ドクターマーチンの「おすすめアイテム」とは?タイプ別に特徴をご紹介|コラム

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ドクターマーチンの「おすすめアイテム」とは?タイプ別に特徴をご紹介|コラムについて

街で履いている人をよく見かける「Dr.Martens(ドクターマーチン)」。ここ数年のスニーカーブームの中でも人気が衰えず、多くの人々を虜にしているレザーシューズブランドだ。今回はそんなドクターマーチンを手に入れたい人に向けて、ドクターマーチンを長年愛用する筆者が「おすすめアイテム」を紹介。ぜひ、購入の参考にしてみてほしい。

目次

「Dr.Martens(ドクターマーチン)」とは?

1960年にイギリスで誕生した「Dr.Martens(ドクターマーチン)」。類を見ないアイコニックなデザインと、レザーシューズとは思えない圧倒的な履き心地が魅力のブランドだ。

ブランドスタートのきっかけとなったのは、1945年頃ドイツの兵役に従事していたクラウス・マルテンス博士によって生み出された「エアクッションソール」だ。この革新的なソールに目を付けたイギリスのシューズメーカー・グリッグス家によって、このソールを採用したブーツを商品化。そのブランド名を博士の名を取った「Dr.Martens(ドクターマーチン)」と命名した。

現在は、ミュージシャンの足元やアーティストの愛用品として紹介されることが多いドクターマーチンだが、当初はその履き心地が高い評価を得て、労働者の足元を支えるワークブーツとして親しまれていた。しかし1960年代後半に登場した労働者階級の若者のサブカルチャー集団「モッズ」や「スキンズ」のワードローブになっていき、自己表現をするファッションアイテムとしての知名度を高めていく。後にイギリスのロックバンド「THE WHO(ザ・フー)」のボーカルであるピート・タウンゼントが労働者階級の誇りとしてライブで着用したのをきっかけに、当時のロックやパンク、ゴスなどのアーティストがこぞって履きはじめ、ミュージックシーンに欠かせない存在になっていったのだ。

ワーク、ファッション、ミュージックとさまざまなカルチャーの足元を飾ってきたドクターマーチン。昨今は定番モデルを中心にサンダルやコラボなどにも力を入れ、幅広い世代、さまざまなジャンルの人々の心を掴んでいる。

ドクターマーチンをおすすめする3つの理由

ユニークな歴史を持つドクターマーチン。一体、どんなアイテムが展開され、多くのファンを虜にしているのだろうか。ここからはドクターマーチンをおすすめする理由を解説していこう。

・コーデを格上げできる唯一無二のデザイン

ドクターマーチンのアイテムは、どこのブランドか一目で分かるアイコニックなルックスが特徴だ。ブラックアッパーとのコントラストを付けるために選ばれたウェルトのイエローステッチ、グリッグス家が手書きで書いた「Air Wair」の文字を刺繍したヒールループなど、特徴的なデザインを採用。かっちりとした印象のあるレザーシューズとは一線を画す唯一無二のデザインは、履くだけでコーデを格上げしてくれる。また、経年変化が楽しめるタフなレザーアッパーも魅力。筆者が所持する10年以上履いているブーツは、味わいとレザーのやわらかさが増し、今やワードローブに欠かせない存在となっている。

・レザーシューズとは思えない履き心地

レザーシューズは履き心地があまりよくないと考える人も多いだろう。しかし、ドクターマーチンのシューズは「エアクッションソール」を使用することで、快適な履き心地を実現している。このエアクッションソールは、ブランドの生みの親であるクラウス・マルテンスが自身の怪我をきっかけに開発したもの。ソールに小さな格子状の穴をいくつも設け、そこに空気を密封することで弾むような履き心地を叶えている。ほどよい厚みで地面の衝撃をダイレクトに受けないため、長時間歩いても疲れにくいレザーシューズなのだ。

・豊富なラインナップ

ドクターマーチンといえば8ホールや3ホールが定番だが、現在はそれ以外にもさまざまなアイテムが展開されている。定番モデルをベースに、カラーや柄をプリントした個性的なモデルや、ここ数年で夏に欠かせない存在となったサンダルも見逃せない。他にもクラフトマンシップを反映したメイドインイングランドや他ブランドのエッセンスを交えたコラボなど、豊富なラインナップを展開中。幅広い選択肢があるので、自分好みの一足を見つけてみてほしい。

ドクターマーチンのおすすめアイテムをタイプ別に紹介

いざ、ドクターマーチンを買おうと思ったけれど、バリエーションがありすぎてどれを選んだらいいか分からないと悩んでいる人も多く見受けられる。そこでドクターマーチンで押さえておきたいおすすめアイテムをタイプ別に紹介!

・8ホール

とにかくドクターマーチンらしい一足が欲しいという人は、8つのアイレットを備えたブーツ「8ホール」をチェックしてみてほしい。このアイテムはドクターマーチンのファーストモデルで、1960年4月1日にリリースされたことから「1460」というスタイル名が付けられ、多くのアーティストの足元を飾ってきた。ド定番のモデルは重厚感のあるレザーアッパーに、ウェルトのイエローステッチ、ヒールループが備わっているが、なかにはステッチがホワイトになったものや、さまざまなカラーのモデルも展開中。このブーツをいつものスタイルに取り入れるだけでグッとコーデが引き締まり、こなれ感のあるブーツスタイルが叶う。

・3ホール

3ホールは、3つのアイレットを備えたシューズタイプ。スキニーからワイドまで幅広いボトムスに合わせやすいことから、男性人気が高い。定番の3ホールは、ヒールループを無くしたシンプルなデザインが魅力。イエローステッチによる遊び心はありながら、キレイめにもカジュアルにも触れる汎用性の高いデザインも多くの人から支持される理由だ。

・ローファー & サイドゴア

周りが知っている定番ではなく、知る人ぞ知る的なアイテムを求めている人におすすめなのがローファーとサイドゴア。多くの人は最初に8ホールまたは3ホールを購入するため、周りと被りたくない人にイチ押しだ。どちらも着脱が容易なスリッポンタイプかつ、クリーンなデザインが特徴。上品なスタイリングにもスッと馴染んでくれるので、大人からも高い人気を誇る。筆者もローファーとサイドゴアを所持しているが、シーンレスに使えて、どんなスタイルにもハマるためかなり重宝している。

・サンダル

ドクターマーチンのサマーシーズンに欠かせない存在のサンダル。ブランドのDNAを受け継いだモデルに加え、レースアップや厚底などトレンドを取り入れたモデルも続々と登場している。エアクッションソールと、軽量性に特化したEVAソールを使用した2つのパターンが展開されている。

・MIE(メイドインイングランド)

ドクターマーチンのクラフトマンシップを特に感じられるのが、このメイドインイングランドシリーズだ。唯一イギリスに残るノーザンプトンの工場で熟練した職人によって製作されるこのシリーズは、こだわりの素材を使った上質な風合いが特徴。この工場でつくられたすべてのモデルには製造者の名前が入ったシールが付属するなど、スペシャルな仕様になっている。

ドクターマーチンを選ぶ際の注意点

ドクターマーチンを選ぶ際に気を付けたいことは、前述したように豊富なバリエーションがあるということを頭に入れておくこと。定番の8ホールや3ホールだけにこだわりすぎず、さまざまなアイテムを選択肢に入れることで、自分の好みのカラーや素材、デザインが見つけやすい。

購入したいモデルが決まった後に、気になるのがサイズ感だ。ドクターマーチンは、ハーフサイズの展開がないため、普段ハーフサイズを履いている人は、サイズを上げるか下げるか迷うだろう。モデルの形によってもフィット感が異なるため、本来は実際に足入れするのがベター。近くに店舗がなくネットで購入したいという人は、公式サイトにある自分の足に合ったサイズを提案してくれるシステムを使ってみるのもひとつの手だ。

ドクターマーチンのおすすめコーデ

レザーシューズということで、スニーカーと比べるとかっちりとした足元に仕上がるドクターマーチン。キレイめな着こなしに合わせてスタイリッシュに決めるのもいいし、カジュアルなスタイリングのハズしに取り入れたりと、さまざまなコーデを楽しませてくれる。

男性なら、ブーツではなくシューズをチョイスして太めのパンツに合わせるのがイマドキ。王道のモデルを合わせてシンプルにまとめたり、デザインにこだわったインパクトのあるコラボモデルで個性をアピールするのもアリ。女性は、よく穿くボトムスに合わせてシューズを選ぶと良い。細身のパンツやスカートが多い人はブーツ、ワイドパンツなどメンズライクなボトムスが多い人はシューズを選ぶことで毎日のスタイリングで活躍する一足がゲットできる。

ドクターマーチンおすすめアイテム8選

1.Dr.Martens 1460 8 Holes Boots "Black"

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ドクターマーチンを語る上で欠かせない王道中の王道。これを履いておけば、シンプルな着こなしもカッコよく決まる優秀アイテムだ。別売りのカラフルなシューレースを通して、アレンジするのもおすすめ。

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2.Dr.Martens 1461 White Stitch 3 Hole Shoes "Black"

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ウェルトのステッチをホワイトに変更した3ホール。イエローよりも大人な佇まいになるホワイトは、大人からの人気も高い。モノトーンでモードな印象に決まる一足。

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3.Dr.Martens Adrian Tassel Loafers "Cherry Red"

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コーデに抜け感を加える大人なチェリーレッドが魅力のタッセルローファー。こちらの素材に使用されているアルカディアレザーは、濃淡がある風合いが特徴。履き込むほどにその濃淡がより強調され、美しい経年変化が楽しめる。

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4.Dr.Martens 2976 MONO Chelsea Boots "Black"

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ウェルトステッチ、ヒールループ、アウトソールなど、すべてのパーツをブラックでまとめたMONOシリーズのチェルシーブーツ。非常に汎用性が高く、着脱も容易。ヘビロテ間違いなしの一足だ。

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5.GRYPHON サンダル

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via:drmartens

サンダルの定番モデルである「GRYPHON」。オイルを染み込ませたアニリンレザーに革本来の素材を活かしたアニリン仕上げを施すことで、上品な光沢感を演出する。ブラックにシルバーのバックルをプラスしたモードなルックスも人気の理由。



6.MIE JORGE バックル ミュール サンダル

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via:drmartens

MIEシリーズから登場したミュールサンダルは、シューズとサンダルの中間のようなラフな見た目が特徴でロングシーズン履ける万能選手。アッパーには英国の老舗タンナー「CHARLS F.STEAD(チャールズエフステッド)社」が供給する上質なクラシックカーフレザーを使用。オイリーな質感と、ワックスによるムラが無骨な雰囲気を醸し出す。「CHARLES F.STEAD」のロゴが刻印されたスイングタグ付き。



7.Rick Owens × Dr.Martens 1460 BEX DS Side Zip Boots "Taupe"

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ケイト・モスやマドンナ、ブラッド・ピットなど多くの著名人が愛用するフランスのファッションブランド「Rick Owens(リックオウエンス)」とのコラボモデル。シューレースをクロスさせたインダストリアルなデザインで、コラボモデルならではのハイセンスな佇まいに。ゴツゴツとしたBEXソールを用いることで、重厚感のある足元に仕上がっている。

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8.Supreme × Dr.Martens Penton Tassel Loafer "Animal"

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「Supreme(シュプリーム)」とのコラボモデルは、存在感バツグンのヘアオンハイドのアニマル柄をチョイス。シャープなシルエットのペントンローファーをベースにしているので、主張がありながらも洗練された印象にまとまっている。メタルタッセルリングにはロゴ、インソールにもロゴが刻印されたスペシャル仕様。

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おわりに

いつものスタイルにプラスするだけで、コーデがグッとイマドキに仕上がるドクターマーチン。今回の記事で紹介したように、魅力溢れるモデルが多数登場している。ぜひ、本記事を参考に、自分にハマる一足をゲットしてみてはいかがだろうか。

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