僕らはみんな"つま黒LOVERS" Vol.7「ナイキ エアジョーダン 1 ハイ OG "ブリーチド コーラル"」について
多くのスニーカー好きが愛してやまない「つま先が黒いNike Air Jordan 1=通称"つま黒"」。これは、1985年に発売されたファーストモデルAJ1のひとつである「Nike Air Jordan 1 "Black Toe"」の仕様を踏襲した「つま先部分に黒を用いたモデルの総称」として使われる言葉だ。
オリジナルの復刻版はもちろん、そこから派生した新たなカラーも極めて高い人気を誇るこれらは、スニーカー界の花形モデルといって差し支えないだろう。そこで本連載では、毎回、一足の"つま黒"に焦点を当ててその魅力を再確認。
Vol.7となる今回は「Nike Air Jordan 1 High OG "Bleached Coral"」を紹介する。
「Nike Air Jordan 1 High OG "Bleached Coral"」をチェック「Nike Air Jordan 1 High OG "Bleached Coral"」の魅力
「ホワイト×ブラック系の王道カラーが欲しいけど、少しだけ"ひねり"も取り入れて他人と差をつけたい…」。そんな欲張りなスニーカー好きにぴったりなのが、こちらの「Bleached Coral」だ。これはパッと見た感じはベーシックな「白黒AJ1」のようだが、よくよくチェックすると細部に込められたこだわりが浮き上がってくる。
まず注目したいのが踵とアウトソールの色味で、アッパーやサイド、ミッドソールの純白に混じって、この部分には極めて薄いグレーが使われている。特に踵は他のパーツと異なりスウェードが用いられているため、淡い色味との馴染みが良い。さらにフロントからじっくりと見ないと分からないのだが、黒ベースのシュータンには「コーラル」系のピンクで記された「NIKE」「AIR」のロゴが。
以上のようにカラーはもちろん素材の切り替えにも「他モデルとの微妙で絶妙な差」を出してきている本作は、すでに白黒AJ1を持っている人や他人と被りたくない人には最適の1足と言えるかもしれない。
「Nike Air Jordan 1 High OG "Bleached Coral"」をチェック
「僕らはみんな"つま黒LOVERS"」バックナンバー
▶Vol.1「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Taxi"」▶Vol.2「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "University Blue/UNC Toe"」
▶Vol.3「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Palomino"」
▶Vol.4「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Black/Pine Green" (2020)」
▶Vol.5「Nike Air Jordan 1 High "Shattered Backboard 3.0"」
▶Vol.6「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Royal Reimagined"」