アークテリクスの"アトムLT"をレビュー!ジャケットとベストを紹介|コラムについて
秋冬が近づくにつれてグッと人気の高まる「ARC'TERYX(アークテリクス)」のアイテムだが、ほどよい暖かさと優れた携帯性、さまざまなアウターと重ね着できる汎用性の高さから人気を集める「ATOM(アトム)」をご存知だろうか?
今回はそのシリーズから「ATOM LT Vest(アトム LT ベスト)」と「ATOM LT Jacket (アトム LT ジャケット)」をレビュー形式で紹介。
寒い季節にマスト・バイなアイテム、アトムシリーズの購入を迷われている方は必見だ。
目次
アークテリクスとはどんなブランド?
引用:Pinterest
アークテリクスは、1989年に誕生したカナダのアウトドアブランド。
機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムが人気を集め、アウトドアシーンだけでなくタウンユースアイテムとしても注目を集めているブランドだ。
さまざまなブランドとのコラボをはじめ"旬"なカラーやデザインを取り入れていることが人気の理由に挙げられるが、それ以上に「地球上にある最高のマテリアル、最高の技術、そして革新的なデザインで商品を作り上げる」というコンセプトを一貫して崩さない姿勢にこそ、同ブランドの魅力があると言えるだろう。
アトムシリーズとは?特徴やラインナップを紹介
引用:Pinterest
アークテリクスから展開されているアトムシリーズは、自社開発の中綿であるCoreloft(コアロフト)を採用したミッドレイヤー(ジャケットとトップスの中間に着用するアイテム)シリーズ。
軽い心地とスマートなシルエット、抜群の保温性を誇っており、「アークテリクスの社員なら誰もが1つは持っている」と言われるほど優れたアイテムだ。
現在公式オンラインショップ上で展開されているアイテムは以下の通り。ジャケットであればフードの有無、袖なしのベストタイプまで幅広く展開されている。
アトム ベスト(旧:アトム LT ベスト) |
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アトム ジャケット(旧:アトム LT ジャケット) |
アトム フーディ(旧:アトム LT フーディ) |
アトム ヘビーウェイト ジャケット(旧:アトム AR ジャケット) |
アトム ヘビーウェイト フーディ(旧:アトム AR フーディ) |
アトム ベスト |
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アトム ライトウエイト ベスト(旧:アトム SL ベスト) |
アトム プルオーバー |
アトム ジャケット |
アトム フーディ |
アトム ヘビーウエイト フーディ |
アトム ライトウエイト フーディ(旧:アトム SL フーディ) |
アトムLT ベスト(Atom LT Vest)の着用感レビュー
まずは使い勝手の良い、軽量モデルのベストから紹介。
実際の着心地やサイズ感を見ていこう。
身長 | 166cm |
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体重 | 53kg |
着用サイズ | Sサイズ |
正面
「普段の服と同じ、Sサイズを購入しました。軽い着心地が魅力です」
素材感
リップストップ(格子状)のような生地になっている。
裏地・内ポケット
「深めの内ポケットは収納力抜群。普段はスマートフォンを入れています」
脇
サイドの伸縮性のある素材が、動きやすさをアップさせている。
裾・腰回り
「裾のドローコードで丈感が調整できるので、コーディネートの幅が広がります」
こちらのベストはLT(ライトウェイト)モデルのため、ストレス無く着用し続けられる。
見た目のスマートさとは裏腹に、保温性は抜群。
ミッドレイヤー(アウターとトップスの中間に着用するアイテム)として開発されているが、春先や秋口などの肌寒い季節であれば、スウェットなどと重ねてアウターとしても着用できる。
商品名 | アークテリクス アトム LT ベスト メンズ "キングフィッシャー" |
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価格 | ¥24,200 (税込) |
購入方法 | 通常販売(オンライン・店頭) |
▼アトムLT ジャケット(Atom LT Jacket)の着用感レビュー
続いて、ミッドレイヤーとしてもアウターとしてもマルチに使える、アトムLT ジャケットを紹介。
スリムなフィット感ながら動きやすく快適なのが魅力のアイテムだ。
こちらも、実際に着用し撮影。着心地やサイズ感をレビューしていく。
身長 | 187cm |
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体重 | 75kg |
着用サイズ | Lサイズ |
正面
「スマートなシルエットですが、きついなと感じることはないです。袖は長めだと感じます」
素材感
こちらもリップストップ(格子状)のようなやわらかい生地感
裏地・内ポケット
「内ポケットに物を入れても、シルエットに響かないのが嬉しいポイントです」
脇
「寒い季節などに室内に入り気温が上がっても、脇から熱を逃してくれるので快適な温度で着用できるなと感じます」
裾・腰回り
「ドローコードで絞って、短めの丈感で着用することが多いです」
こちらも同じく、中綿にコアロフトを採用。見た目のスマートさとは裏腹に保温性は抜群だ。
ベストに比べてアームホールが若干狭くなっており、上からジャケットを着用しても腕周りのストレスを感じづらい設計になっている。
軽量で携帯に便利なパッカブル使用となっており、アウトドアシーンで寒さを感じたとき、バッグからサッと取り出せるのも魅力的だ。
商品名 | アークテリクス アトム LT ジャケット メンズ "フォリジ" |
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価格 | ¥31,900 (税込) |
購入方法 | 通常販売(オンライン・店頭) |
アークテリクスのジャケットのサイズ表
アークテリクスのジャケットは海外規格のため、日本のブランドの同じサイズのアイテムよりも大きく感じるケースが多い。
公式がアナウンスしているサイズ表は以下のとおりなので、手持ちのアイテムと比較してピッタリのサイズを探してみてほしい。
サイズ | 袖 | 胸囲 | ウェスト | ヒップ |
XXS | 79 | 87 | 71 | 85 |
XS | 81 | 92 | 76 | 90 |
S | 84 | 97 | 81 | 95 |
M | 86 | 102 | 86 | 100 |
L | 89 | 110 | 94 | 108 |
XL | 91 | 118 | 102 | 116 |
XXL | 94 | 128 | 112 | 126 |
サイズ | 袖 | 胸囲 | ウェスト | ヒップ |
XS | 76 | 84 | 68 | 92 |
S | 78 | 89 | 73 | 97 |
M | 81 | 94 | 78 | 102 |
L | 82 | 102 | 86 | 110 |
XL | 84 | 112 | 96 | 120 |
引用:ARC'TERYX
前述した通り、アトムシリーズは一部のアイテムを除き、ミッドレイヤーの着用を想定し作られている。
そのため購入する際には、ジャストサイズで着用したいなら普段どおりまたは1サイズダウン、オーバーサイズで着用したい場合には1サイズアップを目安にするといいだろう。
他にも同じ目的で使えるアイテムが展開!2シリーズをピックアップ
アークテリクスの中でも特にアトムシリーズは人気が高く、目当てのアイテムやカラーが売り切れている……といったこともしばしば。
そこで最後に、同じく「ミッドレイヤーとしても、アウターとしても活用できる2つのシリーズ」からおすすめのアイテムをピックアップ。
ダウンなのにかさばらない「セリウム」シリーズ
ジャケット メンズ "ブラック サファイア" | ベスト ウィメンズ "ムーンリト" |
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中綿には主にダウンが使われているが、各所にコアロフトが採用されているため熱がこもりにくい。すっきりとしたデザインながら立体裁断で作られているため、着心地は動きやすく快適だ。
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胸からウエスト、腰から太もも部分を体に密着させるように裁断された、スリムなシルエットのベスト。付属のバッグに簡単に収納でき、急な寒さにも対応できる利便性の高いアイテムだ。
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通気性と断熱性を兼ね備えた「プロトン」シリーズ
ベスト メンズ "コニファー" | FL フーディ ウィメンズ "バイタリティ" |
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風通しと断熱性の最適なバランスを念頭に作られたベスト。
スマートなシルエットと快適さを両立させたい、という方におすすめのアイテムだ。 |
スリムなフィット感で、アウターを選ばない汎用性の高さが魅力のジャケット。
裏起毛素材となっており、動きやすいのに温かいアイテムだ。 |
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まとめ
アークテリクスの人気シリーズ「アトム」より、2タイプのアイテムを紹介した。
サイズ感については前述したとおり、好みのシルエットに合わせて変化させてみるのも楽しそうだ。
この他にもフード付きジャケット、カジュアルダウンしたジャケットなど、さまざまなデザインが展開されている。
店頭はもちろん、スニダン内では過去のカラーなども購入することができるためぜひチェックしてみて欲しい。