【2022年最新】ルイ・ヴィトン歴代コラボを一挙ご紹介!【コラム】について
ルイ・ヴィトンは1854年にフランスで創業し、世界中に多くのファンを持つ歴史あるブランドです。最近では、ナイキとのコラボレーションが話題になっているので、噂を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
ルイ・ヴィトンのコラボレーションはアーティストやブランドだけでなく、ファイナルファンタジーなどのバーチャル世界にも広がっています。ブランドとして絶大な知名度があるルイ・ヴィトンですが、コラボレーションからは常に新しいことに挑戦し続ける「攻めの姿勢」を感じとることができます。
今回は知っておいて損はないルイ・ヴィトンの歴代コラボについて、詳しく解説します。
- ▼1996年 セブンデザイナーズ
- ▼2001年 スティーブン・スプラウス
- ▼2003年・2008年 村上隆
- ▼2008年 リチャード・プリンス
- ▼2009年 カニエ・ウェスト
- ▼2012年 草間彌生
- ▼2013年 ソフィア・コッポラ
- ▼2014年 クリスチャンルブタン
- ▼2014年 カール・ラガーフェルド
- ▼2014年 川久保玲(コムデギャルソン)
- ▼2015年 クリストファーネメス
- ▼2016年 藤原ヒロシ
- ▼2016年 ファイナルファンタジーXIII
- ▼2017年 シュプリーム
- ▼2017年 チャップマンブラザーズ
- ▼2018年 山本寛斎
- ▼2020年 NBA
- ▼2020年・2021年 NIGO
- ▼【予定】2022年 ナイキ エアフォース1
- ▼【まとめ】
1996年 セブンデザイナーズ
ルイ・ヴィトンといえば、頭文字の「L」と「V」のイニシャルと星と花などのシンボルを組み合わせた「モノグラムライン」が有名です。1996年のセブンデザイナーズコラボレーションは、このモノグラムの生誕100周年を記念してリリースされました。世界的な7人のデザイナーによって作られた斬新なアイテムは、当時大きな話題となりました。現在も根強い人気があるヴィヴィアン・ウエストウッドもコラボレーションデザイナーのひとりとして、ヒップバッグの「サック・フォ・キュ」を発表しています。
Louis Vuitton × Vivienne Westwood Sac Focu Monogram Bagルイ・ヴィトン × ヴィヴィアン ウエストウッド 7デザイナーズ サック フォ キュ モノグラム バッグ
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2001年 スティーブン・スプラウス
スティーブン・スプラウスはアメリカのデザイナーで、ポップを通り越してパンクのような力強ささえ感じるコラボレーションアイテムを発表しました。高級感のあるシックなルイ・ヴィトンロゴではなく、大胆かつビビットなロゴカラーは、ハイブランド業界に衝撃を与えました。スティーブン・スプラウスは2004年に50歳という若さでこの世を去ってしまいましたが、彼の残したデザインは今なお多くの人を魅了し続けています。
Louis Vuitton Monogram Graffiti Zippy Wallet "Fuchsia"ルイ・ヴィトン モノグラム・グラフィティ ジッピー・ウォレット "フューシャ"
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2003年・2008年 村上隆
2003年は日本を代表する現代美術家、村上隆とコラボレーションし、「KAWAII」カルチャーが大きく世界に羽ばたくきっかけにもなりました。ルイ・ヴィトンとは真逆ともいえるポップな作風の村上隆とのコラボレーションは大成功を収め、カラフルな「モノグラム・マルチカラー」は、定番ラインに加わりました。コラボレーションアイテムであるチェリーブロッサムも、人気再燃中です。
Louis Vuitton x Takashi Murakami Monogram Cherry Blossom Pochette Accessoriesルイ・ヴィトン x 村上隆 モノグラム チェリー ブロッサム ポシェット アクセソワール
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2003年以降もルイ・ヴィトンと村上隆は、次々とコラボレーションアイテムをリリースしていきます。そのなかから、2008年秋冬コレクションの「モノグラム・カモフラージュ」をピックアップして紹介します。
モノグラモフラージュは、これまでのコラボモデルと違い、ミリタリーな仕上がりが特徴です。カモフラージュ(迷彩)柄のデザインはメンズにもぴったりで、レディース・メンズ併用のアイテムも多くあります。
Louis Vuitton x Takashi Murakami Speedy 35 Monogramouflageルイ・ヴィトン x 村上隆 スピーディ35 モノグラモフラージュ
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2008年 リチャード・プリンス
リチャード・プリンスはアメリカの写真家・アーティストです。写真を再構築することで風刺的な作品に仕上げるという独特の手法を生み出した、前衛的な芸術家といえるでしょう。
ルイ・ヴィトンとのコラボレーションも前例を見ないほどのアヴァンギャルドな企画となっており、「モノグラム・ジョークス」のショーでは、ナース姿にマスクのスーパーモデルが登場して観客の度肝を抜きました。「モノグラム・ジョークス」は、彼が発表した作品集『Nurses' Dormitory』の影響も色濃く受けており、ルイ・ヴィトンのコレクションとは思えないほど、エッジの効いたアイテムとなっています。 Louis Vuitton x Richard Prince Monogram Jokes Man Crazyルイ・ヴィトン x リチャード・プリンス モノグラム・ジョークス マンクレイジー
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2009年 カニエ・ウェスト
ルイ・ヴィトンは、ラッパーのカニエ・ウェストともコラボレーションしています。実は才能を発揮しているのは音楽だけでなく、優秀なファッションデザイナーとしての一面も持っています。
コラボレーションスニーカーには「ドンズ」「ミスター・ハドソン」「ジャスパー」があり、2009〜2010年秋冬メンズ・コレクションではカニエ・ウェスト自身がショーに登場して話題となりました。カニエ・ウェストはファッション業界とのつながりも深く、今後の動向にも期待が集まっています。 Louis Vuitton Kanye West Don's "red"ルイ・ヴィトン カニエウエスト ドンズ "赤"
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2012年 草間彌生
2012年には、「前衛の女王」として名高い芸術家・草間彌生とのコラボレーションが発表されました。デザインに惚れ込んだクリエイティブディレクターのマーク・ジェイコブスがオファーしたことにより実現したと言われており、斬新な世界観が詰め込まれたアイテムに仕上がっています。草間彌生の代名詞ともいえる水玉模様があしらわれた「ヤヨイ・クサマ コレクション」には、「パンプキン ドット」「ウェーブ」「タウン」の3つのラインがあります。
Louis Vuitton x Yayoi Kusama Keepal Bandouliere 55 Monogram Pumpkin Dotルイ・ヴィトン x 草間彌生 キーポル・バンドリエール55 モノグラム パンプキンドット
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2013年 ソフィア・コッポラ
ソフィア・コッポラはアメリカの映画監督で、東京を舞台にした『ロスト・イン・トランスレーション』ではアカデミー脚本賞を受賞しました。「ソフィア・コッポラ コレクション」は、これまでのある意味破壊的ともいえるコラボレーションとは一線を画しており、都会的で洗練されたアイテムとなっています。
Louis Vuitton x Sofia Coppola Collection SC Bagルイ・ヴィトン x ソフィアコッポラ コレクション SCバッグ
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2014年 クリスチャンルブタン
クリスチャンルブタンは、1992年に創業した新興ブランドにも関わらず、すでにレディースシューズのアイコンとして確固たる地位を築いています。ルイ・ヴィトンとのコラボレーションアイテムは、「アイコノクラスト」と呼ばれており、レッドカラーとトゲのようなスタッズが特徴です。
Louis Vuitton x Christian Louboutin Iconoclast Monogramルイ・ヴィトン x クリスチャンルブタン アイコノクラスト モノグラム
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2014年 カール・ラガーフェルド
カール・ラガーフェルドはドイツ出身のデザイナーで、クロエ、シャネル、フェンディなど名だたるブランドを渡り歩いてきたファッション界の重鎮です。カール・ラガーフェルドのコレクションはボクシングをテーマにしており、エネルギッシュな若者に訴えかけるようなデザインが特徴です。
Louis Vuitton Boxing Glove Set Karl Lagerfeldルイ・ヴィトン ボクシンググローブセット カール・ラガーフェルド
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2014年 川久保玲(コムデギャルソン)
コムデギャルソンは川久保玲によって、1969年に創業されたブランドです。川久保玲は幼稚舎から大学まで慶應義塾で学んだあと、 一度はファッション業界以外の会社で働きはじめましたが、退職してフリーのスタイリストになり、現在はデザイナー兼、経営者という異色の経歴を持っています。
コムデギャルソンとのコラボレーションアイテムは、バッグに大きな穴があいた斬新なデザインとなっています。コレクターからも注目されており、入手困難なアイテムといえます。
Louis Vuitton × COMME des GARCONS Bag With Holes MMルイ・ヴィトン × コムデギャルソン バッグ ウィズ ホールズ
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2015年 クリストファーネメス
クリストファーネメスは、イギリス生まれのファッションデザイナーで日本とも縁深い人物です。活動拠点を東京に構えて、コムデギャルソンの川久保玲とも交流がありました。クリストファーネメスのデザインはファッション業界での評価が高く、日本の芸能界やスポーツ界にも多くのファンがいます。
2010年に51歳の若さで生涯を終えましたが、2015年にルイ・ヴィトンとのコラボレーションというかたちで、生前の作品を再び目にすることになります。クリストファーネメスの特徴である縄柄をあしらったコレクションは、希少性が高いアイテムですが、入手をのぞむファンがあとを絶ちません。
Louis Vuitton Damier Graphite Pochette Jules GM Christopher Nemethルイ・ヴィトン ダミエ グラフィット ポシェット ジュール GM クリストファーネメス
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2016年 藤原ヒロシ
ルイ・ヴィトンは常に新しい驚きをわたしたちに与えてくれますが、原宿のカリスマ・藤原ヒロシとのコラボレーションでは、新しいメンズ・ラインの発表に盛大な花を添えることに成功しました。人気のメンズライン「モノグラム エクリプス」が2016年にリリースされるのと同時に、若者から絶大な支持を集めていた藤原ヒロシとのコラボレーションを決行。稲妻マークの入った限定モデルは、プレミアがつき、価格も跳ねあがりました。
Louis Vuitton Monogram Eclipse Fragment Apollo Backpackルイ・ヴィトン モノグラム・エクリプス アポロ バックパック
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2016年 ファイナルファンタジーXIII
人気ゲームとのコラボレーションにより、これまでとは違ったファンを獲得 したのが、2016年の春夏コレクションです。ファイナルファンタジーXIIIのメインキャラクターである「ライトニング」を起用したことで、大きな話題となりました。現実世界だけでなくバーチャル世界ともコラボレーションしていくルイ・ヴィトンは、まさに時代を先駆ける存在といえるでしょう。
画像引用元:ルイ・ヴィトン2017年 シュプリーム
シュプリーム(Supreme)は、1994年にアメリカで創業したブランドです。定番のボックスロゴや、Nike(ナイキ)やThe North Face(ザ ノースフェイス)とのコラボレーションは絶大な人気を獲得しています。
そして、2017年に「ストリートブランド × ハイブランド」の異色なコラボレーションが実現。シュプリームのボックスロゴ フーディーにモノグラムをあしらったデザインは、大きな話題となり熾烈な争奪戦を巻き起こしました。 Supreme / Louis Vuitton Box Logo Hooded Sweatshirt "Red"シュプリーム / ルイ・ヴィトン ボックス ロゴ フード スウェットTシャツ "レッド"
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2017年 チャップマンブラザーズ
チャップマンブラザーズはイギリス・ロンドン出身のアーティストで、兄のディノスと弟のジェイクの2人組です。彼らの生み出す作品は、しばしば暴力的でグロテスクだと評価されますが、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションでは絶妙な加減でデザインに落とし込んでいます。
ライオン、キリン、ゾウなどが大胆に描かれており、とてもインパクトのあるアイテムに仕上がっています。ラグジュアリーブランドでありながら、パンクロックやヘヴィメタルのスタイルにもマッチする希有なコレクションといえるでしょう。
Louis Vuitton Damier Pochette Jour GM Chapman Brothers Savanna "Brown"ルイ・ヴィトン ダミエ ポシェット・ジュールGM チャップマンブラザーズ サバンナ "ブラウン"
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2018年 山本寛斎
山本寛斎は日本の伝統に重きを置いたデザインが特徴で、2018年のコラボレーションでは歌舞伎をモチーフにしたコレクションが発表されました。歌舞伎だけでなく、ダルマや七福神なども色鮮やかに描かれており、かつてヨーロッパで流行したジャポニズム文化を彷彿とさせるようなコレクションとなっています。バッグ、財布、ストールなど、アイテムの種類も豊富です。
Louis Vuitton Kansai Yamamoto Monogram Zippy Coin Purseルイ・ヴィトン 山本寛斎 モノグラム ジッピー コインパース
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2020年 NBA
2020年には、アメリカの男子プロバスケットボールリーグ・NBA(National Basketball Association)とのコラボレーションアイテムがリリースされました。伝統のモノグラムとバスケットボールのスポーティーさが共存しており、それぞれの良さを引き立てるアイテムに仕上がっています。
ハンドバッグ、バックパック、ボストンバッグなどさまざまなサイズが揃っていて、白のラインがアクセントとして加えられています。NBAロゴの存在感も抜群で、バスケット好きには堪らないコレクションです。
Louis Vuitton NBA Cloakroom Drop Kit Monogramルイ・ヴィトン NBA クロークルーム ドロップキット モノグラム
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2020年・2021年 NIGO
NIGO(ニゴ―)は裏原宿系ファッションを牽引したデザイナーで、1990年代中盤に人気を博した「A BATHING APE(ア・ベイシング・エイプ)」の創業者でもあります。
2020年のコラボレーションでは、オリジナルデザインのダッグがシンボルとして用いられました。ルイ・ヴィトンが歩んできた歴史を忠実に守りながらも、ストリートデザインのエッセンスが加えられており、カジュアルで使いやすいアイテムに仕上がっています。
Louis Vuitton x Nigo Duck Coin Card Holder "Multi"ルイ・ヴィトン ニゴー ダック コイン カード ホルダー "マルチ"
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前年に続き、2021年も二ゴーとのコラボレーションが実現。 「LV²(LVスクエアード)」コレクションの第2弾として、さらにストリート色を強く押し出したアイテムが発表されました。2010年に二ゴーが創業したHUMAN MADE(ヒューマンメイド)でも使用されている、トラやハートなどのモチーフがあしらわれたモデルは、ルイ・ヴィトンでありながらもどこか親しみやすさを感じられるアイテムとなっています。
Louis Vuitton x NIGO LV MADE BLANKET "Black"
ルイ・ヴィトン ニゴー LV メイド ブランケット "ブラック"
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【予定】2022年 ナイキ エアフォース1
2022年は、「ナイキ エアフォース1」とルイ・ヴィトンのコラボレーションスニーカーの一般販売が噂されています。モノグラムとダミエをあしらったデザインのみ、オークション形式のSotheby's(サザビーズ)で先行リリースされました。ブラック、パープル、ホワイトなど、カラーバリエーションも豊富なリーク画像が公開されていますが、まだ正式なリリース日程は未定です。発表が待ち遠しい最新コラボレーション情報となっています。
Louis Vuitton × Nike Air Force 1 &Pilot Caseルイ・ヴィトン × ナイキ エアフォース1 パイロットケース付き
スニダンでルイ・ヴィトン × ナイキ エアフォース1 パイロットケース付きをCheckする
【まとめ】
ルイ・ヴィトンの歴代コラボレーションについて紹介してきましたが、意外と日本人がたくさん登場して驚かれた人も多いのではないでしょうか。
ハイブランドとして確かな歴史を刻んできたルイ・ヴィトンですが、最近はストリート系ファッションやスポーツ業界とのコラボレーションが増えている印象です。それにともなって20〜40代の男性の愛用者も増加傾向にあります。伝統を守りつつ、常に前へと進み続けるルイ・ヴィトンのコレクションは一見の価値ありです。
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