スニーカーにも注目!オリンピックのスケボー競技から見る、スケシューの魅力とは?について
幕を開けたパリオリンピックで、盛り上がりを見せるスケートボード。スニーカーと密接な関わりを持つスポーツだからこそ、どんなスニーカーを履いているか気になる人も多いのではないだろうか。そこで今回は、オリンピックのスケートボード競技から見るスケシューの魅力にフォーカス。スニダン編集部おすすめのモデルも併せて紹介!
パリオリンピックで話題を集めるスケートボード
2021年に行われた東京オリンピックにて初めて正式競技として採用された「スケートボード」。1950年代頃のアメリカ カリフォルニアで誕生し、ファッションやミュージック、ライフスタイルなど、さまざまなカルチャーに関わってきたスポーツだ。2度目となる今年2024年のパリオリンピックでも前回の選手の成長や新たな選手のパフォーマンスが注目されており、さらに認知度を高め、幅広い世代に大きな影響を与えている。
選手のスケシューにも注目

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「スケーターファッション」という言葉が存在するほど、そのファッションスタイルも確立されている「スケートボード」。動きやすさと耐久性を重視し、Tシャツやフーディ、フランネルシャツなどのラフなスタイリングが特徴だ。90年代にそのファッションが評価され、古着やヴィンテージのスケートボードブランドのアイテムが今なお高値で取引されている。

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スニーカー好きなら、特に選手たちが着用しているスケートボードシューズ略して「スケシュー」が気になるところ。スケートボードをする際に履かれるこのスケシューは、デッキとのグリップ力を最大化するため、アウトソールにラバーが採用されている。これによってトリックやジャンプの際に滑りにくく、安定した足元を保つことを可能にした。また、デッキや路面との激しい接触に耐えうる耐久性も重要なポイント。アッパーに厚手のキャンバスやレザー、スエードなどを用い、ステッチや補強材を多用しているものが多い。そして、トリックで着地する際の衝撃吸収力にも重点をおいており、クッション性の高いインソールやミッドソールを採用。スケートボード以外のシーンでも快適な歩行をサポートする優秀スニーカーだ。
改めてチェックしたいスケートシューズ5選
オリンピックの盛り上がりと共に人気が高まりそうなスケシュー。ここからは、スニダン編集部がピックアップした改めてチェックしたいモデルをご紹介。
堀米 雄斗(ユウト ホリゴメ) × ナイキ SB ダンク ロー プロ QS "ウルフグレー"

トリック、スタイル、流れを評価するストリート部門でオリンピック2大会連続の金メダルを獲得した日本人選手 堀米 雄斗と「ナイキ SB」のコラボモデル。スケーターのアイコンである「ダンク ロー」をベースに、ホワイトのレザーにグレーのオーバーレイをセット。ヒール部分にはブラウンとピンクの差し色を加え、モダンにアレンジした。ヒールサイドには家族や友達たちの支えを表現した家紋のフェザーロゴが刺繍され、シュータンラベルには“Yuto Horigome”のネーム、インソールには米粒で表現したグラフィックがプリントされている。
ライッサ・レアウ × ナイキ SB ダンク ロー PRM "ピュアプラチナム アンド ヴィヴィッドパープル"

ブラジルの若手スケーターであり、東京オリンピックで銀メダル、パリオリンピックで銅メダルを獲得したライッサ・レアウと「ナイキ SB」のコラボ。立体的な柄を落とし込んだホワイトのアッパーに、ベージュの総柄オーバーレイ、パープルとネイビーのスウッシュを組み合わせたユニークなデザインが魅力。
ナイキ SB BRSB "ホワイト"

分厚いシュータンに、グリップ力に優れたアウトソールと高い反発性を持つ「React(リアクト)フォーム」を搭載したナイキ SBの「ブルーリボンSB」。ナイキの初期モデル「コルテッツ」を想起させるクラシックなルックスに、ヒールからつま先を包み込む厚手のラバーソールで耐久性を強化するなどスケートボードに必要な機能を取り入れている。
ナイキ SB ズーム ブレーザー ミッド プレミアム "ホワイト/ブラック"

1973年にバスケットボールシューズとして初めて登場した「ブレーザー」は、スケートボードシューズとしても支持されるモデルのひとつ。「OFF-WHITE(オフホワイト)」、「sacai(サカイ)」とのコラボモデルのベースに採用されていることから、ファッションシーンでも高い人気を誇る。こちらのモデルは、耐久性に優れたキャンバス素材の上に涼し気なメッシュを重ねた絶妙なコントラストと立体感が特徴。モノトーンの落ち着いた色合いながら、個性をアピールできる。
NBA × ナイキ SB ナイジャ フリー 2 "レイカーズ"

北アメリカの男子バスケットボールのプロリーグ「NBA」とのコラボシューズ。世界最高のストリートリーグで20回以上のチャンピオンに輝いた実績を持つプレーヤー ナイジャ・ヒューストンのシグネチャーモデルである「ナイジャ フリー 2」をベースに採用。耐久性を強化したラバーとメッシュのアッパー、涼し気なクリアソールに、レイカーズのチームカラーを落とし込んだ。ヒールサイドには、NBA史上唯一の異なる3チームでNBAファイナルMVPを受賞したレブロン・ジェームズの背番号“23”をプリント。競技の垣根を飛び越え、スーパースター同士がタッグを組んだ注目のモデルだ。
まとめ
オリンピック競技として採用されたことで、認知度を大幅に向上させたスケートボード。それと共に選手たちのスニーカーにも注目が集まる。ぜひ、今回紹介したこだわりのスケシューをチェックしてみてほしい。