデザインからレーシングカルチャーのシンボルとされてきた。スウェードとレザーのアッパーが高級感のある一足は、今や世界のファッションシーンで注目を集めている。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント：｢BOX｣
まず最初に｢BOX｣の真贋鑑定ポイントを見ていこう。REALは外側から内側まで黒で統一されているのに対して、FAKEは箱の外側のみ黒く、内部は塗装されていない。
鑑定ポイント：｢包装紙｣
BOXだけでなく、｢包装紙｣も真贋鑑定のポイントだ。REALはブランドロゴと｢SELECT｣の文字が濃くプリントされているのに対し、FAKEは全体的にプリントが薄く、｢OPEN Yy｣という文字がプリントされている。
鑑定ポイント：｢アッパー PUMAロゴ｣
次はアッパーのサイドに配された｢ PUMAロゴ｣だ。REALは金箔のようなゴールドカラーで文字の間隔が詰まっているが、FAKEは黄色に近いカラーで文字が小さく、間隔も広い。
鑑定ポイント：｢シュータンUV反応｣
また、シュータンにUVライトを当てるとREALとFAKEの差異を確認できる。REALはUVライトを当てた部分がライトブラウンに変化しているが、FAKEは特に反応が見られない。
鑑定ポイント：｢ライニング｣
シューズの｢ライニング｣を上から見てみると、REALはライニングの厚みがすっきりとしているのに対し、FAKEは幅に厚みがあり履き口が狭く見える。
鑑定ポイント：｢中底｣
最後に確認するのは｢中底｣だ。 REALはザラつきのある格子状のような素材が敷かれているが、FAKEは素材にザラつきがなく、さらにステッチで縫い付けられている。
真贋鑑定ポイントを動画でチェック
今回記事で紹介した「Puma Speedcat OG "Puma Black"」の真贋鑑定ポイントは動画でも公開中だ。スニダンでは最新の鑑定情報をXやInstgaram、TikTokなどのSNSでも随時お知らせしているので、ぜひチェックしてみてほしい。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「Puma Speedcat OG "Puma Black"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
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