パーカーとは？意味や種類・人気ブランドのおすすめアイテムを紹介｜コラムについて
今やカジュアルファッションに欠かせないアイテム「パーカー」。多くの方がさまざまなスタイルで着用するいわば「定番アイテム」の一つだ。
そのため、アイテムへのこだわりが表れやすいのも事実だろう。感度の高いファッショニスタは、フォルムや素材感に気を配っている。
今回は、そんなパーカーから"人と差をつけられる人気プロダクト"を紹介する。汎用性の高いアイテムを使いこなし、コーデの格を上げていこう。
おしゃれなコーデに欠かせないパーカーとは？
パーカーは、カジュアルコーデの定番アイテムとして定着している。まずは、パーカーの特徴や、混同しがちなフーディーとの違いを知っておこう。
フードの付いたトップス全般を指す「パーカー」
パーカーとは、フードの付いたトップス全般を指すのが一般的だ。生地やスタイルについて厳密な定義はないが、スウェット生地で作られたものを指す傾向がある。
ちなみに、パーカーの語源は、イヌイットの「Parka」に由来しているのだとか。"Parka"とは、アザラシの毛皮などで作られた防寒着。頭をすっぽりと覆うフードが付いているそのルックスに影響を受け、フード付きの衣服をパーカーと呼ぶようになったそうだ。
なお、パーカーにはさまざまな種類があり、形状によって呼び方が異なる。例えば「プルオーバーパーカー」は、頭からかぶって着るタイプのパーカー。一方、「ジップアップパーカー」は、フロントジップで前を開けられるパーカーのことを言い表す。
このほか、アウターとして着用する「マウンテンパーカー」などもある。
パーカーとフーディーの違い
欧米では、フード付きのアウターを「パーカー」、スウェット生地のトップスを「フーディー」と呼ぶ。これに対し日本では、主にフード付きのスウェットトップス全般をパーカーと呼ぶのが一般的だ。
とはいえ、近年になって日本でも欧米流の呼び方に倣うアパレルメーカーやメディアが増えてきた。「フーディー」「パーカー」と異なる呼び方が混在するようになり、混乱する人も多いようだ。
実際のところ、日本でのパーカーとフーディーに厳密な違いはない。「フーディーはパーカーの呼び方を欧米流にしたもの」と考えればOKだ。
旬度の高い着こなしに！人気ブランドのおすすめパーカー
パーカーをおしゃれに着こなすには、旬度の高いストリートブランドをチェックするのが手っ取り早い。1枚だけでもコーデが完成する"人気ブランドのパーカー"を見ていこう。
■スタイリッシュなブランドロゴ
シュプリーム サテン アップリケ フーディー スウェットシャツ "ヘザー グレー"
ストリートシーンで圧倒的な人気を誇る、Supreme(シュプリーム)のプルオーバーパーカー。背中に大きく配した"縦に走る「Supreme」のブランドロゴ"がワンポイントの一着だ。
ロゴのホワイトカラーのサテン生地は上品な光沢感があって、カジュアルなスタイルにもラグジュアリーな品格をプラスしてくれる。
フロントにマフポケットが付いていたり、ネック部分に真っ赤なブランドタグが付いていたりと、欲しいデザインがしっかり配されたアイテム。シンプルなデニムと合わせるだけで、旬度の高いトレンドコーデが完成する。
■ラフなオーバーシルエット
フィアオブゴッド エッセンシャルズ 1977 フーディー "アイアン"
「FEAR OF GOD(フィアオブゴッド)」のディフュージョンラインとして注目を集める、FEAR OF GOD ESSENTIALS(フィアオブゴッド エッセンシャルズ)。オリジナルのリッチ＆クールな魅力を引き継ぎつつ、ラフなカジュアルさが光るブランドだ。
1977 HOODIE(1977 フーディー)は、デザイナー「Jerry Lorenzo(ジェリー・ロレンゾ)」の誕生年がフロッキープリントされたパーカー。素材にはコットンとポリエステルの混紡生地が使われており、日常使いにぴったりなやわらかさと吸汗速乾性も兼ね備える。
オーバーシルエットでもだらしなく見えないのは、しっかりした素材感と、袖や裾部分に配置されたリブのおかげだろう。引き締めカラーの"Iron(アイアン)"をチョイスすれば、ピリッと辛口なパーカーコーデが完成する。
■バックのブランドロゴが特徴
ステューシー ベーシック ステューシー フーディー "ブラック"
ストリートに映える、カジュアルアイテムが人気のブランドStussy(ステューシー)。
BASIC STUSSY HOODIE(ベーシック ステューシー フーディー)は、フロント・バックそれぞれにショーンフォントロゴを配置し、同ブランドを象徴するデザインを採用している。
ドロップ気味のショルダーとオーバーシルエットが、今のムードにぴったりとはまるはず。トレンド感の高い着こなしを楽しみたい場合は、バギーパンツやカーゴパンツなど、ワイドシルエットなボトムスを合わせるのがおすすめだ。
■フロントの反転ロゴがアクセント
ウィン ダン シー × ワイルドサイド ヨウジヤマモト リバース ロゴ フーディー "ブラック"
人気スタイリスト「熊谷隆志」が手掛ける「WIND AND SEA(ウィン ダン シー)」と、Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)の新ライン「WILDSIDE Yohji Yamamoto (ワイルドサイド ヨウジヤマモト)」のコラボパーカー。
デザインのポイントは、反転プリントされた「WINDANDSEA」のブランドロゴだ。それに重ねた鮮やかな蛍光グリーンの「Yohji Yamamoto」ロゴがアクセントとなっている。
バックには「WILDSIDE」の文字も大きく記されており、コラボならではの魅力を堪能できるアイテムだ。
圧倒的存在感。ハイブランドのおすすめパーカー
コーデの定番となったパーカーは、ハイブランドのラインナップにも加えられている。圧倒的な存在感を誇るハイブランドのおすすめパーカーを見ていこう。
■人気ブランドのハイブリッド
アディダス × グッチ コットン スウェット シャツ "グリーン"
世界的スポーツブランドadidas(アディダス)と、ファッションのメインストリームに君臨するGUCCI(グッチ)。超人気ブランドのファーストコラボは、世界中のファンをあっと驚かせた。
Cotton Sweatshirt(コットン スウェット シャツ)は、コラボアイテムの一つとしてリリースされたパーカー。アディダスとグッチそれぞれのアイコンが、絶妙にミックスされている。
例えば胸元のトレフォイルの下にあるのは、グッチのブランドネーム。左右の袖には、アディダスのスリーストライプスとグッチのウェブストライプが、片方ずつ配置されている。遊び心たっぷりなデザインは、どこに行っても注目を集めるだろう。
■ワイルドなプリントに注目
ヴェトモン ワールド ツアー プリント パーカー "ブラック ホワイト"
ストリートカルチャーを背景としたビッグシルエットのアイテムなど、独特なラインナップで注目を集めるファッションブランド「Vetments(ヴェトモン)」。
彼らが手がけたWorld Tour Printed Parker(ワールド ツアー プリント パーカー)は、世界のさまざまな国名が殴り書きのようなフォントで描かれている。
ロックバンドのツアーTシャツを彷彿とさせる個性強めなデザインは、装いにインパクトをプラスしたいときにぴったりだ。アームが長めのオーバーシルエットで、トレンド感もしっかり抑えられる。
■人気ブランドの異色コラボ
シュプリーム × バーバリー ボックス ロゴ フーディー スウェットシャツ "ブラック"
ストリートの王者・シュプリームと、英国を代表するラグジュアリーブランドBurberry(バーバリー)のコラボパーカー。
Wネームで発表されたパーカーは、シンプルで着こなしやすいデザインが特徴だ。シュプリームおなじみのボックスロゴがバーバリーチェックで仕上げられており、クラス感あるアクセントとなっている。
人気ブランドのコラボだけあって、公式ではすでに完売済み。スニダンならゲットできるチャンスがあるので、ぜひチェックしてほしい。
ヘビーユースに！スポーツ＆アウトドア系ブランドのおすすめパーカー
気軽なデイリーユース用のパーカーなら、気負わずに着られるスポーツブランドやアウトドアブランドがおすすめ。ヘビーユースにも耐えられる、おすすめのパーカーを紹介する。
■SB仕様のスマートなデザイン
ナイキ SB フリース スケートボードパーカー "グレー"
スポーツブランドとして高い人気を誇るNike(ナイキ)。機能性・デザイン性に優れたアイテムは、ストリートでの着用率も高い。
SB Fleece Skatebord Parka(SB フリース スケートボードパーカー)は、寒い季節にぴったりな裏起毛素材を採用。厚手のリブがフィットして、温かさを逃がさない。
胸元の筆記体グラフィックは上品な印象で、大人のパーカーコーデにも最適だ。
■気軽なジップアップタイプ
ザ ノース フェイス リアビュー フルジップ フーディ "ブラック"
人気アウトドアブランド・The North Face(ザ ノース フェイス)のジップアップパーカー。素材は、オーガニックコットンとリサイクルポリエステルを用いている。
裏起毛素材で肌当たりが良く、アウトドアレジャーからタウンユースまで、幅広いシーンで活用できるのは心強い。
フードにプリントされたロゴがしっかりと主張してくれるアイテムだ。
おしゃれなパーカーでカジュアルコーデを見映えよく
引用：Yohji Yamamotoパーカーは、カジュアルコーデには欠かせないアイテムだ。多くのブランドによって、さまざまなバリエーションがリリースされているため、ほぼ間違いなく自分好みのデザインを見つけられるだろう。
ぜひシルエット選びも楽しんでほしい。パーカーのトレンド感を重視したい場合は、オーバーシルエットがおすすめ。一方きれいめに着こなしたい人は、ほどよくフィットするサイズ感がおすすめだ。
自分好みのパーカーを見つけ、いつものカジュアルコーデをクラスアップしてみてはいかがだろうか。
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