シュプリーム×ザノースフェイスの歴代コラボを年代別に振り返る。|コラムについて
近年、様々なファッションブランド同士の、垣根を越えたコラボレーションが注目されている。
その中でも一際人気を博しているコラボレーションが、Supreme(シュプリーム)とThe North Face(ザ ノース フェイス)によるコラボレーションだ。
両社のブランドにしか実現できない表現力豊かなアイテムは唯一無二。
今回は本コラボの過去のコレクションを振り返り、人気の理由を探っていく。
ブランドの特徴・概要
1.Supreme(シュプリーム)
画像引用元:supremenewyork
アメリカのニューヨークにて1994年に創業されたシュプリーム。ストリートやヒップホップといったカルチャーを重んじ、高いデザイン性で世界的な人気を誇っている。
シュプリームの代名詞にもなっているボックスロゴは、ブランドを知らない人でも一度は見たことがあるだろう。
ブランド誕生から20年以上経った今でもコラボアイテムやボックスロゴの発売日には店舗に並びができるなど、高い人気を誇るストリートブランドだ。
2.ザ ノース フェイス
画像引用元:thenorthfacejp
1966年に、カリフォルニア州バークレーで創業したザ ノース フェイス。
創業当時より、「登山家から本当に信用されるブランドを作りたい」という信念を掲げ、凄まじい勢いでアウトドアブランドのキャリアを積んでいった。
その後90年代ではヒップホップなどのカルチャーを巻き込み、アウトドアシーン以外にも人気が広がっていった。
いいとこ取りなアイテムが魅力!人気の秘訣とは?
画像引用元:supremenewyork
1.著名人も愛用するほどのファッション性
シュプリーム × ザ ノース フェイスのアイテムが人気を獲得した理由の一つはデザイン性の高さだ。
ファッションシーンを牽引する両ブランドのエッセンスが上手く組み合わさり、毎回魅力的なアイテムが展開されている。
そのデザインは世界的なアーティストをはじめ、著名人までもが高く評価。発売する度に争奪戦を繰り広げている。
2.カジュアルなのに機能的
もう一つの理由は、機能性だ。
ストリートのデザインとノースフェイスの高い機能性を兼ね備えたアイテムたちは、実用性も高い。
特にヌプシジャケットやバルトロなど、ダウンジャケットは高い人気を誇る。
両ブランドの良さが存分に発揮されているのがこのコラボの最大の魅力と言ってもいいだろう。
歴代の名作コラボを振り返り!
ここからはシュプリーム ×ザ ノース フェイスのアイテムを年代ごとに振り返る。
長きに渡ってタッグを組んできた両者ならではのアイテムに注目だ。
【2007年】シュプリーム ザ ノース フェイス サミット シリーズ ジャケット 2007 "ブラック"
俗に言う、「ファースト」と呼ばれる記念すべきコラボ第一弾。
この年にリリースされたアイテムは、腕に両ブランドのロゴがプリントされたデザインと、独特のカラーブロッキングが特徴的だ。現在では非常に入手困難なアイテムとして知られている。
【2008年】シュプリーム ザ ノース フェイス デナリ ジャケット 2008 "チャコール ネイビー"
翌年の2008年にはニューヨーク・マンハッタンの街並みが描かれた「サミットシリーズ」や、ノースフェイスを代表するフリース「デナリジャケット」が展開された。デナリジャケットはノースらしさを感じるシンプルなデザインで人気を博した。
【2011年】シュプリーム ザ ノース フェイス ヌプシ ダウン ジャケット "グリーン レオパード"
2011年には現代でも人気の高いヌプシジャケットにアニマル柄をプリントしたアイテムが登場。ひと目で同コラボとわかるレオパード柄のヌプシは、窪塚洋介氏が着用したこともあり、プレ値がつくほど人気が出た。
【2013年】シュプリーム ザ ノース フェイス ファー プリント ヌプシ ジャケット "ブラウン"
2013年秋冬コレクションで登場したヌプシジャケットは、うさぎの毛皮をモチーフとした独特のファー柄をプリント。ヌプシジャケットと共に発売されたヌプシベストは、同コラボの中でも展開されることが少ないアイテムということもあり、今でも人気が高い。
【2015年】シュプリーム ザ ノース フェイス バイ エニー ミーンズ ヌプシ ジャケット "レッド"
2015年には、1964年にMalcolm X (マルコム x)のスピーチで使われた「By Any Means Necessary」をテーマに展開。「By Any Means Necessary」という文字がプリントされたヌプシジャケットは存在抜群だ。
【2016年】シュプリーム ザ ノース フェイス 枯葉 マウンテン ライト ジャケット"リーブズ"
この年の秋冬コレクションでは枯れ葉の柄とビビットオレンジのカラーが印象的なアイテムが登場している。ここで紹介しているマウンテンライトジャケットの他に、ヌプシジャケットやバックパック、ヌプシブーツといった幅ひろいラインナップが特徴的な年となっている。
【2017年】シュプリーム ザ ノース フェイス マウンテン バルトロ ジャケット "ブルー"
2017年には雪山をプリントした大胆なデザインのアイテムが登場。寒色のデザインで仕上げられたバルトロジャケットやマウンテンパーカーなど、この年も幅ひろいラインナップでアイテムが展開された。
【2018年】シュプリーム ザ ノース フェイス エクスペディション フリース ジャケット "ブラック"
2018年は、アウトドアブランドらしい耐久性と機能美を兼ね備えたExpedition(エクスペディション)シリーズを展開。ナイロンの7倍の耐久性を誇るCODURA (コーデュラ)、雨の日でも安心できる耐水性能を持つGORE-TEX(ゴアテックス)素材を採用した機能的なアイテムが揃っている。
【2019年】シュプリーム ザ ノース フェイス アーチ ロゴ マウンテン パーカー "グレープ"
2019年春夏のコレクションで登場したマウンテンパーカーは、なんといっても豊富なカラーバリエーションが魅力的だ。シュプリームの中でももう一つ人気なアーチ型のロゴを胸のあたりにあしらい、コラボの象徴的なアイテムに仕上がっている。
【2020年】シュプリーム ザ ノース フェイス フォース ファー ヌプシ ジャケット "ブラック"
既存のヌプシジャケットのデザインを大きく変えたコラボならではのアイテムが登場。これまでのヌプシジャケットとは違い、全身ファーで覆われたデザインにアレンジし、エレガントな仕上がりだ。
【2021年】シュプリーム ザ ノース フェイス スティープ テック アポジー ジャケット "ティール"
この年のコラボアイテムは、ウェア全体に浮かび上がるシュプリームのブランド名が近未来的な印象を受けるラインナップとなっている。普段使いとしても人気のアポジージャケットをベースに作られ、ブランド名を複数重ねることで立体感のあるデザインだ。
【2022年】シュプリーム ザノース フェイス サミット シリーズ レスキュー バルトロ ジャケット "ブラック"
昨年、2022年までほぼ毎年行われてきたシュプリーム × ザ ノース フェイス。最新のコラボアイテムとして登場したのは、十字のワッペンが印象的なバルトロジャケットだ。レスキュー隊員が着用するウェアのような、独特のデザインをテーマにしており、コラボを追うごとに毎年違う良さを醸し出している。
スニダンで「シュプリーム ザノース フェイス サミット シリーズ レスキュー バルトロ ジャケット "ブラック"」をもっと見る
まとめ
ほぼ毎年のようにリリースしているにもかかわらず年々人気を増しているシュプリーム×ノースフェイスのアイテム。
ファッション性だけでなく、機能性も高いアイテムを探している人は必見だ。
2023年のコレクションはまだ未発表のため、今後の動向を随時チェックしよう。
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