「冬用スニーカー」でアウトドアを最大限楽しむ。選び方や特徴を紹介|コラムについて
近年、日本では空前のアウトドアブームが巻き起こっている。ファッションブランドやスニーカーブランドは、このブームを受け、アウトドアを意識したアイテムに注力してきた。四季がある日本にとって、1年間いつでも楽しむことができるキャンプなどは、特に人気のアクティビティとなっている。そんな冬のアウトドアで大活躍しているのが冬用のスニーカーだ。今回は、防寒対策にうってつけの冬向けスニーカーについて、選び方や特徴を紹介していく。
冬用スニーカーの選び方
まずはじめに、アウトドアで使用できる"冬用スニーカーにとって大切な要素"とは何か。
夏の屋外と違い、冬の山や自然は天候が突然変化することも多い。また、街中に比べて建物も少ないため、特に雨や雪、突風などの対策や火の準備などは必須事項となっている。
そこで、マストアイテム「冬用スニーカー」の選び方を2つの要素に絞り解説していく。
1.素材
画像引用元:THE NORTH FACE
1つ目に大切な要素は「素材」。冬用スニーカーでよく採用される「スウェード」は、子羊や子牛の皮を起毛させた皮革素材で、上品な印象と温かみのある質感が特徴だ。他にも、羊毛を手織りした「ツイード」は保温性が高く、秋冬の代表的な素材として知られている。近年は、防寒ジャケットでよく見られる「パテッド(中綿)」の技術を取り入れたシューズも多く、足を冷えから守るためには素材から選んでいくことがポイントになってくる。
2.シューズの機能性
画像引用元:Nike
シューズの機能性を重要視することはとても大切な選択と言えるだろう。「ソール」に着目すると、アウトドアのシーンでは、舗装されていない自然の中を歩くことが多いため、長時間の活動でも足が疲れないクッション性は積極的に取り入れたい。物理的に「カット」の高いスニーカーを選べばより保温性や安全性を確保できるほか、「撥水効果」は高くて損はない機能と言える。どの要素を選択するかはそれぞれライフスタイルによって変わってくる。
厳しい雪を乗り切るための工夫
画像引用元:THE NORTH FACE
冬に訪れる雪は、キャンパーたちにとって避けては通れない試練の一つ。そこで活躍するのが冬用スニーカーだ。
冬用スニーカーをアウトドアに取り入れる際のポイントは3つある。
雪の上でも安定した歩行性を実現するために、グリップ力に優れたソールは必須の機能。最悪の場合大きな怪我にも繋がるため、ソールはできるだけ滑りにくいものを選びたい。
高い防水機能をもつスニーカーは、雪の侵入による冷えを防止し、体温を下げないことにも繋がる。その上、熱を逃さない保温性があれば足元から体を温めてくれるので、雪の降る環境でも最大限アウトドアを楽しむことができる。
冬に最適なスニーカーを10足紹介
実際に、インラインで取り扱いのあるアイテムの中から、冬のアウトドアに欠かせないおすすめアイテムを10足ピックアップ。
実用的なものからカジュアルライクなアイテムまで幅広く紹介していく。
【機能性十分のコラボブーツ】
シュプリーム × ティンバーランド フィールド ブーツ "ブラウン"
ストリートブランドSupreme(シュプリーム)の2021FWコレクションより登場した豪華トリプルコラボの一足。
アウトドアアイテムを主力商品として扱うTimberland(ティンバーランド)のフィールドブーツをベースに、New York Yankees(ニューヨーク・ヤンキース)のロゴとボックスロゴが重なるデザインをしている。
キャンパーからも人気のフィールドブーツが限定デザインとなり、より一層外遊びが楽しくなりそうな一足に仕上がった。
【冬場でもスポーティに】
ニューバランス 991 ハリスツイード "ベージュ"
New Balance(ニューバランス)が誇る屈指の名作、991をより高機能にアレンジした一足。
アッパーに使用されているツイードは、保温性と耐久性に優れており、冬場でも長く使えることが特徴として挙げられる。
ツイードならではの美しい色柄と、ハイテクスニーカーならではのデザイン・機能性がベストマッチ。
【本格的なアウトドアに最適】
ザ ノースフェイス ヌプシブーティ WP ニット ショート "ニュートープ/TNFブラック"
寒い冬には心強い味方として足元を柔らかく包み込むヌプシブーツはおすすめだ。
ノースフェイスの定番シューズとして広く流通しており、外側は撥水効果のあるナイロン生地、裏地は保温性抜群のニット素材を採用している。
カーキのカラーリングがミリタリー感を醸し出し、キャンプに履いていきたい一足だ。
【デザインも重要視したい人へ】
ベター ギフト ショップ × サロモン XA プロ 3D ミッド "サファリ/ケルプ/エンパイア イエロー"
カーキ×イエローの絶妙な色合いが新鮮な、Better™ Gift Shop(ベター™ ギフトショップ)とSalomon(サロモン)のコラボシューズ。
アーバンアウトドアのスタイルを重んじて、都会的なビジュアルとゴアテックス素材による十分な撥水効果を融合している。
デザイン・機能性共に申し分ない、ハイクオリティなスニーカーとなっている。
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【冬のカジュアルコーデを彩る一足】
ナイキ エアフォース1 ミッド "フラックス"
よりカジュアルに履きたい人にはこちらのエアフォース1をおすすめする。
ナイキ独自のエアが走行性に機能し、足首まで覆うカットの高さが魅力的だ。人気カラーであるフラックスは、まるで革靴のような表情を見せてくれる。
街履きとアウトドア、どちらでも使える汎用性の高さがポイント。
【新感覚の耐水ブーツ】
ザ・ノースフェイス パープルレーベル × ドクターマーチン メンズ 101 6タイブーツ "リード"
ノースフェイスのアナザーレーベルとして誕生したTHE NORTH FACE PURPLE LABEL(ザ・ノースフェイス パープルレーベル)は、nanamica(ナナミカ)がプロデュースを担当する、日常にフィーチャーしたコレクションだ。
こちらのアイテムは、日本でもムーブメントを巻き起こしたDr.Martens(ドクターマーチン)とのコラボシューズは、防水加工がされたウェルトや、滑りにくさを追求したソールを採用するなど、アウトドアシーンを意識した作りが特徴だ。
スニダンで「ザ・ノースフェイス パープルレーベル × ドクターマーチン メンズ 101 6タイブーツ "リード"」をもっと見る
【驚くほど軽く動きやすい】
ナイキ ルナフォース1 ダックブーツ "ベージュ"
エアフォース1のデザインやスタイルを元に、防水性と防寒性を取り入れ生まれたルナフォース1。クッショニングシステムはおなじみの"エア"から"ルナ"へと変更され、その軽さと安定したクッション性にきっと驚くはず。
水場を想定して作られた高い防水性能と保温効果が備わり、大きな凹凸のあるアウトソールは地面をしっかりと掴んでくれる。テクノロジーの進化を確かに体感できる一足だ。
【雪の日でも準備万端】
スイコック × ベイプ®︎ 1st カモ バウワー ブーツ "カーキ"
サンダルが人気のSuicoke(スイコック)と日本発のストリートブランドA BATHING APE®(ア ベイシング エイプ®︎)のコラボブーツ。
防水と透湿を一堂に会するeVent(イーベント)素材を採用することで完全防水のブーツを実現した。
BAPE®︎のシグネイチャーである1st Camo(1st カモ)はアウトドア感満載のデザインとなっており、冬用のシューズには最適な仕上がりだ。
【身軽にアウトドアをはじめよう】
ナイキ エアマックス90 ゴアテックス "カーゴ カーキ"
天気予報次第では、いつもより軽装でアウトドアを楽しめる日もあるだろう。そんな時はカジュアルにエアマックス90を履いていこう。
街中でもよく見られるエアマックス90は、野外でも抜群の走行性を発揮する。こちらのアイテムは、ゴアテックス素材を採用することで、万が一雨が降ってきても天候を気にすることなく履けるのが魅力的だ。
【冬でもサンダルという選択肢】
キス フォー ビルケンシュトック アリゾナ シェアリング "ミンク/ダークブラウン"
ちょっとしたキャンプが決まった日にはサンダルタイプのスニーカーを履くことも選択の一つだ。
世界的シューズブティックのKith(キス)とサンダルブランドのBirkenstock(ビルケンシュトック)がコラボしたこちらのアイテムは、これまでのスニーカーとは大きく違う。
サンダルでありながら、足に接する面はファーで覆われ、着脱のしやすさと暖かさを実現している。絶妙な色合いと心地よい履き心地は快適なアウトドアライフをもたらすだろう。
まとめ
冬用スニーカーは、寒さを乗り切るライフハックとして必需品となりつつある。
アウトドアな体験は自然を肌で感じることができるので、機能的な選択は、いつもと違う日常をより引き立ててくれる。
冬用スニーカーを準備して、遊びも仕事も全力で楽しもう。
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