【ワンピースカード】「コミパラ シャンクス」の真贋鑑定ポイントとは?について
「コミパラ シャンクス【OP01-120】」は、「ワンピースカードゲーム」(ワンピカード)初のブースターパック「ROMANCE DAWN」に収録されたトップレア。
相場は一時期20万円を超えたこともあり、その人気から精巧なFAKE品が市場に出回っている。
今回はスニダンが実際に見ている真贋鑑定ポイントの一部を紹介。これを読めば二次流通での取引も安心!ぜひ参考にしてほしい。
また、今回の真贋鑑定ポイントは一部のFAKEで判明しているもので、すべてのFAKEに該当するわけではないことをあらかじめ了承してほしい。
目次
「コミパラ シャンクス」とは?
「シャンクス」は「ワンピース」の主人公「モンキー・D・ルフィ」が憧れる赤髪海賊団の船長である。
そんなキャラが「ワンピカード」の第一弾「ROMANCE DAWN」にトップレアのコミックパラレル(コミパラ)として収録され、大きく話題を呼んだ。
原作イラストとコミック背景が合わさったデザインに封入率の低さが相まって、発売から2年経過した現在も高額で取引されている。
鑑定ポイント:「肉眼での比較」
まずは肉眼でも確認できるポイントの一例を紹介しよう。
「キャラの色味」

キャラのイラスト部分において、色味が異なっているのがわかる。肌の色がもっとも判断しやすい。
鑑定ポイント:「"UVライト"を用いた比較」
"UVライト"を当てて、黄緑色に光る蛍光反応の違いでREALとFAKEを判断できるのもある。
「背景のコミック部分」

REALでは、"UVライト"を当てると蛍光反応を確認できるが、このFAKEには"UVライト"を当てても蛍光反応は見られない。
「キャラのイラスト部分」

背景のコミック部分と同じように、REALは蛍光反応があるが、このパターンのFAKEには蛍光反応がない。
蛍光反応があると光って見えるためぼやけるが、蛍光反応がないとイラストの線がくっきり見える。とくに服の影の部分で違いが顕著に現れている。
鑑定ポイント:「"高精細デジタル顕微鏡"を使用した比較」
肉眼では確認することができないドット単位の違いも、"高精細デジタル顕微鏡"を使えば一目瞭然だ。
「属性部分のホログラム」

REALは、属性の部分のホログラム加工が、全体に施されているのがわかる。
FAKEには、「斬」の文字のみにホログラム加工がされているため、文字だけがはっきりと見えているものもある。
「テキスト部分」

テキスト部分の文字に大きな違いを確認できる。REALは、文字をはっきりと確認できるが、このFAKEではぼやけて見える。
印刷手法の違いによるもので、REALはインクで塗りつぶされる「ベタ印刷」。FAKEはインクが点状に印刷された「網点印刷」という手法を用いられて印刷されている。
「レアリティの表記」

レアリティの部分もテキスト部分と同様。REALは「ベタ印刷」、FAKEは「網点印刷」のため違いが現れている。
「製造国の表記」

製造国の表記部分でも、「ベタ印刷」と「網点印刷」の違いを確認できる。
また、REALとこのFAKEではフォントが違うことも確認できる。
真贋鑑定ポイントを動画でチェック
【スニダンFAKE情報報告】
— スニーカー&トレカ買うならスニダン【スニーカーダンク】 (@snkrdunk_jp) August 30, 2024
8/30(金)
ワンピースカード シャンクス コミパラのFAKE情報を報告します。
詳細については動画をご覧ください。
スニダンでは最新の鑑定情報を随時お知らせしていきます。 pic.twitter.com/Aq0X5h0rpv
今回記事で紹介した「コミパラ シャンクス」の真贋鑑定ポイントは動画でも公開中だ。スニダンでは最新の鑑定情報をXやInstgaram、TikTokなどのSNSでも随時お知らせしているので、ぜひチェックしてみてほしい。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他、複数のポイントを見たうえで総合的に「真贋鑑定」を行なっている。
FAKEの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ、二次流通で購入する際には「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」をしているスニダンがオススメだ。
今後は他のトレカタイトルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
権利表記
©尾田栄一郎/集英社 ©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション