ドクターマーチンは雨の日でも履ける?対策やケア方法、おすすめアイテムをご紹介|コラム

発売前にXでお知らせ!

このスニーカーの追加情報や購入方法を発売前に公式Xでポスト中!

ドクターマーチンは雨の日でも履ける?対策やケア方法、おすすめアイテムをご紹介|コラムについて

イギリスの人気レザーシューズブランド「Dr.Martens(ドクターマーチン)」。雨の日も街中で履いている人をよく見かけるが、本当に雨の日に履いても問題ないのだろうか?今回は、ドクターマーチンが雨の日でも履けるのかについて解説。また雨の日の対策やケア方法、おすすめアイテムも併せて紹介する。

目次

ユニークな歴史を持つ「Dr.Martens(ドクターマーチン)」

ストリートで高い人気を誇る「Dr.Martens(ドクターマーチン)」は、1960年のイギリスで誕生したレザーシューズブランド。生みの親は、1945年頃に兵役に従事していたドイツ人のクラウス・マルテンス博士。彼が自分の足の怪我をきっかけに開発した「エアクッションソール」が、イギリスのシューズメーカーの目に留まり、イギリスにて製品化されることになったのがブランドのはじまりだ。

このソールは格子状の仕切りの中に空気を密封するという仕組みになっており、クッション性に優れている。当初は労働者の足元を支えるワークブーツとして親しまれていたが、後に労働者階級の若者カルチャー集団「モッズ」や「スキンズ」に履かれるようになってから、ファッションアイテムとして知名度がアップ。さらにイギリスのロックバンド「THE WHO(ザ・フー)」のボーカルであるピート・タウンゼントが労働者階級の誇りとして、ライブでドクターマーチンを着用したことをきっかけに音楽シーンへ浸透。ロック、パンク、ゴスなどのさまざまなアーティストの足元を飾ってきた。

そんな歴史もありロックなイメージが強いドクターマーチンだが、昨今の「Supreme(シュプリーム)」や「Stussy(ステューシー)」「WTAPS(ダブルタップス)」といったストリートブランドとのコラボをきっかけに、幅広い層からの認知を獲得。定番モデルを中心に、豊富なバリエーションのブーツやシューズ、サンダルを展開し、世界中の人々から今なお愛され続けている。

ドクターマーチンは雨の日でも履けるのか。手入れ方法、おすすめ素材とは?

そんなドクターマーチンを雨の日に履いている人をよく見かけるが、実際のところどうなのだろうか。結論から言うと、ドクターマーチンは雨用に開発されたシューズではない。一般的に革素材は水や汚れに弱く、雨の日の革靴は避けた方がベターだと認識されている。そのため大雨の中に一日中さらしておくのは避けた方がいいのだが、労働者用に開発されたタフなシューズであり、雨に強く、滑りにくいアウトソールを備えたドクターマーチンは、日頃のメンテナンスやアフターケアさえしっかりしていれば不意の雨に降られても安心して履くことが可能だ。ここからは雨の日の対策や濡れたときのアフターケア、雨の日におすすめの素材を紹介する。

・不意の雨に備えるための手入れ

突然雨が降ってきたときに靴を水分から守るには「防水スプレー」をかけておくのが必須。防水スプレーを吹きかけておくことで雨水を弾き、革を守る効果が期待できる。ドクターマーチンでは「ウルトラプロテクター」というシューケアアイテムが販売されており、それが防水スプレーに該当する。このウルトラプロテクターは、革のほかにもナイロンやキャンバスなど幅広い素材に使えるため、持っておきたいアイテムのひとつ。吹きかけることで通気性のある層を生み出し、雨水はもちろん、土、埃、紫外線などからも守ってくれる。

画像

via:drmartens

使用法としては、まず靴の汚れや埃を十分に落とした後、靴から15cmほど離して直接吹きかけるか柔らかい布に拭きつけ、全体をやさしく拭くように馴染ませればOK。至近距離で吹きかけてしまうと、素材によっては色ムラやシミになる恐れがあるため注意が必要だ。吹きかけた後は20分ほど放置し、しっかりと防水スプレーを馴染ませておく。最後に全体をやさしく、しっかりと空拭きすれば、事前の手入れは完璧だ。できれば週に一度、最低でも月に一度、このケアをすることで、雨はもちろん汚れなどからも靴を守ることができる。

・濡れてしまったときのアフターケア

急な雨で靴が濡れてしまったときは、できるだけ早くケアしてあげることが重要だ。まずは染み込んでしまった水分や汚れを布でやさしく吸い取り、型崩れを防ぐためにシューツリーやシューキーパーを使って、風通しの良い日影でしっかりと乾かしてほしい。靴が完全に乾いたらやわらかいブラシで全体的な汚れや埃を丁寧に拭き取り、そのレザーに合ったレザークリーナーで前回塗ったクリームやポリッシュもしっかりと落とす。そのあと、クリームまたはポリッシュを全体に薄く塗布して栄養補給。最後に先ほどと同様の流れで、防水スプレーを塗布すれば手入れは完了だ。

・比較的雨に強い素材を選ぶのも手

一般的に革は水や汚れに弱く、雨の日の革靴は避けた方がベターだと認識されているが、レザーの素材や加工によっては比較的雨に強い素材も。たとえば定番の8ホールに使用されているスムースレザーと呼ばれるガラスレザーは、銀面を削り表面に薄い膜をコーティングしているため、水分を弾きやすい。また、一見雨に向いていないように見えるスウェードだが、防水スプレーをかけておくことで防水効果が非常に高くなる。オイルをたっぷり含ませているオイルレザーも革に染み込んでいる油分が雨水を弾く性質があるため、雨に強い素材と言えるだろう。そのように、革と一口に言ってもさまざまな素材があり、雨に向いている素材、向いていない素材がある。その辺りも考慮して、モデルを選ぶのもおすすめだ。

雨の日でも履きやすいドクターマーチン6選

1.Dr.Martens 1460 8 Holes Boots "Black"

画像

ドクターマーチンの定番であり、一番の人気モデルとも言える8ホールブーツ。アイコニックなウェルトのイエローステッチ、ヒールループが特徴で、このブーツを履くだけでコーデが格上げできる。身長にもよるが、くるぶし辺りまで高さがあるので、雨の日でも足元が濡れにくい。素材には、なめらかで絶妙な光沢感を持つスムースレザーを採用。前述した通り薄い膜をコーティングしている素材なので、比較的水分を弾きやすく、手入れもしやすい。

スニダンで詳細を見る

2.Dr.Martens 1460 Bxe Patent 8 Holes Boots "Black"

画像

定番の8ホールをベースに、ゴツゴツとしたソールを組み合わせたモデル。素材には、エナメル革であるパテントレザーを採用。ウレタン樹脂のコーティングを施し、艶っとした華やかな光沢感を持つ。革に水分が染み込みにくいということに加えて汚れもつきにくく、さっと拭いて手入れできるのも魅力。ただコーティングされているウレタン樹脂は熱に弱いため、劣化を防ぐためにも高温多湿を避けて保管するのが重要だ。

スニダンで詳細を見る

3.Dr.Martens 1460 Hardware 8 Hole Boots "Black"

画像

高級感があるリッチなシボ革を使用した8ホール。トゥの部分にはメタルプレートを付け、足元のアクセントとしても活躍する。シューレース部分には、取り外し可能なジップパーツが取り付けられており、着脱も容易。シボ革は他の革に比べても比較的厚みがあり、しっかりとしているので水分が染み込みにくく雨の日向き。雨に濡れると起こりえるコーティングが浮いてしまう「銀浮き」が起こることもないので、しっかりと対策することで悪天候でもタフに履ける一足。

スニダンで詳細を見る

4.Dr.Martens 2976 MONO Chelsea Boots "Black"

画像

キレイめなスタイリングが好きな人や、大人に人気の高いチェルシーブーツ。着脱が容易なスリッポンタイプは、シューレースタイプよりも雨水が侵入しにくいというメリットがある。こちらのモデルは、アイコニックなステッチやヒールループすべてをブラックにすることでモダンな雰囲気に。どんなスタイリングにもマッチするデザインは、雨の日だけに限らず、さまざまなシーンで重宝するはずだ。

スニダンで詳細を見る

5.Dr.Martens Ramsey Quilted Monk Strap Shoes "Savannah Tan"

画像

ドクターマーチンのモデル群の中でも隠れた人気を誇るクリーパーシューズ「Ramsey(ラムジー)」。シーズンモデルとして登場したこちらのモデルは、モンクストラップを付けることでロックかつハードな印象のあるクリーパーシューズを上品にアップデート。アッパーには、スウェードを使用しているので、防水スプレーを吹きかけ、きちんと対策しておくことで雨の日も活躍する。

スニダンで詳細を見る

6.JJJJOUND × Dr.Martens Archie II "Brown"

画像

イェことカニエ・ウェスト率いるクリエイティブ集団「DONDA(ドンダ)」でヴァージル・アブローや、マシュー・ウィリアムズらとともにプロジェクトを手掛けた経験があるジャスティン・サンダースによるクリエイティブスタジオ「JJJJOUND(ジョウンド)」とのコラボモデル。シャープなシルエットの「Archie Ⅱ(アーチー2)」をベースに、アッパーには、革の表面にヤスリで凸凹を付け、そこにたっぷりとオイルを染み込ませたクレイジーホースレザーを採用。オイルが水分を弾くため、雨の日でも比較的履きやすい。オイルが抜けてきた場合は、オイルレザー専用のクリームを塗布することで、風合いが戻り、美しい経年変化が楽しめる。

スニダンで詳細を見る

おわりに

デザイン性も高く、履き心地にも高い評価を得るドクターマーチン。しっかりと事前のケア、アフターケアをすれば、雨の日でも安心して着用できる。ぜひこれを機に、ドクターマーチンをゲットしてみてはいかがだろうか。

その他ドクターマーチンの記事

▶ドクターマーチンの魅力を徹底解説!押さえておきたい定番&おすすめコラボモデルを紹介|コラム
▶ドクターマーチンの定番ブーツ「1460」とは?コーデやサイズ感、おすすめモデルを紹介|コラム
▶ドクターマーチンの「10ホール」とは?特徴やサイズ感、おすすめコーデを解説|コラム
▶「ドクターマーチン」がメンズにおすすめな理由とは?選び方やモデルを紹介|コラム

新着投稿

みんなの投稿をもっと見る

写真や雑談を投稿

今日の人気記事

新着記事

この記事を見ている人は、こんなスニーカー・アパレルも見ています