ラッパー・ANARCHYによる、ANARCHY’S FACTORYからフィギュア第一弾「ANARCHY DEVIL」がリリース! 映画、おもちゃ作りなど広がりを見せる創作意欲の根源と、驚きの展望を語る

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ラッパー・ANARCHYによる、ANARCHY’S FACTORYからフィギュア第一弾「ANARCHY DEVIL」がリリース! 映画、おもちゃ作りなど広がりを見せる創作意欲の根源と、驚きの展望を語るについて

映画監督やおもちゃ作りなど、創作の領域を年々広げ続ける日本を代表するラッパー、ANARCHY(アナーキー)がクリエイティブ・ディレクターをつとめる 「ANARCHY’S FACTORY(アナーキーズ ファクトリー)」から、「ANARCHY DEVIL(アナーキー デビル)」のフィギュア第一弾がHYPE DROPにて2024年3月15日に販売される。 本記事では、NY在住のグラフティーライター・ゴジラ(Gozilah) the sloppy monsta氏との共同制作によって生み出された、「ANARCHY DEVIL」の誕生から、ANARCHY’S FACTORY発作のきっかけ、ラッパーが見据える今後の展望まで、たっぷりとお話を伺った。

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今回インタビューした人

ラッパー

ANARCHYさん

京都・向島団地出身。1995年、ラッパーとしての活動開始。 2005年のデビュー以降、異例のスピードで台頭し、京都のみならず日本を代表するラッパーの地位を確立した。近年、「ものづくり」を軸に日本のみならず世界の奇才クリエイター達と手を組んだプロジェクトチーム「ANARCHY’S FACTORY」設立し、自身がクリエイティブ・ディレクターをつとめる 。

モノづくりに目覚めたきっかけは、絵を描くことから。没頭できる大事な“無の時間”

ー2021年12月16日にANARCHY’S FACTORYのInstagramにてフィギュアの最初の投稿がされていたんですが、長い年月を持って制作されたとお見受けしました。構想期間はどれくらいだったんでしょうか?

ANARCHY:コロナで中国の工場が止まったり、苦労している時間が長かったりして、トータルで3年ほどかかって完成までいたりましたね。

ーなるほど。年月の分こだわりのポイントもたくさんあるかと思います。

ANARCHY:(フィギュアを見て)やばくないですか?触り心地とかもこだわってるんですよね。はじめにキャラクターを作った時はもう少し小さくてアニメーションキャラのような形だったんですけど、今回は一緒に制作している人の意見も聞きながら、フィギュアにするためにこの形になりました。フィギュア自体のデザインをする際に、どうやったらコストがかからないか模索したんですけど、尻尾を曲げたい、デカさが30cm欲しいとか、あれこれ詰め込んでいったらこうなったんですよね。結局お金がかかっちゃって(笑)

ー画面越しではわからなかったんですが、手にとって近くで見るとパーツごとの異なる素材感や、触り心地など身をもってこだわりを感じます!フィギュアだけでなく、裏面のパッケージも手描きのイラストが施されていますよね。

ANARCHY:背景のイラストは、コロナ禍になってホテル生活をしていた時に描きました。画用紙にイラストを描き始めたら止まらなくなっちゃって、不謹慎かもしれないけどその期間がすごい楽しくて。だから、パッケージにしようと思って描いたイラストではないんですよね。後々これいいねってなって裏面に使用しました。

ー日頃からたくさんのペンと紙を持ち歩いているほど、「絵を描く」ということが生きがいだとお聞きしたんですが、モノづくりに目覚めたのはいつ頃からですか?

ANARCHY:最初は絵からだったと思います。うまいとかではないのですが、小さい頃から絵を描くのが好きで、自分にとって“無の時間”なので、無限に描くことができる。没頭できる大事な時間ですね。最近はキャンバスを買って一つの作品を仕上げるということにハマっています。最初は油絵に挑戦したかったんですが、画材やらの道具を揃えるのにも時間がかかって、乾かすことにも時間がかかって、俺自身せっかちだし待てないので(笑)。アクリル画にしてから何作品かでき上がりましたね。

ー音楽はもちろん、映画やアパレル、フィギュアなどのモノづくり。多岐にわたる創作意欲が感じられますが、こういったアイディアの根源やインプット方法はありますか?

ANARCHY:目の前にあるものを、創作に活かせるかは常に考えるようには意識しています。これだったらどういう音楽にできるかな?とか、絵だったらどんな形になるのかな?とか。それでは表現できないものを映画(自身監督作『WALKING MAN』)に落とし込んだ感じですかね。やりたいことはまだまだあります。常にためていますよ!

ー以前映画の監督をされた際のインタビューで、「映画と音楽は制作の過程が違う」とお話しされていたのを拝見しました。今回は何か違いを感じましたか?

ANARCHY:映画と似ているところがありました。音楽は一人で制作していくことが多いんですけど、フィギュアと映画は人が関わってくる人数が違いますね。自分の頭の中にあるアイディアを形にしてくれるチームと一緒に進んでいくじゃないですか。映画もそういう感じで、0→1になっていく過程の中で、俺は絵やアイディアをただ描いているだけなので、自分だけではできないモノをつくっていくところが醍醐味でしたね。

ーなるほど。確かにモノづくりにおいて一人では成し遂げられないことを形にしていくことが達成感や喜びに繋がることがありますよね。ANARCHY’S FACTORY設立の経緯にも繋がるんでしょうか?

ANARCHY:音楽以外で創作したい意欲が溢れ出て来てしまって、それを表現して出せる会社を設立しようと思ったのがきっかけですね。そこで販売していたTシャツなどのアパレルを含め、先程話したように自分ひとりではできないことばかりです。自分はただ絵を描いているだけなので。

―ANARCHYさんの頭の中を具現化するチームと一緒に新たなモノづくりに挑戦されている会社なんですね。

ANARCHY:はい。いいメンバーばかりです。

「まだ魂はぶち込まれてない」おもちゃに命が宿る、その夢までもう少し

ANARCHY DEVILが生まれたのはどれくらい前のことですか?

ANARCHY:相当前ですね。今回のフィギュアも共同制作しているニューヨーク在住のグラフティーライターのGozilah君に、自分の原案からデザインして描いてもらったのがANARCHY DEVILの誕生でした。

ーGozilahさんはANARCHY DEVIL誕生からの繋がりなんですね。出会いのきっかけは何だったんでしょうか?

ANARCHY:ニューヨークに行った時の友人で、元々は東京のNITRO MICROPHONE UNDERGROUND(ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド)とかのクルー。共通の友達は多かったんですけど、改めて紹介してもらってニューヨークで初めて会いました。もともと一緒に何かモノづくりをしたいとずっと話していたので、今回実現できて嬉しいです。

ー今回のモノづくりにおいて一番の挑戦だったことを教えてください。

ANARCHY:正直、今回俺はデザインをしただけで他はほとんど何もしていないんですよね。強いていうなら、やりたいことを詰め込みすぎて、値段が高めになったので売れるのかな、みんな買ってくれるのかなと思ってます。そこが一番の挑戦かもしれません。正直やりすぎだとか思われるかもしれないけど、細部までのこだわりをチームが忠実に再現してくれた。俺は完璧だと思っています。

ー情熱を持って作られたフィギュアなのがとても伝わってきます。個人的にANARCHY DEVILが履いているスニーカーもとても可愛いです!ANARCHYさんはどのパーツが一番お気に入りですか?

ANARCHY:一番は尻尾ですね。S字、直角など自由自在に曲がるようになっているんです。中に針金のような素材を入れているので、自分の好きな尻尾にアレンジすることができます。スニーカーは俺がNIKEやVANSが好きだから、それを意識してデザインしてくれたんだと思います!

ー今後ANARCHY’S FACTORYで制作したいものはありますか?

ANARCHY:小さいもので言ったらぬいぐるみですね。あとはUFOキャッチャーで取れるようなめっちゃでっかい、柔らかめの素材のもの。そんなことをずっと考えてます。

ーANARCHY DEVILがぬいぐるみになったら…絶対に可愛いですね!他のキャラクターも制作されているんですか?

ANARCHY:(ANARCHYさんが実際に描かれた原案の絵を見せていただき)今たくさん作ってます。自分で色々原案を描いて、いろんな人にお願いしてますね。同じ世界観のキャラクターにしたいと思っています。みんな変な奴らなんですよねー。

ーANARCHY DEVILの仲間としてこのキャラクターたちが仲間いりしていくのを想像すると、とてもワクワクしますし想像がどんどん膨らみますね!

ANARCHY:可愛いでしょ?どんどん仲間を増やして行こうとしています。

ーぬいぐるみ以外にも作りたいものはありますか?

ANARCHY:自転車とかも販売してくださいって言われるけど、こだわりを持つとやっぱり値段もするから今ちょっと考えてます。みんなが簡単にゲットできるチャリンコを作ろうと思っている。あとは、スケートボードとか細かいものですけど、作りたいものはいっぱいあります。

ー先程見せてくださったキャラクター展開にも幅を持たせつつ、ファクト面でも新たな分野に挑戦していくんですね。どんな商品ができるのかとても楽しみです。

ANARCHY:はい。それもそうだし今こうやってフィギュアなど作ってるんですけど、本当はアニメとかキャラクター自身が動くのが夢なんです。そのためにキャラクターを作っていて。ANARCHY DEVILのフィギュアは流れでできちゃったって感じですけど、本当はこのキャラクターたちが動いて、コイツ(ANARCHY DEVIL)に気持ちが入って喋り出したらもう最高!コイツにはまだ魂ぶち込まれてない。まだおもちゃなんでね。動き出したらみんな驚くし、喋り出したら絶対好きになると思うんだよね。

ーアニメーションですか!それはより好きになりますし、驚きがいっぱいです。

ANARCHY:でしょ?あんな声かなとか、こんなこと言いそうっていうイメージはあって、これからどんどん進めたいと思っています。ミッキーマウスも原作者のウォルト・ディズニーが最初は声を当てていたとか言うじゃないですか?そういう感じでどんどんやっていくんじゃないかと思います

ーなるほど。どういう声になるか想像してしまいますが、どんな声になるのでしょう。

ANARCHY:…衝撃的です!(笑)頭にだけあります!

ー期待が膨らみますね!ANARCHY DEVILとその仲間たちのアニメーションを楽しみにしております。最後に今回のANARCHY DEVILのフィギュアを手に取る方に一言いただけますでしょうか。

ANARCHY:これは俺のロマンが詰まった最高の作品です。みんなに早く手に取ってもらいたいですし、これからどんどん動き出すので、まだ第一部ですけど手に入らなくなると思います。なのでみんな欲しいと思う今のうちにゲットしてください!

―2021年ごろの投稿から早く発売して欲しいってコメントも書かれてましたよね。今後ますます加速していくANARCHY’S FACTORYの動向を楽しみにしております。ありがとうございました!

販売情報

ANARCHY'S FACTORY ANARCHY DEVIL "MULTI" ¥27,800

・オンライン販売:HYPE DROP 3/15(Fri) 20:00~
・店頭販売:SNKRDUNK南堀江店・名古屋パルコ店、HYPE DROP新宿店 3/15(Fri) 11:00~
※名古屋パルコ店のみ10:00から販売開始となります

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