ゴヤールの定番トート「サンルイ」人気色からサイズまで徹底解説!|コラムについて
海外セレブや芸能人にも愛用者が多いGoyard(ゴヤール)の定番トート「サンルイ」。おしゃれでセンスのある大人から人気が高いアイテムで、「いつか手に入れたい!」と憧れている人も多いのではないでしょうか。なんとあの「ココ・シャネル」も愛用していたという歴史のあるバッグで、定番でありながらも根強い人気があります。今回はそんなゴヤールの「サンルイ」を徹底解説!サイズやカラー、魅力などを解説します。「サンルイが欲しい」と思っている人はぜひチェックしてくださいね。ゴヤールのトート最新作「アンジュ」も紹介します。
Goyard(ゴヤール)の名品トート「サンルイ」
ゴヤール サン・ルイPM バッグ "グリーン"
ゴヤールは1853年にフランスで誕生したブランドです。日本での知名度はハイブランドのなかでは高い方ではありませんが、あのルイ・ヴィトンよりも長い歴史を持ち、世界中のセレブに愛され続けています。そんなゴヤールの定番であり、名品とも呼ばれているのがトートバッグ「サンルイ」です。ゴヤール柄とも呼ばれるヘリンボーン柄が施されたキャンバス生地に、コーティング加工したゴヤールディン・キャンバスを使用したトートバッグで、元々はお買い物で使うマイバッグのような存在として発表されました。
日本では2000年頃から正規代理店で扱われるようになりました。国内のファッショニスタたちがこぞって愛用し始めたことで、一気に人気が高まったアイテムです。ビジネスからプライベートまでさまざまなスタイルに合うバッグとして、今も高い人気を誇っています。
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サイズ
サンルイのサイズ展開は、PM(Petit Model)とGM(Grand Model)です。以前はジュニアサイズがありましたが、現在は廃盤となっています。それぞれサイズ感は以下の通りです。・PM(Petit Model)
高さ:28cm
幅:34cm
奥行き:15cm
重さ:250g
・GM(Grand Model)
高さ:34cm
幅:40cm
奥行き:20cm
重さ:350g
PMは手で持つのに程よいサイズ感です。普段のお出かけにもちょうどいいですし、ビジネスバッグとして活躍します。GMは肩にかけるとちょうどいいサイズ感で、普段荷物が多い人や、1泊程度の旅行におすすめです。
カラー
サンルイは基本のカラーと、限定で発売されるカラーがあり、他のハイブランドバッグと比べてもカラーバリエーションがかなり豊富です。基本のカラーと、過去の限定色を紹介します。基本のカラー
サンルイを含め、ゴヤールのゴヤールディン・キャンバスには定番色があります。定番色は以下の通りです。・ブラック
・ブラック×ブラウン
・ホワイト
・ネイビー
・オレンジ
・イエロー
・ブルー
・グリーン
・レッド
・ボルドー
・グレー
このうち、ブラックとブラック×ブラウンはベーシックカラー、それ以外はスペシャルカラーと呼ばれます。スペシャルカラーは同じサイズでも、ベーシックカラーより30%程度価格が上がります。
限定色
基本のカラーだけでなく、定期的に限定色が発表されるのも、サンルイが根強い人気を誇る秘密。過去にはゴールド、シルバー、ピンクゴールドなどのメタリックカラーや、ポップなカラーとシックなカラーを組み合わせたブラック×ルージュ、ブラック×ジョーヌ、ブラック×オパールグリーン、ブラック×パープルなどのマルチカラー、また伊勢丹新宿店限定でターコイズが販売されました。限定色は、発売と同時に売り切れてしまう人気アイテムです。中古ブランドを取り扱っているお店でも、なかなか見つからないレアアイテムとなっています。
また、2021年にはスヌーピーモチーフを施したデザイン、2022年には創始者の愛犬・ユロがターバンを巻いたイラストが施されたデザインも発表されました。
素材
歴史ある高級ブランドのバッグと言えばレザーを思い浮かべるかもしれませんが、サンルイに使われているのはレザーではありません。サンルイに使われているゴヤールディン・キャンバスは、キャンバス生地にコーティング加工した独自の素材です。4代目の「エドモン・ゴヤール」がゴヤールディン・キャンバスを発表したのは1892年で、長い歴史を持ちます。かつてゴヤール家が代々営んでいた木材運搬業では、薪を水に濡らさないように運んでいました。そこから着想を受け、水に強い素材として生み出された素材です。
第二次世界大戦中に生産が一旦中止されてしまいますが、1998年に「ジャン・ミシェル・シニョール」によって復活。
ゴヤールディン・キャンバスはゴヤールというブランドにとってなくてはならない素材で、現在でもその製造方法は企業秘密になっています。
「サンルイ」の魅力について解説!
サンルイが持つ魅力は、多くの人を夢中にさせてきました。知るとサンルイが持ちたくなる5つの魅力を紹介します。機能性抜群
シンプルなトートバッグに思えるサンルイですが、見た目以上に機能的なバッグです。PMが250g、GMが350gとかなり軽量ながら、耐久性があり、たくさんの荷物が入ります。手作業で生み出される上品なキャンバス素材
ヘリンボーン柄のところどころにゴヤールの名が入っているゴヤールディン・キャンバス。実はこれは全て職人が手作業で丁寧に描いている柄なんです。ゴヤールディン・キャンバスは柄がかなり細かいので、信じられないかもしれませんが、じっくり見てみると手書きであることがわかります。まさに世界に同じものは一つとしてないオールハンドメイドの高級バッグです。職人の手作業で作られるため、量産が難しいのも納得ですね。
豊富なカラー
前述のとおり、ベーシックカラーやスペシャルカラー、限定色と、サンルイはカラーが豊富。同じデザインでカラー展開がこれほど豊富なハイブランドバッグは多くありません。自分好みのバッグが選べるのは嬉しいですよね!スペシャルカラーや限定色は入手困難なので、同じデザインでも人と被りにくいのも魅力。定番バッグで個性がしっかりアピールできます。
付属ポーチ
内側に間仕切りがないサンルイには、バッグのカラーと同色のポーチがついてきます。小物や貴重品などは、このポーチに収納すればバッグのなかで散らばってしまう心配がありません。もちろんポーチもゴヤールディン・キャンバス製で、職人が全て手描きしています。
マーカージュ
お気に入りのサンルイにイニシャルやラインなどを入れられるマーカージュサービスもサンルイの魅力です。フォントは選ぶことができ、ラインの太さや配置なども選べます。定番バッグを自分だけのバッグにカスタマイズできるのは嬉しいですよね。マーカージュも全て手作業で行われます。有料サービスで、直営店で購入した場合のみオーダーできます。
Goyard(ゴヤール)はオンラインショップがない
サンルイをはじめ、洗練された大人にぴったりのアイテムを発表し、多くの人を魅了してやまないゴヤール。これだけ人気のブランドですが、公式ホームページはあるものの、実はオンラインでの販売は行っていません。その上、日本では直営店が6店舗のみ。他のハイブランドに比べるとかなり少ないです。オンラインショップがないこと、販売店舗が少ないことも、ゴヤールの希少価値を高めている理由と言えるでしょう。
「サンルイ」の定価は?
サンルイは、サイズやカラーにより価格が変わります。希少性が高く、オンラインでの販売を行なっていないため、定価で購入できる機会があれば、迷わず購入したいですね。・ベーシックカラーの国内定価(税込)
PM:205,700円
GM:232,100円
※2023年時点
Goyard(ゴヤール)のトート最新作「アンジュ」
ゴヤールのを代表するトートバッグといえばサンルイですが、アンジュは2016年に発売されたゴヤールのトート最新作です。アンジュのおすすめポイントを紹介します。おすすめポイント①リバーシブル
アンジュはゴヤールディン・キャンバスと、レザーのリバーシブルバッグです。ひっくり返すとレザーのシンプルなバッグに早変わり!その日のファッションや気分に合わせて使い分けられます。おすすめポイント②お好みに合わせて選べるサイズ
アンジュのサイズ展開はミニ・PM・GMの3サイズです。以前サンルイにあったミニサイズがあるので、「サンルイのPMはちょっと大きすぎる」という人にもおすすめ。詳しいサイズは以下の通りです。・ミニ:横20cm×縦20cm×奥行き10cm 重さ150g
・PM:横30cm×縦25cm×奥行き14cm 重さ500g
・GM:横40cm×縦34cm×奥行き20cm 重さ700g
このサイズ展開なら、自分にぴったりのサイズが見つかりそうですね!
お目当てのカラーに出会えたら幸運!
世界中のセレブやファッショニスタが愛用する憧れのバッグ「サンルイ」。細かい柄を全て手描きで仕上げたゴヤールディン・キャンバスは、カジュアルな印象も、落ち着いた高級感も感じさせてくれる不思議な魅力を持っています。手に入れるのがなかなか難しいアイテムですから、もしお店でお目当てのカラーに出会えたら、すぐ手に入れてくださいね!
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