ドクターマーチンのアイテムを種類別に解説!人気モデルも紹介|コラム

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ドクターマーチンのアイテムを種類別に解説!人気モデルも紹介|コラムについて

英国のレザーシューズブランド「Dr.Martens(ドクターマーチン)」。そのアイコニックな見た目や背景にあるユニークなカルチャーから、虜になる人が続出中の人気ブランドだ。今回は「ドクターマーチンを購入しようと思っているけれど、どんな種類があるのか分からない」という人に向け、種類別におすすめを解説!押さえておくべき人気モデルも紹介する。

目次

「Dr.Martens(ドクターマーチン)」とは?

1960年に英国にて産声を上げた「Dr.Martens(ドクターマーチン)」。他のレザーシューズとは一線を画す独特なデザイン、レザーとは思えない履き心地の良さから、高い人気を集めている。

元々は兵役に従事していたドイツ人のクラウス・マルテンス博士が自身の怪我のために開発した「エアクッションソール」がブランドのはじまり。このソールが、英国の老舗シューズメーカーであるグリッグス家の目に留まったことで、英国でブランドがスタートすることとなった。

ミュージシャンや多くのアーティストが履いているイメージがあるが、当初はワークブーツとして町の工場や警察官が履く労働者向けのブーツだった。徐々に労働者階級の若者のサブカルチャー集団「モッズ」や「スキンズ」のワードローブとなり、英国のロックバンド「THE WHO(ザ・フー)」のボーカルであるピート・タウンゼントが"労働者階級の誇り"を表現するためライブで着用。それをきっかけにミュージックカルチャーに浸透していき、シーンに欠かせないアイテムとなっていった。

今では王道の定番モデルに加え、カラーやデザインをアップデートしたシーズンモデル、さらに有力ブランドとのコラボも展開。ジャンルにとらわれず、自分らしい着こなしをサポートする魅力的なアイテムが多数ラインナップされている。

人々が虜になるドクターマーチンの魅力

なぜ、世代やジャンルを越え、多くの人々がドクターマーチンに魅了されているのか。前述したユニークな歴史はもちろんだが、その理由は「デザイン」「耐久性」「履き心地」にあるといえるだろう。

・唯一無二のデザイン性

ドクターマーチンの定番モデルには、ブラックのレザーアッパーとコントラストを付けるために採用されたイエローのウェルトステッチ、手書きのヒールループがセットされている。このアイコニックな「デザイン性」がブランドらしさを前面にアピールし、一目見ただけでドクターマーチンと分かるルックスに。また、独特なアウトソールのトレッドパターン、サイドに施された溝も特徴的。他のシューズにはないドクターマーチンならではのこだわりを反映することで、唯一無二のデザインに仕上げられている。

・耐久性の高いレザーを採用

アッパーには耐久性の高いレザーを採用。タンナーと呼ばれる皮革メーカーから厳選したレザーを使用することで、何年履いてもヘタれない高い耐久性を発揮する。また、レザーは履き込むほどに味わいが増して革がやわらかくなるため、どんどん足馴染みが良くなるというメリットも。手入れをして履けば履くほど自分仕様に育っていく感覚も、ファンが魅了されている理由のひとつだ。

・弾むような履き心地を叶えたアウトソール

レザーシューズとは思えない履き心地を実現した「アウトソール」。これはドクターマーチンのシューズを語る上で外せないディテールだ。「エアクッションソール」と呼ばれるこのソールは、クラウス・マルテンス博士が怪我のときでも足に負担がかからないようにと製作したもの。いくつもの格子状の仕切りをつくってその中に空気を密封することで、高いクッション性を発揮する。まさに空気の上を歩いているかのような弾む履き心地を実現しているのだ。

ドクターマーチンで押さえておきたい4つの種類とは?

ドクターマーチンを履いてみたいけれど、どんな種類があるか分からないという人も多いだろう。そこでここからは、押さえておきたい「8ホール」「3ホール」「サンダル」「コラボ」の4つに分けて特徴を解説していく。

・8ホール

ドクターマーチンで最もポピュラーなモデルを選ぶなら、まずは8ホールをチェックしてほしい。1960年4月1日に登場したドクターマーチンのファーストモデルで、日付にちなんで「1460」というモデル名で親しまれている。8つのアイレットを備えたレースアップタイプのレザーブーツで、細身のパンツやスカートとの相性が◎。かつてのロックスターたちは、細身のパンツを8ホールにブーツインして履きこなしていた。ワードローブの定番として愛用しているミュージシャンやアーティストも非常に多い、まさにドクターマーチンの王道モデルだ。別売りでいろいろなカラーのシューレースも発売されているので、自分らしくアレンジするのもアリ。

・3ホール

8ホール「1460」の翌年1961年に登場し、「1461」というモデル名が付いている「3ホール」。3つのアイレットを備えた3ホールは、特に男性からの支持が高い。ヒールループを取り除いたシンプルなルックスが魅力で、カジュアルからキレイめまでさまざまなコーデに合わせやすい。また、アンクル丈のボトムスと合わせたときはソックスとのおしゃれも楽しめる。どんなボトムスにもハマる3ホールは、汎用性の高い一足を求めている人必見。こちらも豊富なカラーリングのシューレースが別売りされている。

・サンダル

ここ数年でドクターマーチンに欠かせないカテゴリーへと成長した「サンダル」。ドクターマーチンならではのアイコニックなディテールをそのまま継承したデザインが魅力だ。レザーを使用したモデルが多いため、スポサンやリカバリーサンダルに比べると上質な雰囲気をプラスできる。調整可能なストラップ付きの定番サンダルに加え、トレンドのスリッポンタイプなど、さまざまなデザインが展開されている。

・コラボ

周りと差を付けたい人におすすめの「コラボモデル」。オリジナルモデルをベースに、両ブランドのエッセンスを融合させた特別感たっぷりのデザインが数多く登場している。毎度争奪戦になり、店頭では即完売となるモデルも多数。被りにくいドクターマーチンを探している人必見だ。

【種類別】ドクターマーチン人気モデル8選

ここからはさきほど紹介した4つの種類別に、スニダン編集部が厳選した人気モデルをお届け。押さえておくべきモデルや、周りと差が付く個性溢れるモデルを紹介。

①8ホール

Dr.Martens 1460 8 Holes Boots "Black"

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押さえておきたい大定番。THEドクターマーチンのディテールがすべて盛り込まれており、取り入れるだけでコーデがグッと格上げされる人気モデルだ。アッパーには、絶妙な光沢感を持つSMOOTHレザーを使用。履けば履くほど自分色に染まっていく。何十年とワードローブとして愛用している人も多く、相棒的存在になってくれること間違いなし。

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Dr. Martens 1460 Hole Boots "Year of the Dragon"

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旧正月を祝し、2024年の干支である「龍」をモチーフにしたシーズンモデル。重厚感のあるブラックのレザーアッパーに、旧正月のテーマカラーであるレッドとゴールドのカラーを採用し、華やかな雰囲気に。つま先には龍の絵を施したゴールドのメタルプレートをセットし、足元のアクセントとしても活躍する。アイレットや"龍"という文字を刻印したチャームもゴールドに統一。ウェルトステッチやヒールループ、インソールにはお祝いムードを盛り上げるレッドを採用。シュータンにのみふわふわとしたヘアオンレザーを使用したりと、こだわりを詰め込んだ一足だ。

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②3ホール

Dr. Martens 1461 3eye Shoe "Black"

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3ホールの定番モデル。ヒールループをなくした、よりイエローステッチが引き立つようなシンプルなルックスが特徴だ。レザーシューズならではの上品さと、イエローステッチによる遊び心を兼備。アッパーにはなめらかで耐久性の高いSMOOTHレザーを採用しており、カジュアルなスタイルはもちろん、セレモニーなどのかっちりとしたスタイルにもハマる。ブーツよりもハードルが低く、合わせるボトムスの幅も広いシューズタイプはレザーの靴が初めてという人にもおすすめ。

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Dr.Martens 1461 White Stitch 3 Hole Shoes "Black"

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一味違う3ホールを求めている人は、ステッチをホワイトに変更したこちらのモデルも要チェック。こちらは日本限定で展開されていた8ホールのホワイトステッチ版がグローバルモデルとして発売されることとなり、3ホールにも反映されたというエピソードがある。ホワイトステッチに加え、アウトソールカラーもブラックに仕上げ、全体をシックなモノトーンに。イエローステッチのモデルに比べると上品な仕上がりで、キレイめスタイルが好みの人や大人からの人気も高い。周りと被りにくい定番的なモデルを探している人必見。

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③サンダル

GRYPHON サンダル

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via:drmartens

バリエーションが増えたサンダルの中でも、特に高い人気を誇る定番サンダル「GRYPHON(グリフォン)」。オイルをたっぷり含んだBRANDOレザーに、上品な艶感と透明感を感じられるアニリン仕上げを施すことで、高級感のあるルックスに。シルバーの大きめバックル、それ以外はすべてブラックでまとめ、モードなデザインに仕上げている。2つのバックルでフィット感も調整可能。真夏は素足で、春や秋はソックスと合わせるのもおすすめ。フッドベッドよりひとまわり大きいアウトソールが取り付けられているので、足が大きく見えることも。それを考慮し、ジャストサイズでの購入がおすすめ。



Dr.Martens Jorge 2 Gothic Americana Slingback Shoes "Black"

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いま注目のウエスタントレンドをドクターマーチンの解釈で表現した「ゴシックアメリカーナ」コレクションからラインナップしたスリングバックサンダル。ブラックのレザーアッパーにはコントラストの効いたウエスタン調のステッチが施され、ストラップや履き口まわりには印象的な"×"のステッチを配置。そのステッチカラーと合わせてウェルトステッチもホワイトにすることで、個性がありながらモダンな印象に仕上げられている。フッドベットにはふかふかとした素材を使用し、履き心地も良好。

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④コラボ

Supreme × Dr.Martens Ramsey Creeper "Black"

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インラインでも人気の高いクリーパーシューズ「Ramsey(ラムジー)」をベースにした「Supreme(シュプリーム)」コラボ。アッパー全体には、シルキーなE.H.スエードを採用し、ロカビリーな印象のクリーパーシューズを現代風にアップデートさせた。アウトソールにはゴツゴツとしたトレッドパターンが特徴のBENソールを使用。やや厚みがあり、足元にボリュームが出るので、コーデのポイントになったり、脚長効果も期待できる。インソールに、ドクターマーチンとシュプリームのブランドロゴがプリントされているのも見逃せないポイント。

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Rick Owens × Dr. Martens 1460 DMXL Mega Lace Boot "Black"

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高級感のあるモードストリートなデザインで多くのファッションフリークから注目される「Rick Owens(リックオウエンス)」とのコラボ。8ホールをベースにシューレースを斬新にクロスさせた目を引くデザインが特徴で、リックオウエンスらしいインダストリアルな美学を表現している。シュータンは通常のモデルよりも長さを出し、モードな雰囲気をアップ。立体的なフォルムに仕上げたソールは、軽量なEVA素材を使用することで重厚感のある見た目とは反する軽さを実現した。アッパーにはリッチなシボ感のあるルナレザーを使用。足当たりが良いやわらかなレザーで、ストレスフリーな履き心地を叶えている。

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おわりに

人気の定番モデルに加え、魅力的なラインナップを揃えるドクターマーチン。今回紹介した種類を頭に入れておくだけでも、モデル選びがスムーズになるはずだ。ぜひ、ドクターマーチンを選ぶ際の参考にして、自分にぴったりの一足を見つけてみてほしい。

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