「キム・ジョーンズ」とは?経歴やコラボ歴を一挙紹介!人気の理由や特徴を解説!【コラム】

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「キム・ジョーンズ」とは?経歴やコラボ歴を一挙紹介!人気の理由や特徴を解説! 1枚目 via:wwdjapan

この記事の目次

「キム・ジョーンズ」とは?経歴やコラボ歴を一挙紹介!人気の理由や特徴を解説!【コラム】について

この記事では、世界を舞台にトップファッションデザイナーとして活躍するキム・ジョーンズの人物像や経歴、そして生み出してきた作品について解説します。

近年はDIOR(ディオール)のディレクターとして知られるジョーンズですが、この地位にいたるまでにも多様な活躍を見せてきました。特にさまざまなブランドとのコラボレーションでは、業界はもちろん、ファッションフリークではない人々の目も引くような才能を発揮してきました。

そんな彼の軌跡をたどり、人気の理由に迫ります。

 

キム・ジョーンズとは

出典:The Guardian

Kim Jones (キム・ジョーンズ)は英国ロンドン出身のファッションデザイナー。自身の名前を冠したブランドKIM JONESを設立するほか、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)、DIOR(ディオール)、FENDI(フェンディ)といった名だたるブランドのディレクターに就任した経歴を持ちます。

数々のブランドとコラボレーションを実現し、数多くの人気アイテムを世に送り出してきました。日本ではGUとのコラボで特に話題となり、以降さらに注目を集めています。

キム・ジョーンズのデザインの特徴

出典: GQ

Louis Vuitton 、DIORといったハイブランドのデザインを担い、「ラグジュアリーファッション×ストリートファッション」を見事に融合させることで知られるジョーンズ。その絶妙なデザインセンスは、彼が幼少期を過ごしたアフリカのカルチャーや青年時代に好きだったスケーターファッションの影響を受けながらも、イギリスの名門校で身につけたファッションに関する深い造形に裏付けられて形成されています。

作品の多くはシンプルかつラグジュアリーなテイストにストリートの要素が絶妙に採用されたもので、日常のワードローブに取り入れやすく、同時にありきたりなファッションとは一線を画す洗練された雰囲気を放っています。

キム・ジョーンズの経歴

ここからはファッションデザイナー、そして時にアーティストとしても活躍するキム・ジョーンズの経歴を詳しく解説していきます。ファッション界で鮮烈なデビューを果たし、その後、トップブランドを渡り歩いていく華麗な軌跡にご注目ください。

誕生~高校時代

キム・ジョーンズは1979年にイギリスのバースで生まれました。幼少期には、水文地質学者である父の仕事の関係で南米エクアドルやカリブ海地域、エチオピア、ケニア、タンザニア、ボツワナなどアフリカの国々を転々としました。

思春期にはイギリスのブライトンで姉と暮らし、たくさんのファッションマガジンを読みこみ、クレジットに記載されたクリエイターたちの名前を懸命に記憶したといいます。同時に、スケートシーンやクラブカルチャーに親しみ、社会的・文化的な知見に基づくファッションセンスを磨いていきました。

1998年 キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ卒業

ロンドン芸術大学に付属するキャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツに入学したジョーンズは、ここで写真やグラフィックなど芸術の基礎を学びます。

在学中、アートとデザインの名門として知られるセントラル・セント・マーチンズのディレクターの目に留まり、同大学のMA(修士課程)ファッションコースの入学受験を勧められ、ファッションデザインの道を歩み始めることに。

パターンの引き方の知識もなかったジョーンズですが、実際にポートフォリオを作ってみせ期待以上のクオリティで周囲を驚かせたそうです。

2002年 セントラル・セント・マーチンズのMAファッションコース卒業

セントラル・セント・マーチンズに入学したジョーンズは名物教授の Louise Wilson(ルイーズ・ウィルソン)のもとで学びながら、学外ではすでに Gimme5(ギミーファイブ)のデザイナーとして働いていました。

同大学の卒業コレクションショーでは、ロンドンの若者たちをそのまま連れてきたかのようなデイリーユースな雰囲気のコレクションを披露。その作品の大半をファッションデザイナーのジョン・ガリアーノが購入したのは有名な話で、ファッション界に優秀さを認められたことで華やかな卒業を迎えました。

2003年~2008年 自社ブランド「KIM JONES」 ロンドンコレクションデビューにコラボも

学生時代から多くの人との出会いを経てファッション界からも一目置かれる存在となっていたジョーンズは、2003年、自らの名を冠したブランドKIM JONESを設立し、2004年春夏シーズンのロンドンコレクションでデビューを果たします。発表されたメンズとウィメンズのプレタポルテは新鮮で明るい魅力にあふれ、今後彼がファッション業界に新しい風を吹かせることは明らかでした。

鮮烈なデビュー後は、すぐにイギリスのスポーツブランドUMBRO(アンブロ)とコラボレーションし、UMBRO CONTRAST BY KIM JONES(アンブロ・コントラスト・バイ・キム・ジョーンズ)を発表。

以降、幅広い活躍を見せ、2006年には早くも英国ファッション協議会よりMenswear Designer Of The Year(メンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤー)を受賞しました。

2003年~2008年 自社ブランド以外活動 複数のブランドとのコラボに映像活動も

出典:TWIN PALMS PUBLISHERS

UMBROとのコラボレーションを成功させたジョーンズは、その後イギリスのTopman(トップマン)、Mulberry(マルベリー)、ドイツのHugo Boss(ヒューゴ・ボス)、イタリアの ICEBERG(アイスバーグ)など、有名ファッションブランドとのコラボレーションを次々と実現していきます。この過程で「キム・ジョーンズといえばコラボ」というイメージが世に浸透し、「ラグジュアリーファッション×ストリートファッション」のパイオニアとしての地位を徐々に確立していきました。

さらにこの時期、Alasdair McLellan(アラスデア・マクレラン)をはじめ、イギリスやアメリカの写真家たちとも協同し、短編ファッション映画の制作や写真集の出版を手掛けます。学生時代に写真やグラフィック、映像など芸術の基礎を学んでいたジョーンズは、デザイナーだけではなくアーティストとしての顔を持ち、分野を超えて活躍しはじめたのです。

2008年~2010年 Dunhill 歴史あるブランドの新たなスタイルを提案

出典:HYPEBEAST

2008年、ジョーンズはDunhill(ダンヒル)のメンズウェアとレザーアクセサリーのデザインを統括するクリエイティブディレクターに就任。それと同時に自身のブランドである、キムジョーンズの休止を発表しました。

Dunhillといえば100年以上の歴史を持つ格式高いイギリスのブランドで、重厚感のあるスーツなどを扱い、シンプルな上質さに定評がありますが、それだけにどちらかというと高めの年齢層から支持されていました。ジョーンズはそこにモダンなテイストを取り入れてブランドイメージを改新。若者の間でもダンヒルの認知度が高まるきっかけを築いたのです。

その仕事はファッション業界でも高く評価され、2009年には英国ファッション協議会より2度目となる Menswear Designer Of The Yearを受賞。その後2010年に2011年春夏コレクションを発表して同ブランドを退任します。

2011年~2018年 Louis Vuitton 藤原ヒロシとのコラボも話題に

出典:WWD

Dunhillを退任したジョーンズは2011年、Louis Vuittonのメンズプレタポルテのデザインディレクターに就任。自身が得意とするクリーンなストリートテイストのエッセンスを散りばめた、新しい Louis Vuittonのイメージを打ち出しました。

さらに同ブランド在籍中にも彼の十八番であるコラボレーションを次々と実現。2012年、2013年は日本のAMBUSH®(アンブッシュ)とMP3プレイヤーやペンダント、フットボールシャツなどを制作。

同じく日本のKAPITAL(キャピタル)のKiro Hirataとは2013年春夏コレクションを制作しています。

2016年には藤原ヒロシが主催する Fragment Design(フラグメントデザイン)と初コラボ。

翌2017年には Supreme(シュプリーム)とコラボ。

いずれも東京のポップアップストアに何千という人々が列をなしたことから大きな話題となりました。特にSupremeとのコラボは世界規模で旋風を巻き起こし、話題性の面でも売り上げの面でも業界史上最大の規模を誇りました。

2018年~現在 DIOR 高級路線にストリートのテイストを取り入れる

出典:VOGUE

Louis Vuittonで堅牢な業績をつくったジョーンズは、同ブランドを退任すると今度は Dior homme(ディオールオム)のアーティスティックディレクターに就任。就任後すぐにメンズとウィメンズの枠を無くしてブランドをDIOR に統一しました。

そしてNIKE(ナイキ)のJordan Brand(ジョーダンブランド)とパートナーシップを結び、「AirJordan1 High OG DIOR」、プレタポルテとアクセサリーのカプセルコレクション「AIR DIOR」を手掛け、スニーカー界とハイブランド界に衝撃を与えたのです。

さらに2020年秋のコレクションではStüssy(ステューシー)の生みの親、Shawn Stussy(ショーン・ステューシー)とのコラボも実現。

こうしてラグジュアリー感を特徴とする高級路線のディオールにスポーツ及びストリートファッションを大胆に組み合わせ、革新的なスタイルを生み出しました。

2018年~現在 自社ブランド「KIM JONES」復活!日本ではGUで売り切れなど話題に

出典:NIKE

Louis Vuitton を退任し、DIORのディレクターに就任した2018年。ジョーンズは2008年より休止させていた自社ブランドのKIM JONESを復活させ、GU(ジーユー)とコラボを行って日本で大きな話題となります。価格とクオリティのバランスがよく、若い人たち、そして誰もが気軽に着られるKIM JONES GU PRODUCTION(キム・ジョーンズ ジーユー プロダクション)のアイテムは第一弾、第二弾、第三弾と展開し、全国のショップで即完売となりました。

また同年、NIKELAB(ナイキラボ)と組み、スニーカー、トレーニングウェア、Tシャツ、ショーツなどスポーツウェアにクールなデザインを落とし込んだアイテムを生み出し、さらに2021年にはAirMAX95とのコラボスニーカーを発売し、こちらも大きな話題になりました。

まとめ

ファッション界で若い頃から頭角を現し、ビッグメゾンで実績を積み続けるキム・ジョーンズ。彼がこれまでに生み出してきた人気アイテムの多くは現在入手することがなかなか難しいかもしれませんが、探してみる価値はあるでしょう。

ファッションデザインの鬼才、世紀のコラボレーターとして名を馳せ、世界中を舞台に活躍する彼の動向は、これからもますます目が離せません。この記事を読んで気になった方は、ぜひ今後の活躍を追ってみてはいかがでしょうか。

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