Clarks「Wallabee」の魅力とは?押さえておきたい人気モデルを紹介|コラム

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クラークス「ワラビー」の魅力とは?押さえておきたい人気モデルを紹介|コラムについて

「キレイめにもカジュアルにもハマる、万能シューズが欲しい」。そんな願いを叶えてくれる一足こそが、もうじき創業200周年を迎える「Clarks(クラークス)」の不朽の名作「Wallabee(ワラビー)」だ。90’sリバイバルの影響で人気が再燃しているワラビーは、上品なルックスとスニーカーのようなラフな履き心地で虜になる人が続出中!今回はそんなクラークスのワラビーに注目し、魅力とともに人気モデルを紹介する。

目次

1825年から続く老舗シューメーカー「Clarks(クラークス)」

「Clakrs(クラークス)」は、1825年にイングランド南西部のストリートという町でサイラス&ジェームス兄弟によって創業されたシューメーカー。兄サイラスのシープスキンのラグ作りを手伝っていた弟ジェームズが、柔らかなシープスキンを採用したスリッパを製作することを思いつき、町の靴職人に縫い合わせてもらったそれの履き心地があまりにも良く、街中で話題に。そこからスリッパを生産する会社としてスタートを切ったのが、クラークスの始まりだ。

1950年に入ると4代目のネイサン・クラークによって「デザートブーツ」が誕生。当初は「こんな風変わりなものが売れるはずがない」と言われていたものの、そのラフな履き心地がアメリカで大ヒットし、逆輸入的な形でイングランドでもヒット。このデザートブーツによって"カジュアルシューズ"という新たなカテゴリーが確立された。60年代には今回ピックアップした「Wallabee(ワラビー)」、80年代にはクラークスの中でも高い人気を誇る「Natalie(ナタリー)」が誕生。いずれも英国生まれらしいドレッシーなルックスにもかかわらず、スニーカーに比肩するコンフォート感を兼備していることで大人気になった。2022年には、世界初のコンセプトストアを8月に東京、9月に大阪と立て続けにオープン。現代に至るまでさまざまなヒット作を世に放っている老舗ブランドだ。

クラークスの代名詞「ワラビー」とは?

クラークスを語る上で外せない「ワラビー」は、もともとは軽登山用のアンクル・ブーツをタウンユース用にデザインしたもの。定番モデルのアッパーにはスエード、ソールは天然ゴムのクレープ素材を使用している。ワラビーという名称の由来は、モカシンの構造を採用した袋縫い形状になぞらえ、有袋類の動物がお腹に大切な子どもを入れて育てることから、カンガルー科の動物「ワラビー」と命名された。

1966年に"第二のデザートブーツ"として誕生したワラビーは、1971年に日本に上陸。70年代後半から80年代初頭に巻き起こったアメリカ西海岸の影響を受けたサーファーブームの際、ワラビーをアロハシャツに合わせるスタイルが若者の間で大流行。さらに90年代のアメカジブームでもワラビー人気が再燃したこともあり、90’sリバイバルがトレンドの今、"スニーカー感覚で履けるレザーシューズ"として人気を集めている。後ほど紹介するが、ここ最近では「Supreme(シュプリーム)」や「Stussy(ステューシー)」などのストリートシーンを牽引するブランドとのコラボも展開しており、幅広い層から支持を得ている名作モデルだ。

クラークス ワラビーの虜になる3つの魅力

数あるシューズの中から、なぜクラークスのワラビーを選ぶのか?人々がワラビーの虜になる3つの魅力を詳しく解説していこう。

キレイめとカジュアル両方に対応するデザイン力

ラフなスタイルが流行したり、ここ最近ではクワイエットラグジュアリーが注目されたりと、キレイめとカジュアルの境目が曖昧になってきている、昨今のトレンド。ワラビーはスエードやレザーなどの上質なレザー素材を、U字型ステッチによるモカシン縫いでカジュアルなルックスにアレンジすることで、キレイめにもカジュアルにもハマるデザインに。また、モカシン縫いによるややワイドなスクエアトゥに仕上げた絶妙なボリューム感も相まって、ワラビーならではの唯一無二のルックスに仕上げられている。フラットシューレースには"フォグ"と呼ばれるブランドロゴ入りのレザータグがプラスされ、より上品な佇まいに。

快適な履き心地を提供するクレープソール

さまざまなソールを採用しているワラビーだが、代表的なのが厚みのある「クレープソール」だ。天然のゴムからつくられたエシカルなクレープソールは、クッション性に富んだ弾力のある履き心地を提供。また、しっかりと地面を掴むようなグリップ力があるため、長時間歩いても疲れにくく、デイリー使いもしやすいのがうれしいところ。さらに、天然ゴムに酢酸を加えて凝固させる際に現れる凸凹な見た目を生かしたデザインも◎。このクレープソールがドレッシーな見た目なのにスニーカーのようなラフなフィット感をもたらすことで、ヤミツキになる人が続出している。

自分のテイストにハマる1足が見つかる豊富な素材&カラバリ

ワラビーといえば毛足の短いスエードが定番だが、やや光沢感のある滑らかな表革のレザーや起毛感のあるヘアオンなどさまざまな素材がラインナップされている。カラバリも豊富で、定番のメープルを始め、汎用性の高いブラック、カーキやモーブ、コーラ、バーガンディなど絶妙な大人色が勢揃い。同じ形でも素材やカラーによって趣も異なるので、自分のテイストにぴったりハマる1足が見つけやすく、求めているルックスのモデルを選べるバリエーションの豊富さもワラビーの魅力と言えるだろう。シーズンモデルやコラボモデルなどは、これまでにない素材使いやカラーもラインナップしているため、常にチェックしておきたくなるモデルだ。

ワラビーのサイズ選びは?ジャストサイズの購入がおすすめ

新しい靴をゲットする上で気になるのがサイズ感。ワラビーは基本のワイズが「2E」となっており、日本人の平均ワイズである「D」に比べるとややゆとりがある。さらにモカシン構造やスクエアトゥゆえにつくりもゆったりとしていることと、履きこむほどに足馴染みが良くなるレザー素材も相まって、最初の足入れよりも後にゆるく感じてしまうことも考えられる。そのため、ワラビーは大きめを購入せずジャストサイズをチョイスするのが、見た目的にも履き心地的にも自分に最適な1足をゲットできるコツと言えるだろう。

押さえておくべき人気のクラークス ワラビー8選

豊富なバリエーションが並ぶワラビーの中から、人気モデルを厳選してお届け。定番を始め、ユニークなデザインを落とし込んだコラボモデルを紹介する。

1.Clarks Wallabee

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ワラビーの定番と言えばな「メープルスエード」は、王道のワラビーを求めている方におすすめの1足。毛足を整えた短いスエードに柔らかなメープルカラーを落とし込むことで気取りすぎない上品さを醸し出す。アッパー、ソールともにすべて同色で統一することでミニマルな印象にも見える。ダークトーンコーデの抜け感役としても活躍する素材とカラーは、持っておいて損なしのクラークスの逸品だ。

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2.Clarks Wallabee GTX

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クラシカルなワラビーに高機能なゴアテックス素材を採用した全天候型対応モデル。防水性と通気性のあるゴアテックスを用いることで、一般的なレザーシューズでは感じられない快適な履き心地を提供する。履き口部分にはチラリとGORE-TEXのタグを。見た目はブラックスエードなので、高機能ながら上品に決まるのも人気の理由。ファッション性に加えて、機能も重視したい方必見の優秀モデルだ。

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3.Wallabee Boot

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via:clarks

ドレス感の強いワラビーを求めている方に最適なのが、表革を使ったブラックレザーモデル。スエードとはまた違った絶妙な艶感が足元をギュッと引き締め、かっちりとしたスタイルを盛り上げてくれる。また、手入れをすればするほど経年変化が顕著に分かるため、エイジングを楽しみたい方にぴったりだ。これまで紹介したモデルよりも丈が長いBootタイプは、よりぽってりとしたボリューム感で足元にアクセントをプラスする。



4.Clarks Originals WallabeeLoafer

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アーカイブから復刻を遂げたローファータイプのワラビー。定番のワラビーも履き口が広く着脱しやすいモデルで、シューレースが排除されたためにより着脱がイージーに。手縫いのエプロンシームがルックスに温かみをプラスし、かっちり感のあるローファーをカジュアルなデザインにアレンジしている。フラットなクレープソールによる程よいボリューム感によって、他ブランドのローファーとは一線を画すシルエットも、このモデルならではの魅力と言えるだろう。

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5.Supreme × Clarks Originals Wallabee

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ストリートシーンを席巻する「シュプリーム」とクラークスのコラボモデル。アッパーには、シュプリームらしいアップリケパターンを採用し、ストリートカルチャーを彷彿とさせる仕上がりになっている。素材にはプレミアムスエードを用い、ワラビーのシルエットはオリジナルモデルと同様なので、上品な雰囲気も健在。それぞれのブランドロゴがプリントされたインソールはレザーライニングを使用し、履きこむほどに足に馴染む。シューレース部分に取り付けられたタグにもシュプリームの赤いボックスロゴを印字。ストリート感とドレス感をミックスしたプレミアムなモデルは、コーデの格上げに役立つことうけあい。

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6.Stussy × Clarks Originals Wallabee

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90’sリバイバルと共に注目を浴びる「Stussy(ステューシー)」とのコラボモデルは、ブラックのスエードアッパーにトランプ柄であるクラブ、ダイヤ、ハート、スペードをレッドとゴールドで刺繍したインパクトのある1足。履き口にはレザーのパイピングを施すことで、足あたりも◎。ステッチはホワイトを採用し、ブラックのアッパーとのコントラストが楽しめる。ステューシーらしい存在感のあるユニークなデザインは、足元のアクセントとして活躍するだろう。

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7.WACKO MARIA × Clarks Wallabee Crocodile Embossed Leather

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武骨で男らしい色気のあるデザインで人気を博す「WACKO MARIA(ワコマリア)」とのコラボモデルは、リュクスなムードを演出するクロコダイルの型押しを採用。アッパー、履き口、踵部分に配したステッチをラスタカラーの一つであるイエローで染め上げ、オリジナルモデルとは異なる雰囲気を醸し出す。キービジュアルのモデルには、ラッパーの ANARCHY(アナーキー)が起用されていたモデルでもあり、HIPHOPシーンでも人気の1足だ。

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8.atmos × Clarks Wallabee

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「atmos(アトモス)」とクラークスの別注モデル。アトモスが得意とするアニマル柄を落とし込んだアッパーとハラコのマテリアルミックスが圧倒的な存在感を放つ。アウトソールには、クレープソールではなく、耐久性、グリップ、軽量性に優れたビブラムソールを用いることでオリジナルとは違ったルックスに。レザータグには、アトモスを象徴するブルーとピンクを採用し、遊び心満載の1足に仕上がった。履き口はブラックのパイピングを施し、アトモスの拠点である原宿とクラークスの故郷であるストリートの座標が記した細かなディテールも見逃せない。世界限定300足で発売されたレアものなので、気になる方は早めにチェック。

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おわりに

クラークスは、さまざまなスタイルにハマる万能選手として活躍すること間違いなしの1足。カジュアルと上品の両方の雰囲気を併せ持つワラビーを、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがだろうか。

その他クラークスの記事

▶WIND AND SEA × atmos × Clarks Wallabee "Maple"
▶VANDY THE PINK × Clarks Originals Wallabee Boot
▶BEAMS × Clarks Originals Wallabee GORE-TEX
▶KITH Ronnie Fieg × Clarks × adidas Originals 8th Street Samba Kithmas 2colors



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