今注目のアウトドアブランドは?トレンドアイテムも紹介|コラム

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今注目のアウトドアブランドは?トレンドアイテムも紹介|コラムについて

近年アウトドアだけでなく、タウンユースとしての人気も高いアウトドアブランド。

今回はアウトドアの人気が高まっている理由をはじめ、スニダン編集部のおすすめブランドや、シェルジャケットやイヤーフラップビーニーなど今シーズン注目のアイテムを紹介する。


今、アウトドアブランドがアツい!その鍵となる2つのトピックを紹介

もともと、特定のシーンを想定し作られたアウトドアブランドのアイテムは、日常着としても人気が高まっている。

どうしてここまで人気を集めることになったのだろうか?まずは、その鍵となる2つの大きなトピックを紹介する。



■海外のインフルエンサーが着用したアウトドアアイテムが注目を浴びた

数年前のLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)のパリコレクションのショーに、アメリカで活躍するシンガー、フランク・オーシャンがMAMMUT(マムート)のダウンジャケットにARC'TERYX(アークテリクス)のビーニーというラフな出で立ちで現れた。


日頃から登山などを楽しんでいることでも知られる彼は、私生活でもこのような服装をしているのだろう。

しかし、これがパリコレでの服装であったから衝撃だった。彼の類まれなるスター性があるからこそ「新しい」と認知され、受け入れられたのだろう。

時と場所を変えて、ルイ・ヴィトンのデザイナーであったヴァージル・アブローとラッパーのドレイクが、アークテリクスのシェルジャケットを着用してナイキのショーに登場した。


このアウターのフロントジッパーを上げるようなポージングは、フランク・オーシャンのショットのオマージュだったのではないかと考えられる。

アウトドアアイテムがストリートに浸透した、最も大きなエピソードの一つと言えるだろう。



■キャンプなどのアウトドアアクティビティを楽しむ人が増えた


日本でアウトドアブランドが流行った理由には、キャンプなどのアウトドア需要が高まったことも大きく関係している。

コロナ禍などで生活スタイルが変化し、アウトドアで楽しめるアクティビティに注目が集まり、それに比例してアウトドアアイテムを手に取る人が増加したという流れがある。



過酷な環境での使用を想定しているため、耐久性が高い。さらに、着用するだけでさまになるのがメリットと言える。

お気に入りのアイテムを一度見つければどんなシーンでも長く着こなせることが、長らく人気が続いている理由なのだろう。

人気のアウトドアブランド9選

アウトドアブランドのアイテムは、もともと特定のシーンを想定し作られていたが、ファション的な観点で注目され認知を広げたアイテムやブランドも数多く存在。

最近では、セレクトショップなどでも取り扱われている。また別注アイテムなども展開されているなど、すっかり日常に溶け込んでいる。

そこで今回は、様々なブランドの中から編集部おすすめのブランドを9つピックアップ。ブランドの概要と合わせ、直近のリリース情報を見ていこう。



1.The North Face (ザ ノースフェイス)


1968年に、アメリカのカリフォルニア州で誕生したブランド。

Nuptse(ヌプシ)、Baltro(バルトロ)などの定番ジャケットをはじめ、誰もが一度は目にしたことがあるであろうアイテムが数多く展開されている。

直近ではヌプシシリーズが30周年を迎え、プロダクトの大幅なアップデートが行われた。

関連記事:2022年の「ヌプシ」を特集。ノースフェイスが誇る名シリーズに迫る



2.ARC'TERYX (アークテリクス)


1989年にカナダで誕生したブランド。近年国内でも注目が高まり、人気アイテムはそろって抽選販売という販売方法を取っている。

特に、防水耐久性・透湿性・防風性を兼ね備えた高機能素材であるGORE-TEX(ゴアテックス)を用いたアイテムに定評があり、この素材を展開するゴア社には、アークテリクス製品専属のスタッフが常駐しているほどだ。

直近では、2021年から展開されているファッション性に特化したラインSYSTEM_A(システムA)から、第4弾となるコレクションが発売。

シーズンカラーであるビビッドなピンクがポイントで、アークテリクスが培ってきた確かな技術を落とし込んだファッショナブルなアイテムがそろう。

関連記事:Arc’teryx "SYSTEM_A" Drop4



3.WILD THINGS (ワイルドシングス)


「身近に感じるアウトドア」をテーマに、1981年にアメリカでスタート。創業者はマウンテンガイド一家に生まれたマリー・ミューニエールと、その夫である登山家のジョンラ・ボチャード。

機能性の高い登山用品の重要性を肌で感じてきた2人。その知見を活かし作られたアイテムは、どれも「タフで軽い」ことに定評がある

国内のセレクトショップでもアイテムが並ぶほか、別注アイテムなども盛んに展開。直近では、日本初のストリートブランドであるWIND AND SEA(ウィンダンシー)とのコラボアイテムが話題となった。

関連記事:WILD THINGS × WIND AND SEA collection


4.Snow Peak (スノーピーク)


1958年創業、日本の老舗アウトドアブランド。

「人生に、野遊びを。」のスローガンを掲げ、キャンプをはじめとしたアウトドアシーンだけでなく、タウンユースや日常着としても活用できるアイテムを展開している。

ものづくりの精神が根強い、新潟の燕三条で誕生した同ブランドのアイテムは、どれもシンプルながらクオリティが高く、そして特徴的なデザインのアイテムが多い。

近年高まり続けている、国内でのアウトドア需要を底上げしたブランドの一つと言っても過言ではないだろう。



5.Abu Garcia (アブ ガルシア)


1921年創業、スウェーデン発の老舗フィッシングギアメーカー。

釣具がメインだがアパレルも展開されており、近年のアウトドアミックス的なファッションの流行とマッチ。フィッシングシーン特有の機能的な装飾が感度の高い人々に受け、最近では国内の大手セレクトショップなどでも取り扱われている。



5.White Mountaineering (ホワイトマウンテニアリング)


2006年にスタートした日本発のブランド。COMME des GARCONS(コムデギャルソン)出身の実力派デザイナー、相澤陽介氏がデザイナーを務めている。

「服を着るフィールドは全てアウトドア」をコンセプトに掲げ展開されるアイテムは、どれもミニマルながら一捻り加えられたオリジナリティあるデザインが特徴。

近年ではユニクロともコラボし、その知名度を全国的なものにした。



6.and wander (アンドワンダー)


2011年よりスタートしたアウトドアブランド。

登山時に身を守るリフレクター(反射する素材)がファスナーの周りに採用されていたり、はたまたブランドロゴがリフレクター素材になっていたりと、遊び心のあるデザインが特徴だ。

2022年AWではアウトドアブーツの老舗、Danner(ダナー)とコラボ。シックなグレーカラーのブーツをはじめ、確かな品質の高さのなかに遊び心が垣間見えるアイテムが展開されている。



7.DAIWA PIER39 (ダイワ ピア39)


日本のフィッシングメーカーであるDAIWA(ダイワ)が展開するアパレルライン。

「釣り」というアクティビティから着想を得ており、一見シンプルながら細部のディテールや色使いにこだわりが感じられるアイテムばかりだ。

直近では、eYe JUNYA WATANABE MAN(アイ ジュンヤワタナベ マン)とのコラボアイテムを発表。2つのブランドの個性がマッチし、どこかロックテイストながら使い勝手の良さそうなアイテムに仕上がっている。



8.Patagonia(パタゴニア)


登山・サーフィンをメインに、様々なアクティビティに適したアイテムを展開しているブランド。

アウトドアブランドらしいカラフルな色使いが特徴。先程紹介したザ ノースフェイスと同じく、国内では1990年代のアウトドアブームを牽引したブランドだ。

現在では直営店やアウトドアショップ以外にも、数多くのセレクトショップでも購入できるのが嬉しいポイントだ。



9.Columbia(コロンビア)


アメリカのオレゴン州を拠点にする、アウトドアブランドの中でも特に知名度が高いブランドの一つ。

また、創業が1938年と、今回紹介しているブランドの中でもかなり歴史が長い。

特に寒い季節には、同ブランドのアウターが幅広い世代から人気を集める。直近で発表されたムラサキスポーツとのコラボアウターは、定番のモデルをリラックスシルエットに変更。流行りのリアルなカモ柄で、ミリタリーテイストを気軽に取り入れられるアイテムだ。

注目したいおすすめアイテム4選

生活様式の変化、それに伴う趣味・嗜好の変化など、私達の生活スタイルはここ数年でかなり変化し、もともとニッチな趣味として浸透していたアウトドアアクティビティは生活に溶け込み、身近なものになりつつある

そんな生活スタイルの変化は、ファッションにも少なからず影響を与えている。

そこで最後に、冬場のアウトドアアクティビティをはじめ、タウンユースでも活躍しそうなおすすめのアイテムを4つ紹介




■シェルジャケット

アークテリクス ベータ ジャケット メンズ 2022 "ブラック サファイア"

軽い着心地ながら、防風性と耐久性に優れた万能ジャケット。インナーの暖かさを調整することで、様々な季節、シーンで着用することができる。

無駄な装飾を削ぎ落としたミニマルなデザインで、どんなアイテムにも合わせられるのが魅力だ。


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■ボアジャケット

パタゴニア メンズ クラシック レトロX ベスト

トレンド感のあるレトロカラーが特徴の、キャッチーな印象のベスト

ボアベストはアウターとしてはもちろんのこと、シェルジャケットなどを重ね着することでより高い保温性を発揮する、万能なアイテムだ。


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■イヤーフラップビーニー

ザ ノースフェイス イヤーフラップビーニー

耳までを覆うデザインのニット帽。ちなみにビーニーとは、折返しのないニット帽のことを指す

少し難易度が高そうなアイテムだが、ブラックカラーにシンプルなロゴが配置されたデザインのため、意外と組み合わせやすい。


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■フィッシングベスト

紹介アイテム:ダイワ ピア39 パーフェクト フィッシング ジャケット

フィッシングジャケットから着想を得たジャケット。本来ツールを収納するためのポケットの多さが、利便性と唯一無二のデザイン性を生み出している

フィッシングブランドが展開しているアイテムというバックグラウンドが、このアイテムをより魅力的に見せてくれる。


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まとめ

近年流行っているアウトドアブランドのアイテム。

特定のシーンで活躍するデザインは、機能性の高さだけでなく「今っぽさ」もあわせ持っている。

気になったアイテムのルーツなども調べてみると、より一層ファッションの楽しみが広がりそうだ

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